焚き火をしたり、薪ストーブを使っていると薪集めや運搬をする機会が増えます。
そんな時は薪を簡単に包んで運ぶことが出来る薪トートバッグがあると便利です。
また、地面が雨でぬかるんでいる場合には、集めた薪を乾燥した状態で保管する薪ラックも欲しくなります。
そこで、薪バッグと薪ラックを兼ねた薪トートバッグ(ログトート)を百均のアイテムで製作してみました。
焚き火をしたり、薪ストーブを使っていると薪集めや運搬をする機会が増えます。
そんな時は薪を簡単に包んで運ぶことが出来る薪トートバッグがあると便利です。
また、地面が雨でぬかるんでいる場合には、集めた薪を乾燥した状態で保管する薪ラックも欲しくなります。
そこで、薪バッグと薪ラックを兼ねた薪トートバッグ(ログトート)を百均のアイテムで製作してみました。
この自作の薪トートバッグは他にもエプロンとしても使用することができます。
このページでは百均のアイテムを使用した一つ三役の薪トートバッグの作り方を紹介したいと思います。
この「BOXカーテン」は百円ショップのダイソーさんで購入しました。
三段ボックスの目隠しカーテンとして販売されているアイテムです。
【スペック】
サイズ:(約)450mm×(約)880mm
材 質:ポリエステル70%、綿30%
生産国:中国
この素材の良いところはポリエステルとコットンの混材だというところです。
丈夫で乾燥の早いポリエステルと火に強いコットンが組み合わされているので、火の近くで使う布材としては最適です。
最近はポリコットン製のタープなども人気ですからね。
このボックス用カーテンを使って薪トートバッグを製作していきます。
商品とは全く別の使い方をするので、ここからは自己責任の元での改造になりますので、ご了承願います。
このボックス用カーテンにはロープやポールを通す為に布の短辺にスリーブが作られています。
スリープにロープなどを通して三段ボックスに吊り下げてカーテンとして利用するようです。
スリーブは後ほど利用するので、このままにしておきます。
そして、反対側の短辺にはスリーブがありませんでしが新しくスリーブを製作しました。
反対側と同じサイズのスリーブにしています。
これで両側にスリーブがある一枚の布になりました。
次に使う材料は「PPテープ」です。
今回は家に余っていた20mm巾のベルトを使いましたが、25mm巾の方が強度は強くなると思います。
20mm巾でも25mm巾でも長さは2メートルあり、価格は税抜き100円です。
このストラップベルトを2本使います。
そして、ベルトの長さを調節する「テープアジャスター」というパーツを使います。
このパーツは破れて使えなくなったバッグから取り外したものです。
なので材料費はかかっていません。
百円ショップのバッグにテープアジャスターが付いていれば、それを流用するという方法もありますね。
予めテープアジャスターをPPテープに縫い付けておきます。
先程、用意したテープアジャスター付きのベルトをボックス用カーテンに縫い付けていきます。
先ずはベルトの位置決めをするために、両面テープで仮止めをしておきます。
糸を縫い付ける場所はベルトの両サイドになるので、両面テープに縫い針は当たりません。
縫製で使用する糸は百均で売ってた「#30のポリエステル糸」です。
布に取り付けるベルトの位置は端から100mmにしました。
手縫いで取り付けたので時間はかかりましたが完成しました。
下の写真のように両側から別方向にベルトを縫い付けています。
ベルトは切断していないので2メートルの長さのままです。
同じ短辺側にあるベルトとテープアジャスターを通したり、反対側の短辺にあるテープアジャスターに通すことで、取っ手の位置を90°変える事ができるようにしました。
ベルトをテープアジャスターに通すだけなので簡単です。
同じ短辺側にあるベルトとテープアジャスターを通した場合は取っ手の長さを長くしたり。
反対に取っ手を短くしたりできます。
余ったベルトは面ファスナーでまとめておきます。
キャンプで活躍する面ファスナーの便利な使い方はこちらでも詳しく紹介しています。
「薪トートバッグ」として使ってみます。
布の強度が多少低くてもベルトの強度があれば問題ないと思います。
こちらは薪を包む布の内側になります。
裏から見ると縫い跡が2本見えます。
この薪トートバッグの使い方は簡単です。
広げた布の上に薪を並べて置いて。
両側の取っ手になるベルトを持ち上げるだけです。
これで、簡単に薪を運搬することが可能になります。
ベルトの長さが調節できるので、長くすれば肩にかけて薪を運ぶことができます。
反対にベルトを短くすれば、手で持てる薪バッグになります。
次は「薪ラック」として使ってみます。
そのままでも薪スタンドとして使えますが、スリーブに木の枝を通すことで布に張りが出て強度がアップします。
布の両側にあるスリーブに木の枝をそれぞれ通しておきます。
そして、あらかじめ木の枝で作っておいた骨組みにベルトをかけてセットします。
同じ長さの木の枝が4本あれば骨組みを作ることができます。
木の枝はロープで巻いているだけなので簡単です。
スリーブに枝を通すと薪を置くスペースが広くなります。
骨組みがしっかりとしていれば、大量に薪をのせることが可能です。
これなら、地面がぬかるんでいても薪が濡れてしまう心配もありません。
見た目もカッコイイ薪スタンドです。
薪はベルトで支えられているので、それほど布に負荷はかかっていないようです。
次は「エプロン」として使います。
薪トートの取っ手を首にかけて長さを調節します。
そして、腰の位置にベルトを巻けば作業用のエプロンとして使えます。
薪割りの作業時にはエプロンとして使っても良いですね。
製作した薪トートバッグを折り畳んでみました。
もともと生地が薄いので、とてもコンパクトになります。
この収納サイズなら荷物の邪魔にはなりませんね。
今回は総額でも300円(税抜)で製作ができる自作の薪トートの紹介でした。
ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
スポンサーリンク
【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
キャンプ生活で起こる様々な問題やトラブル、ちょっとした工夫で快適なアウトドア生活が送れるアイデアなど、このページがお役に立てることができれば幸いです。
なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
【関連記事】
【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。