星空の下で焚き火の灯りを眺めながら思いにふける…
キャンプでの焚き火は日常を忘れさせてくれる大人の楽しみでもあります。
キャンプを始めるにあたり、まず焚き火台の購入から考えている方は多いと思います。
しかし、様々な種類の焚き火台が各アウトドアメーカーから販売されているので迷ってしまうでしょう。
ならば、手始めに百均の商品で焚火台を自分で製作してみてはいかがでしょうか。
星空の下で焚き火の灯りを眺めながら思いにふける…
キャンプでの焚き火は日常を忘れさせてくれる大人の楽しみでもあります。
キャンプを始めるにあたり、まず焚き火台の購入から考えている方は多いと思います。
しかし、様々な種類の焚き火台が各アウトドアメーカーから販売されているので迷ってしまうでしょう。
ならば、手始めに百均の商品で焚火台を自分で製作してみてはいかがでしょうか。
今回は百円ショップで売られていた「ステンレス製 折りたたみ蒸し器」と「クッカースタンド」を組み合わせて焚き火台に仕上げてみました。
実際に焚き火台として使った様子をご紹介したいと思いますので、ご参考までに。
【自作のコンパクト焚火台の材料】
・ステンレス製折りたたみ蒸し器:1ヶ
・クッカースタンド:1ヶ
・ステンレス万能トレー:1ヶ
100円ショップの材料で焚火台を作るに当たって以下のものが必要です。
今回製作する焚火台の材料は百均で購入しましたが、ステンレス製折りたたみ蒸し器だけは250円(税抜)でした。
ただ、この折りたたみ蒸し器を使用することによって、収納サイズが格段にコンパクトになります。
材料については、次の項目で詳しく説明したいと思います。
この「ステンレス製折りたたみ蒸し器」は百円ショップのダイソーさんから発売されています。
100円(税抜)商品ではありませんがネット通販でも、こんなに安くは売っているお店はないので大変お得だと思います。
商品サイズは(約)13cm~23cm。収納サイズがφ13cmなのでとってもコンパクトです。
商品の説明欄には直火で使用しないでくださいと書かれていますが、本来とは全く違う使い方をするので完全に保証外ですね。
蒸し器は折り畳まれた状態から中央の穴に指を入れてステンレス羽根を広げていくと、こんなに大きくなります。
かなり大きい!
商品をひっくり返すと、裏側には脚が3本あります。
そして、蒸し器の中央にリングの付いたつまみがあります。
もし、このつまみを取り外さずに焚き火をした場合は、ナット部分がアルミ製なので溶けて外れてしまいます。
なので、事前に取り外しておいても良いでしょう。
この「クッカースタンド」は百円ショップのセリアさんから発売されています。
元々はアルコールストーブ用のゴトクですが、これを焚火台の脚として流用します。
金属板が3枚だけなので、収納サイズがとてもコンパクトになります。
3枚の板を組み合わせると下の写真のような三角形になる。
この「ステンレス万能トレー」は百円ショップのセリアさんから発売されています。
使用したトレーのサイズは185mm×225mm×10mm。
このサイズが一番コンパクトで持ち運びしやすいと思います。
このトレーは焚き火の輻射熱が直接地面に伝わらないように焚火台の下に敷くために利用します。
浅型のトレーなので、薄くて良い。
まずはステンレス万能トレーの上にクッカースタンドを組み立てて乗せます。
そして、その上にステンレス製折りたたみ蒸し器を乗せれば完成。
とっても簡単。
蒸し器の脚は3本なので、三角形のクッカースタンドとの収まりも良い。
ただ、蒸し器を全開に開いた状態では焚火台としては使いづらいので、ここから少々改良します。
蒸し器を裏返して、ステンレス羽根の根元に当たる部分を写真のようにペンチで曲げてゆきます。
下の写真のように羽根の根元を少し曲げる事によって、蒸し器を開いたときに全開にならないようにします。
これで、蒸し器を開いたときに羽根部分がボウル状の形になります。
この形なら薪や炭を入れて燃やした時に上昇気流が生まれて火力が上がります。
そして、折り畳んだ際には、とてもコンパクトになります。
実際に自作した焚火台で焚き火をしてみます。
用意した薪は松の廃材なので良く乾燥しています。
着火剤代わりの牛乳パックに火を点けると勢いよく燃え始めました。
この蒸し器の全面には小さな穴が開けられています。
なので底面の穴から空気を吸い込み、上昇気流が発生して良く燃えています。
良く燃えている焚き火の中に炭を投入します。
着火しにくい木炭でも、燃え盛る焚き火の中に入れてしまえば簡単に着火します。
ここで、百円ショップのセリアさんから発売されている「丸・角焼網 炙職人」を使います。
この焼き網は2枚セットで売られているのでお得です。
炭に火が点いたところで、自作した焚火台に焼き網を乗せます。
ウチワで仰ぐのもお忘れなく。
あと、焼き網が軽いので自作した焚火台の上にアミを乗せただけでは少々不安定になります。
肉が焼き網に貼りついた場合は、肉を持ち上げると焼き網ごと持ち上がってしまう…
そういう時は、ダブルクリップを利用します。ダブルクリップも100円ショップで販売されています。
写真のように折りたたみ蒸し器の羽根にダブルクリップを固定して、片方だけを折り曲げます。
すると、網の部分にダブルクリップのつまみが引っかかるので、焼き網がズレなくなります。
ダブルクリップは2個使うだけで充分に焼き網を固定できます。
ソロキャンプなら、このサイズで「ひとり焼肉」も楽しめます。
焚き火もバーベキューも楽しめる100円ショップの焚火台は意外と優れものです。
収納サイズは約φ13cmと大変小さい。
ステンレス万能トレーと合わせても最大長22.5cm
収容サイズをコンパクトにするなら、折りたたみ蒸し器を使った焚き火台がおススメです。
蒸し器の脚をM6サイズのボルトに変更することで、脚高の焚き火台にすることも可能です。
以下のリンク先ではジョイントラックのポールを使った焚き火台の脚の作り方も公開しています。
こちらもオール百均アイテムで製作したトライポッド一体型の蒸し器製焚き火台です。
最近は、通販ショップでも激安の焚き火台が販売されています。
クオリティーは値段相応の物が多いですが、材料を買い揃えて作るよりも安い場合があります。
改良して自分のオリジナル焚き火として使う方には便利な商品ではないでしょうか。
以下のリンク先では3,000円以内で手に入る焚火台をご紹介いたします。
●折り畳み式の蒸し器を改良した形の焚き火台です。2019年3月の価格は849円。
●メッシュ構造のコンパクトな焚き火台です。2019年3月の価格は1,515円。
●金属製のボウル型の焚き火台です。2020年5月の価格は1,391円。
●ソロ用の小さなステンレス製のBBQコンロです。2016年12月の価格は876円。
●ステンレス製の金属プレートを組み立てるタイプの焚き火台です。2019年3月の価格は2,680円。
●パタパタと折り畳むタイプのステンレス製の焚き火台です。2020年5月の価格は3,300円。
【関連記事】
ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
キャンプ生活で起こる様々な問題やトラブル、ちょっとした工夫で快適なアウトドア生活が送れるアイデアなど、このページがお役に立てることができれば幸いです。
なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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