ロケットストーブ用の煙突を入れ子式に収納する方法

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ロケットストーブは内部の燃焼筒が排煙を押し出す能力があるので、煙突の横引きの長さと垂直方向の立ち上がりの長さが同じでも排煙が可能です。

なので冬のキャンプで一般的な薪ストーブを横引きする場合より煙突の本数は少なくて済むのですが、やはり煙突は、かさばりますね。

このページでは、煙突を入れ子にして収納サイズを半分にしてしまう方法をご紹介します。

要するにφ106mmの煙突の中にφ100mmの煙突を入れて収納サイズを半分にしてみました。

曲がり煙突のみを加工する簡単な方法ですので、興味ある方はご参考になさってください。

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ロケットストーブの入れ子煙突製作材料

入れ子煙突仕様にするのに当たって以下のものが必要です。
※横引きを2本にする場合

【ロケットストーブの入れ子煙突製作材料】

●φ106mm 煙突直管:3ヶ
●2mmのアルミ製針金:1ヶ
●バイクマフラー用耐熱パテ:1ヶ
●シリコンコーキング剤:1ヶ
●ホースクランプ:1ヶ

入れ子煙突の製作材料

ロケットストーブの排気口パーツの取換

今までロケットストーブにはφ100mmの煙突を取り付けていたので、φ106mmの煙突の取り付けができるように排気口をφ106mmの物へ変更します。

その際に、ロケットストーブ本体の排気口部分の穴に金切バサミで少しだけ切れ込みを入れてからペンチでわずかに広げなければなりませんので、広げ過ぎないように慎重に…

まず、自作加工用に用意したφ106mm 煙突直管の径が小さい方をカットします。

φ106mmの煙突をロケットストーブ用にカットする
φ106mmの排気口パーツ

ロケットストーブの排気口に取り付けていたφ100mmの排気口パーツを取り外して、カットしたφ106mmのパーツに取り替えます。

これで横引きの煙突はφ106mmのものが取り付け可能になります。

φ100mmとφ106mmの煙突を入れ替える

曲がり煙突の加工

まず、煙突の横引きと立ち上がりの接続部分に使っているφ100mm曲がり煙突をグラインダーでカットします。

そして、このカットした部分にφ106mmの煙突が接続できるようなアダプターを加工していきます。

φ100mm曲がり煙突の横引き接続部分をグラインダーでカット

次にロケットストーブの排気口パーツを作った時に余ったφ106mmの煙突直管の残りを使ってメス部分を制作します。
煙突は125mmの長さで切断。

このパーツが曲がり煙突の外側に覆いかぶさります。

φ106mm煙突直管をグラインダーでカット

そしてφ106mm ⇒ φ100mmの煙突異径エビ曲りを作るわけですが、煙突直径φ100mmにφ106mmを被せた時の隙間はどのくらいあるかというと。
おおよそですが、106mm(内径) - 100.6mm(外径)= 5.4mmくらい

なので、煙突隙間の周囲を埋めるには2.7mmより小さいものがあればベストということになります。

そこで、百円ショップで2mmのアルミ製針金を購入しました。

煙突の隙間を埋める2mmのアルミ製針金

針金を曲がり煙突にぴったりと固定するために、マスキングテープで仮止めをしてから瞬間接着剤を使って動かないように煙突に接着します。

曲がり煙突に瞬間接着剤で2mmのアルミ製針金を固定する

下の写真のように、煙突間の隙間はほとんどなくなっているので、しっかりと固定しておかないとφ106mmの煙突パーツを差し込んだ時に針金がずれてしまいます。

曲がり煙突に2mmのアルミ製針金を使うと隙間がぴったり

針金が固定できたら、マスキングテープを剥がしてオートバイのマフラー修理用のパテを針金と針金の隙間にしっかりと塗り込む。

曲がり煙突にマフラー修理用のパテを塗る

そして、用意していたφ106mmのパーツを差し込んで取り付け完了。

曲がり煙突の隙間にシリコンコーキング剤を塗る

ただ、このマフラー修理用のパテ(ガンガム)はいつも数か月が経過するとボロボロと崩れて剥がれ落ちてしまうという欠点があるので、剥がれ防止のために煙突の外側はシリコンコーキング剤を使ってみました。

自分が乗っているバイクのマフラーとエキパイの接合部分にもコーキング剤を使って修理していますが、今のところ問題が無いのでこれでいけるのではないかと思っています。

一般的にコーキング剤の耐熱温度は150℃くらいのようですが、ロケットストーブの煙突温度は薪ストーブほど上がらないので試しに使ってみました。

曲がり煙突の隙間にシリコンコーキング剤を塗る

そして、煙突の内側はマフラー修理用のパテをしっかり塗り込んで隙間を無くします。

煙突の隙間にマフラー修理用のパテをしっかりと塗る

煙突の内側はさすがに高温になるので、コーキング剤では役に立ちません。

この場所は耐熱温度が600℃の耐熱塗料のスプレーで塗装して塗膜で保護してみました。

煙突の隙間に耐熱スプレーをしっかりと塗る

最後に、パイプバンドを付け根部分に締めて完成です。

煙突を取り外す際には熱収縮やタールなどが固着してしまうことで、なかなか外れない場合があります。

力を入れて煙突を抜いた時にアダプター部分の接着が外れて煙突と一緒にすっぽ抜けてしまうのを防止するためにホースクランプ(パイプバンド)でしっかりと締め付けておきました。

煙突のすっぽ抜け防止にパイプバンドを取り付ける

排気漏れのチェック

パテや塗装が乾いてから、実際にロケットストーブに煙突を繋いで燃焼させてみました。

異径曲がり煙突を繋いだロケットストーブ
ロケットストーブの炎

煙突内に使用した耐熱スプレーは熱を加えて硬化させるタイプなので、しばらく煙突トップから白煙が出ていましたが、ほどなく煙は透明に。

ロケットストーブの煙は透明

2時間ほどガンガン燃焼させてみましたが排気漏れは全く無く、シリコンコーキング剤の熱劣化も見受けられませんでした。

今回は煙突エビ曲がりを加工しましたが煙突直管でも同じように応用することができるので、薪ストーブの積載時に煙突の収納スペースに困っている方は同じような方法で異径レジューサーを自作してみてもいいですね。

煙突の収納スペースが半分になるので、かなりコンパクトになります。

煙突エビ曲がりからの排気漏れはありません
自作の異径煙突エビ曲がり

煙突を入れ子にして収納

今までは断熱煙突も含めて煙突を5本収納しなければなりませんでしたが。

ロケットストーブの煙突収納

煙突を二重収納することによりロケットストーブの収納スペースを大幅に縮小することができました。

キャンプ時に煙突を入れ子収納
煙突を入れ子に収納
ロケットストーブ用の煙突を入れ子式に収納する方法
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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
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キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

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一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

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