キャンプ旅をする上で、解決しなければならない問題のひとつに「お風呂」があります。
高規格なキャンプ場を利用すれば、施設内に温水シャワールームが併設している所もありますが、通常はシャワー施設が無いキャンプ場がほとんどです。
キャンプ場の近くに日帰り入浴施設があればラッキーですが、キャンプ場の周囲に集落やお店が無いところも多い。
また、高級なホテルの入浴料は割高な事が多く、連日利用すると懐具合が厳しくなることもあるでしょう。
キャンプ旅をする上で、解決しなければならない問題のひとつに「お風呂」があります。
高規格なキャンプ場を利用すれば、施設内に温水シャワールームが併設している所もありますが、通常はシャワー施設が無いキャンプ場がほとんどです。
キャンプ場の近くに日帰り入浴施設があればラッキーですが、キャンプ場の周囲に集落やお店が無いところも多い。
また、高級なホテルの入浴料は割高な事が多く、連日利用すると懐具合が厳しくなることもあるでしょう。
何日もお風呂に入らなくても大丈夫と言う強者もいるでしょうが、夏場のキャンプでは一日一回は水浴びでもしたいところです。 特に、お風呂でお化粧を落としたい女性キャンパーは多いでしょう。
このページではキャンプや車中泊での旅先で汗を洗い流す、様々な方法をご紹介したいと思います。
やはり旅に出た時には天然温泉に入りたいですよね。
テントを張って食事を済ませ、一日の終わりに温泉に浸かる。 旅の疲れが一気に吹き飛んだ気がします。
内湯の湯船や露天風呂に浸かっていて、地元の方の方言が聞こえてくると、遠くまで旅に来たもんだなぁと感慨深くなったりもします。
温泉街のホテルや旅館では日帰り入浴をしている所が多く、一般的には500円~1,000円ほどで利用ができます。
ただ、ホテルや旅館に併設されている温泉施設は宿泊者が優先なので、平日限定や日帰り入浴者の入浴時間が指定されているところもあります。
歴史が古い温泉街では、地元の人が昔から利用している共同浴場や外湯があったりします。
草津温泉のように無料で利用できる共同浴場もありますが、大抵の共同浴場は100円~300円で入浴できる場合が多い。
中には、清掃協力金や施設維持協力金という名目で賽銭箱が置かれている所もあります。
ただ、石鹸やシャンプーが用意されていない場所がほとんどなのでタオルと一緒に持参する必要があります。
古くからある温泉地には無料で利用ができる露天風呂もあったりします。
そういった露天風呂は川沿いに多く、大雨が降った日には水没してしまう場所もあります。
そして、露天風呂の排水は、そのまま川に流されるので石鹸やシャンプーの使用が禁止されていたりします。
あと、河原の露天風呂は目立つ場所にあるので、観光客が多いと人の視線が気になって日中は、お風呂に入りづらい。
ごく稀にですが、夜間になると無料の混浴露天風呂に女性の方が入っている事があります。
あと、温泉雑誌を購入すると割引や無料で日帰り入浴ができるクーポンが付いている事があります。
ローカルな温泉雑誌が多いのですが、周辺の観光情報やキャンペーンのお得な情報が掲載されているので便利です。
長期旅の方なら、雑誌掲載の温泉施設が数か所は利用できると思うので、雑誌の購入代金以上にお得になるでしょう。
キャンプ場の近くに温泉地がない場合は移動中に銭湯を利用すると便利です。
銭湯は人口の多い市街地にありますが、一般的には350円~450円くらいの料金で利用ができます。
買い出しのついでにお風呂を済ませておけば、後でキャンプ場に着いてから、のんびりと過ごせます。
ただ、銭湯が駅前や繁華街にある場合は駐車場がなかったりするので注意が必要です。
各都道府県に公衆浴場組合があるので、同じ地域ならどこの銭湯も入浴料金が変わらない場合が多い。
多くの銭湯は12歳以上の大人料金、6歳以上12歳未満の子供料金、6歳未満の幼児料金と分けられています。
あと、石鹸やシャンプーが用意されていない場所がほとんどなのでタオルと一緒に持参する必要があります。
低料金で入浴を済ませたいならコインシャワー施設を利用すると良いでしょう。
夏場なら海水浴場やキャンプ場に併設されている事が多く、温水シャワーでも一般的には100円~300円で利用ができます。
お金を機械に入れると一回、1分間~10分間の利用ができます。
通常のコインシャワー施設なら温水シャワーの吐出時間が3~5分間の場合が多いです。
最近はコイン式シャワールームが併設された、高速道路のパーキングやサービスエリアが増えています。 道の駅に併設されているコインシャワーもあります。
高速道路のコインシャワーは一回200円で10分間も温水が出ます。
一般的なコインシャワーなら、ストップボタンが付いているので途中でシャワーの温水を止める事ができます。
その間はタイマーにカウントされないので時間を気にせずに、ゆっくりと体を洗う事ができます。
多分、男性の方なら3分もお湯が出れば十分な時間だと思います。
子供がいる方なら、一緒に入ってシャワーを浴びれば一度に済ませる事も可能です。
あと、温水シャワー施設には色々あります。
温水シャワールームが一室200円で30分間利用できる道の駅があったり、100円の利用料金で時間無制限に温水シャワーを使えるキャンプ場もありました。
そして、100円玉を一枚だけ機械に投入すると連続7分間温水が出続けるコインシャワー施設もありました。
このシャワーにはストップボタンが無いので7分間で全てを終わらせようと思うと、かなり忙しい。
まあ、ゆっくり浴びたい人は追加で100円を投入すれば良いだけの話ですが…
旅先でお風呂を探していて、周辺に利用料金の割高なホテルの日帰り入浴施設しかない場合、入浴施設を併設した福祉センターを探してみるという手もあります。
スマホに「地域名」「福祉センター」「入浴」とワードを入力して検索すると見つける事ができる場合があります。
福祉センターは地元の方の福利厚生のために作られた施設なので、低料金で利用できる入浴施設が多い。
平日なら利用者が少ないので、のんびりと湯舟に浸かることができます。
安いところだとシャンプー付きで200円~300円で入浴ができたりします。
ただ、地方自治体が管理をしているので土曜・日曜もしくは月曜日が定休日だったり、営業時間が短い場合があります。
老人福祉センターの浴場になると15時には終了してしまう場合もあり、通常でも17時~20時までの営業が多いです。
入浴施設の代わりに温水プールを利用するという方法もあります。
ゴミ処理場の排熱を利用した温水プールや温泉水を引き込んだ温水プールもあります。
原子力発電所に併設された温水プールでは無料で利用が出来たりしました。
一般的には利用料金が500円前後の場合が多い。
温水プールは冬でも営業している事が多く、プールの側にジャグジー風呂やサウナ室があったり、内湯がある場合もあります。
冬場の温水プールは暖房が効いていますが、水温がお風呂のように高くないので、しっかり泳がないと寒くなります。
水泳は全身運動なので、旅先でのストレスの発散にもなるでしょう。
ただ、プールを利用する際には競泳用の水着とスイミングキャップが必要なのでお忘れなく。
場所によっては、有料で競泳帽や水着をレンタルしてくる場合もあります。
体育館にはトレーニングルームを併設している所が多く、通常は運動した後に温水シャワールームが利用できます。
体育館によっては「トレーニング室」とか「体育室」とか呼ばれたりすることもあります。
特に小さな市町村の市民体育館は、安く利用できる事が多い。 シャワーの利用料金が別の場合もありましたが、一般的には100円~300円ほどで利用が可能です。
県外在住者でも無料で利用ができる市民体育館のトレーニングルームもありました。
バイクや車でのソロキャンプでは自転車旅と比べて体力を使う事が少なく、雨の日が続いたりすると旅先でストレスが溜まる事が多い。
そんな時は、トレーニングルームのマシーンを使って一時間ほど運動して、温水シャワーを浴びればスッキリとした気分で又、旅を続ける事ができます。
体育館の中にはキッズルームや巨大な遊具施設を併設している所もあるので、子供のいる方でも楽しめたりします。
家族が多ければ、バドミントンや卓球なども楽しめます。
あと、体育館のトレーニングルームは裸足での入室ができないので室内用の運動靴が必要になります。
ホームセンターやディスカウントショップへ行けば下の写真のような軽量なシューズが900円前後で売られています。 靴底がEVA素材のシューズなら軽量なので、バイク旅でも邪魔にはならないと思います。
なお、トレーニングルームで運動目的でのシャワールームの利用はマナー違反にはなりませんので、しっかり運動してからシャワーを利用すると良いでしょう。
お風呂などに一銭も使いたくないという旅人ならば、夏限定ですが海水浴場の無料シャワーを使うという手もあります。
屋外に設置されている冷水シャワーなら冬でも利用できる場合もありますが、さすがに沖縄でも冬の利用は厳しいでしょう。
私は以前、12月に石垣島のキャンプ場で毎日冷水シャワーを浴びていた事がありますが、死にそうなほど冷たかった…
なお、屋内のシャワールームの場合は海水浴期間が過ぎると施錠されてしまう事が多い。
これも又、夏限定の方法ですが、水着を着用して綺麗な沢の上流で水浴びをするという手があります。
水質が綺麗な沢の上流へ行くと水遊びのスポットが、たくさんあります。 更衣室が設置されている場所もあるので、女性の方でも安心して着替える事ができます。
特に四国へ行くと徳島県にある水質日本一の穴吹川を始め、数多くの清流が流れています。
上流の水は、とても冷たいので胸まで水に浸かるには少々勇気が要ります。
でも、下流の川と違って上流の澄んだ川で泳いだ場合は、全く川臭くなりません。
そして、体もクールダウンできるので、一石二鳥です。
最後に自作のシャワールームを使うという方法があります。
充電式シャワーを使った温水シャワールームのページで詳しく紹介していますが、シャワールーム自体持参していれば、お風呂の事を気にしなくても済むようになります。
荷物の限られたバイク旅の場合でも、沸かしたお湯と電動ポンプ式シャワーと折り畳み式のバケツさえあれば、木陰やポールを利用して温水シャワーを浴びる事も可能です。
無料で利用できる冷水シャワールームがあると更に便利です。
このように、旅先で事前にお風呂情報を調べておくと意外と楽しく長旅を続けることが出来ると思います。
ここで紹介したお風呂情報では極端な方法もありますが、どうぞ参考までに。
ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
キャンプ生活で起こる様々な問題やトラブル、ちょっとした工夫で快適なアウトドア生活が送れるアイデアなど、このページがお役に立てることができれば幸いです。
なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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