携帯式のシャワーと言えば、太陽熱で温める自然落下方式が主流です。
しかし、「タンクを頭上まで吊り上げないと使えない」「曇りの日には水が温まらない」というデメリットもあります。
そこで、今回はストーブで お湯を沸かして電動ポンプ式のシャワーを使うことで問題を解決してみました。 夏でも気温の低い日には温水シャワーを浴びたいですからね。
自作のシャワールームがあれば銭湯を探す手間が無くなるので便利です。
携帯式のシャワーと言えば、太陽熱で温める自然落下方式が主流です。
しかし、「タンクを頭上まで吊り上げないと使えない」「曇りの日には水が温まらない」というデメリットもあります。
そこで、今回はストーブで お湯を沸かして電動ポンプ式のシャワーを使うことで問題を解決してみました。 夏でも気温の低い日には温水シャワーを浴びたいですからね。
自作のシャワールームがあれば銭湯を探す手間が無くなるので便利です。
使用する電動ポンプはシガープラグから電源を使うではなく、充電式バッテリーが内蔵された持ち運びが可能な電動ポンプです。
このページでは充電可能な電動ポンプ式シャワーを使った即席キャンプシャワールームをご紹介いたします。
持ち運びが可能な電動ポンプ式シャワールームを作るには以下のものが必要になります。
電動ポンプ式シャワーと言えば、昔はシガープラグから12Vの電源コードを伸ばして使うタイプのものが主流でした。
しかし、最近はUSBから充電できる便利な充電式の電動シャワーが安価で発売されています。
シガーソケットから電源を取るタイプのポータブルシャワーの場合は車の近くでしか使用することができませんが、充電式の場合は場所を選ばずどこででもシャワーを浴びる事ができます。
最近は各メーカーから充電式のシャワーが発売されていますが、その中で値段が安くてコンパクトに収納できるものをチョイス。
もし壊れても、価格が安ければ気兼ねなく分解修理できると思います。セール中だったので2,000円ほどで購入。
【Acetek ポータブルシャワー】
・電圧:3.7V
・電流:2.6A
・水量:2.5L/min
・電池容量:2200mAH
・使用時間:45~60min
・ホース:1.8m
・USB 充電コード:0.8m
・電力供給:充電式リチウム電池
・充電方法:USB充電; 5V, 0.5~2A
・充電時間:2~5H
この商品はシャワーの水量を調節することができないので、水を節約する時はこまめにスイッチを切る必要があります。
あとスイッチ部分本体にリチウム電池が内蔵されています。このスイッチは完全防水ではないのでビニール袋等で防水対策をしておいた方が良さそうです。
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こちらはシャワーヘッドに一時停止ボタンがあるので便利ですね。
シャワールームとして使うのは、組み立てが簡単なポップアップテントです。
ケースから取り出すと、5秒ほどであっという間に組み立てる事ができます。ただ収納時に少々コツが要りますが、慣れるととっても簡単です。
携帯用のバケツにも色々と種類がありますが、キャンプ場まで持ち運ぶことを考えると軽量でコンパクトになるものが良いと思います。
収納性を重視してターポリン製の折り畳みバケツをチョイス。 この携帯用バケツは折り畳むと大変コンパクトになります。このサイズで16リットルの容量があります。
バケツを使って洗濯したり、スイカを冷やしたり、バケツがあると色々な用途にも応用ができるので常備しておくと大変便利です。
【Freegrace 折りたたみ式 バケツ 16L】
・サイズ:(約)30cm×25cm
・容 量:(約)16L
・重 量:(約)288g
・素 材:プレミアム500Dターポリン
ただ、このタイプの折り畳み式バケツの難点は、中に水が入っている時は安定して自立するのですが、何かの衝撃で傾くと倒れてしまうことがあります。
温水シャワーを浴びるには肝心の温水が必要になります。
快適にシャワーを浴びるには最低でも10リットル以上は欲しいところですので、夏の適温の水道水10リットル+熱湯2リットルくらいが丁度良いと思います。
お湯を沸かすヤカンは一般的な家庭用のものでも構わないと思いますが、我が家ではコンパクトなヤカンを使用しています。
【キューブケトル 2.8L】
・サイズ:(約)227mm×227mm×95mm
・重 量:(約)900g
・容 量:(約)2.8L(実用使用量約2.5L)
・材 質
・ 本 体:ステンレス(底の厚さ0.6mm)
・ フ タ:ステンレス
・ 蓋取手:耐熱フェノール樹脂
・ ストレーナー:ステンレス
・生産国:日本
一般的な丸い形のヤカンは、飛び出た注ぎ口や取っ手が邪魔でデッドスペースが多く、なかなか思うように旅道具と一緒に、すっきりとしたパッキングができない事が多い。
その点、このヤカンは角形で薄く、取っ手や注ぎ口が最小限の大きさに作られているので収納し易い。 更に注ぎ口にはアウトドアでもホコリが入りにくいようにプレートタイプのフタも付いています。
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シャワーを浴びる際に足元が泥だらけになると嫌なので、ペット用のバスタブを利用します。
バスタブがあれば、シャワーを浴びる時に脱いだ衣服もそのままバスタブにいれておくことができます。
【Lalawow ペット用プール Lサイズ】
・サイズ:(約)φ800mm×200mm
・重 量:(約)1.5kg
・材 質:PVC化合物の布
このペット用のバスタブは、収納サイズが非常にコンパクトで携帯性に優れています。直径は80センチあるのでシャワーテントの中に余裕で収まります。
バスタブの底には排水用の水抜きもあります。
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まずは、シャワーで使う温水を作ります。
用意したバケツに10リットルの水を入れます。夏の水道なので水温は28℃でした。
そして、2リットルの沸騰したお湯を用意します。
沸騰したら熱湯をバケツの中に投入します。
すると、お湯の温度は丁度40℃になりました。
夏なら、このくらいが適温です。
また別の方法で、太陽熱を利用して温水を作る方法もあります。
黒色の折りたたみバケツを利用してシャワー用の温水を製作する方法を以下のリンク先で紹介しています。
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シャワールームをセッティングしてみました。
テントの四隅にペグを打って固定しています。
もし、風が強い時は頂上付近のガイラインループから張り綱で四方向から固定すると良いでしょう。
そして、ポップアップ式テントにシャワーヘッドを吊り下げます。
う~ん、シャワーヘッドは頭上より高い位置に吊るしたいのですが、良さそうな場所が見つかりません。
とりあえず、天窓のジッパーに付属のフックを挟み込んでみました。
でも、実際に使用するとホース内を通る水の重量に耐え切れずに落下してしまいます。
なので、テントの天井付近にシャワーヘッド吊り下げ用のベルトを縫い付けてみました。
そして、回転式フックを100円ショップで購入してフック代わりにしてみました。回転するので使いやすい。
そして、ペット用のバスタブ、バケツ、シャワーポンプをセッティングします。
折り畳みバケツは転倒しないようにロープで吊っています。
バケツの取っ手は二つともロープで吊ると更に安定します。
スイッチは完全防水ではないので、ジッパーの外に出しておきます。
そして、ポンプのスイッチを入れると頭上の高さにあるシャワーヘッドから勢いよく温水が出てきました。
お湯も適温なので、なかなか快適です♪
個人差もありますが、髪の短い男の人ならば10リットルくらいの温水があれば十分ではないかと思います。
最後にバスタブに溜まった排水はバケツに戻して、炊事場や足洗い場などの排水施設に廃棄すれば良いでしょう。
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シャワールームを収納する際は、しっかりと乾燥させておきます。カビなどが発生したらイヤですからね。
自作シャワールームで使用するすべての道具は折り畳みが可能なので、ポップアップテントの収納袋に一緒に入れて収納することが可能です。
きれいに収まりました。
横から見ても、とってもスリム。
車旅ならば、これでお風呂の心配はなくなりますね。
もしキャンプ場に無料で利用ができる冷水シャワールームがあるならラッキーです。
温水シャワーセットをシャワールームに持ち込めば手軽に温水シャワーを浴びる事が可能になります。
沸かしたお湯は2Lの保温ボトルに入れておきます。もしくはヤカンにお湯をいれたまま持ち運び。
シャワールームの壁にシャワーヘッドをかけるシャワーフックがあれば更に便利です。
これなら、ポップアップテントとバスタブは不要になります。
この方法ならバイク旅やチャリンコ旅でも温水シャワーセットを持ち運びすることができそうですね。
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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
キャンプ生活で起こる様々な問題やトラブル、ちょっとした工夫で快適なアウトドア生活が送れるアイデアなど、このページがお役に立てることができれば幸いです。
なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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