激安 百均のヘッドライト - コスパに優れたヘッドランプ

キャンプで使える超明るいLEDヘッドライトも百均で揃う時代になりました。

価格は何と税抜き100円。

実際に暗闇で使ってみると、明るくて違和感なく作業が出来ます。

ぼってりとしたレトロなデザインは今一つですが、機能面では合格だと思います。

このページでは百均のLEDヘッドライトについて紹介したいと思います。

このヘッドライトなら家族分を揃えて買っても安く済みますね。

購入したショップはダイソーさんですが、セリアさんでも販売されています。

LEDヘッドライト

商品名はシンプルに「LEDヘッドライト」です。

正直、本体のシルエットは超ダサい。

LEDライトが出始めた初期の頃を彷彿させるデザインなので、性能も今一つなのかなって思ってしまいます。

しかし、そんなデザインとは裏腹に性能はピカ一でした。

このスペックで税抜き100円なんて驚きです。

中国製ですが、日本の会社が取り扱っているようです。

【スペック】

・サイズ:70mm×60mm×58mm
・材 質
  本 体:ポリプロピレン
  レンズ:ポリスチレン
  クッションパッド:EVA樹脂
  スイッチボタン:塩化ビニル樹脂
  ベルト:ポリエステル、ゴム
  ベルトクリップ:ABS樹脂
・重 量:49g
・使用電池:単四乾電池×3本
・連続使用時間:(約)9時間
・生産国:中国

百円ショップのLEDヘッドライト

商品の詳細

本体がポリプロピレン(PP)なので、非常に軽いです。ペットボトルのキャップと同じ素材ですね。

素材を安価にすることで、この販売価格を維持しているのでしょう。

百均ヘッドランプの詳細

ヘッドバンドの長さが調節できるので大人から子供まで使用することができます。

ゴムベルトが細く、すぐに伸びてしまいそうですが、メーカー品も同様なので問題ありません。

ゴムベルトはサイズ調整が可能

ベルトには「 LED HEADLIGHT 」の文字が印字されています。

 LED HEADLIGHT の文字が印字されている

額に当たる部分には、クッション材が貼ってあります。

クッション材の厚みはありませんが、適度に湾曲しているのでフィット感は良いです。

クッション材の厚みはありませんが、適度に湾曲している

照射角度

ヘッドライトを照射する範囲は180°です。

カチカチと動くタイプではなく、無段階にするっと回転します。

水平方向を照らす角度から下に向けてみます。

ヘッドライトを照射する範囲は180°

額パッドが真下の位置にまで可動します。

これは意外と便利。

どういった時に便利かと言うと、ヘッドランプを首から下げた状態で使う場合は180°まで広げると正面を照らすことができるのです。

しかも、その状態だとスイッチが上側に来るので押しやすくなります。

ヘッドランプを首から下げた状態で使える

額パッドの角度を固定する強さはネジ締めで調節します。

ただ、ネジは樹脂部分に締め込んでいるので、何度もネジを締めるとカパカパに緩くなるかも知れません。

ネジは樹脂部分に締め込んでいる

分解可能?

ライトのレンズ部分をクルクルと回すと簡単に外れます。

簡単に外れるのですが、元に戻そうとすると今度はネジ山が合わなくて回せなくなります。

ライトのレンズ部分をクルクルと回すと簡単に外れる

何ワット級か分かりませんが、ハイパワーLEDと思われるものが搭載されています。

そして、LEDの熱はスター型アルミ基板で放熱されています。

これだけでも日本でパーツを買うと400円くらいはします。

ハイパワーLEDが搭載されている

バッテリーケース

バッテリーケースのフタは小さなネジで固定されているので精密ドライバーであける必要があります。

え!?フタを開けるのに毎回精密ドライバーが必要なの?

バッテリーケースのフタは小さなネジで固定されている

と思ったら、フタの横に爪がありました。

このツメは意外に固いのでネジが無くてもフタが自然に外れることはないと思います。

フタの横に爪がある

バッテリーケースには単4電池が3本入るスロットがあります。

安価なライトは、この電極がすぐに錆びることがあります。

予めに接点復活材などを塗って錆止めをした方が良いかも知れませんね。

単4電池が3本入るスロットがある

使用した電池はエネループです。

乾電池と比べると電圧は低くなりますが、使用には問題ありませんでした。

使用した電池はエネループ

スイッチ

ヘッドライトのスイッチはオン・オフのみです。

最近のヘッドライトは照射バリエーションが多いので、何度もスイッチを押さないと消せない場合があります。

シンプルでイイですね。

そして、ヘッドライトを装着した時にスイッチが下側にくるので押しやすい。

また、スイッチボタンが大きいので暗闇で分かりやすい点も良い。

ヘッドライトのスイッチ

重量

本体重量は実測で49グラム。

大きさの割には、とても軽いです。

大きさの割には、とても軽いヘッドライト

電池を入れても84グラムの重量です。

これはウルトラライトなキャンプアイテムの部類にも入るでしょう。

電池を入れても84グラム

明るさ

装着感はというと…

ん~微妙。

前方にレンズ部分が突出している分、テコの原理で額の下側に圧力がかかるような感じです。

動き回らなければ問題ありませんが、歩いている時は頭に着けるより首からぶら下げた方が良い感じがします。

装着感は微妙

明るさに関しては問題ありません。

明かりの中心がスポット的に明るくなっています。

手元を照らして作業するには丁度イイ。

明かりの中心がスポット的に明るくなっている

現在使っている122ルーメンのヘッドライトと明るさと比較してみました。

左が百均のヘッドライト。

百均の方が若干暗いですが、このくらい明るければ夜間にテントの設営や調理なども問題なくこなせるでしょう。

122ルーメンのヘッドライトと明るさと比較

本体サイズのデカさだけがネックですが、改良の余地はありますね。

本体のサイズのデカさだけがネック

改造

このヘッドライト、コスパは最高なのですが無駄に大きいので少し改造してみる事にします。

商品の注意事項に「分解や改造をしないでください」と記載されているので、分解する場合は自己責任の元で行ってください。

まずは裏から4本のネジを外して分解します。

4本のネジを外して分解

ライトを小型化するには、レンズ部分の出っ張りをカットしなくてはなりません。

レンズ部分の出っ張りが大きいのでカット

材質がポリプロピレンなので、カッターナイフで切る事ができます。

ただ、カットするのに力を入れるので、細心の注意をしないと手を切って怪我をします。

ポリプロピレンなので、カッターナイフで切れる

そして、LEDの裏側を支える部分もカットします。

LEDを支える部分もカット

リフレクターの出っ張りも斜めにカットします。

リフレクターの出っ張りも斜めにカット

最後はヤスリで仕上げています。

最後はヤスリで仕上げている

この部分は電池ケースの裏側に当たるので、形に合わせて斜めにしました。

リフレクターが電池ケースの裏側に当たる

そして、本体パーツの内側にリフレクターを入れ込みます。

しかし、リフレクターが滑って位置が安定しないので、開口部分をテーパー状にカットしました。

リフレクターが滑るので、開口部分をテーパー状にカット

ここもカッターナイフを使って切る事ができます。

ここもカッターナイフを使って切る事ができる

そして、リフレクターを本体の中に入れて固定しました。

先程、テーパー状にカットした部分にリフレクターが固定されているので動きません。

リフレクターを本体の中に入れて固定

ピッタリとハマっているように見えますが、素材が柔らかいP.P.なので思いっきり押すと動きます。

リフレクターが固定されている

最後にレンズを取り付けます。

使用したのは百均のボンド「GPクリヤー」です。

このボンドはポリプロピレンも接着できます。

両面テープをボンドで貼る

レンズにボンドが付着しないように注意します。

レンズにボンドが付着しないように注意

そして、本体に貼り付ければ完成。

少しはスタイリッシュなヘッドライトになったかも。

これで、約14mm短くなりました。

その分、LEDを放熱するアルミ基板がバッテリーケースの裏側に近くなるので、長時間使用すると熱によるLEDの劣化や本体が溶ける影響があるかもしれません。

不具合があれば、また追記したいと思います。

少しはスタイリッシュなヘッドライトになったかも

重量は5グラム減って44gになりました。

重量は5グラム減って44gになった

取り除いたパーツの重量は4グラム。

取り除いたパーツの重量は4グラム

コンパクトになったので収納しやすくなりました。

なにせ価格が110円なので、ソロキャンプ初心者の方には最適なヘッドランプだと思います。

ベテランの方も予備のヘッドランプとして使ってみてはいかがでしょうか。

コンパクトに改造したヘッドライト

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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

激安 百均のヘッドライト - コスパに優れたヘッドランプ
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