激安100均のシリコン保存袋

キャンプでも様々な場面で活躍するジッパー付きの密閉袋(ジップロックなど)。

ただ欠点のひとつとして、水には強いのですが熱には弱いという点があります。

そこで、百円ショップから発売されている熱に強いシリコン製の保存袋をジッパーバッグの代わりに使ってみることにしました。

この素材なら湯煎する時に鍋肌に当たっても溶けて破れることはありません。

食品の密閉保存として使うだけでなく、保温や蒸し料理、炊飯だって使えます。

シリコン製の保存袋は使い捨てではないので、ゴミが発生しなという点も嬉しい。

このページでは百均から発売されているシリコン製の保存袋について、ご紹介したいと思います。

シリコーン保存袋

この「シリコーン保存袋」は百円ショップのダイソーさんから発売されています。

大サイズと小サイズの2種類があるのですが、どちらも価格は200円(税抜)です。

同じ価格なら大きい方がお得だと思い、今回は大サイズのみを買ってみました。

【スペック】

サイズ
 最大:(約)260mm(ひも通し穴含む)
 立てた時の高さ:(約)125mm
 立てた時のマチ:(約)70mm×145mm
 薄さ:(約)5mm~20mm
 封口バンド:(約)243mm×12mm×10mm
容 量:(約)680ml
材 質
 本体:シリコーンゴム
 封口バンド:ポリスチレン
耐冷・耐熱温度:
 シリコーンゴム:-30℃~230℃
 ポリスチレン::-20℃~70℃
重 量:(約)105g

封口バンドの耐熱温度が70℃なので、加熱調理する時は注意が必要ですね。

シリコーン保存袋

直火は禁止との事ですが、電子レンジや食器洗い洗浄機の使用はオッケーなようです。

電子レンジや食洗器でも使える

商品の詳細

商品は、シリコン特有の柔らかいゴム素材です。

肉厚で重量があり、かなりしっかりした造りになっています。

シリコーン保存袋

商品本体に「MAX」と表示されたラインがあるので、ここまで液体を入れたら680mlになると思われます。

「MAX」と表示されたライン

この商品を使ってジップロックのように密閉するためには、「封口バンド」を使う必要があります。

ただ、この封口バンドが少々使いづらい。

途中まではスムーズに差し込むことが出来るのですが、封口バンドとゴムの摩擦抵抗が増えてくると最後まで閉めるのに苦労します。

対策として、封口バンドの溝に少量のサラダ油を垂らしておくと、ストレスなくスムーズに開閉ができるようになります。

封口バンドの溝に少量のサラダ油を垂らす

肉厚の素材で袋のマチが広く、テーブルに立てた状態でも使えるので便利です。

商品名は「保存袋」ですが、「保存容器」と言っても良いくらいですね。

袋のマチが広いのでテーブルに立つ

食材を温める

スーパーで買った一般的なオムスビを温めてみます。

総菜などは温かい方が美味しいですからね。

オムスビ2~3個は余裕で入りそうな容量です。

シリコン製ジップバッグでオムスビを温める

直径18センチの鍋を使ってオムスビを湯煎で温めるのですが、下の写真のように封口バンドが長いので鍋に入れにくい。

更に封口バンドの耐熱温度が低いのでお湯に浸けることができないのも難点です。

保存袋がお湯の中に入っている部分は暖かくなりますが、空気に触れている部分は、なかなか温まりません。

30分以上は湯煎をする必要があります。

封口バンドが長い

お次は、ハンバーガーを温めてみます。

保存袋の内側を濡らしてから、冷たいバーガーを入れます。

冷たいバーガーをシリコン製ジップバッグで温める

こちらもアツアツで食べるには30分以上は湯煎をする必要があります。

キャプテンスタッグのシェラカップともピッタリ

炊飯する

今度は熱に弱い封口バンドの代わりに「ダブルクリップ」を使ってみました。

金属製のダブルクリップで封口すれば、フタをした鍋の中に保存袋を入れて湯煎する事が可能になります。

密閉する必要がなければ、この方法でも問題ないでしょう。

鍋の中に「一合のお米と水を入れた保存袋」「レトルトカレー」「生卵」を入れます。

この方法なら鍋が一つしかない場合でもオカズを同時に作ることができます。

シリコン製ジップバッグで炊飯

保存袋の開口部を折り曲げてダブルクリップで固定しています。

完全密閉はされていませんが、これだけでも意外と密閉度は高いです。

ダブルクリップで固定する

鍋にフタをして沸騰させ、その後30分間弱火で加熱します。

茹で上がった玉子は途中、スプーンで取り出しました。

シリコン製密閉袋で炊飯をすること30分

ホクホクご飯が炊き上がりました。

もう、5分ほど蒸らしても良いかなって感じですが美味しいです。

ホクホクのご飯が完成

カレーをかけて茹でタマゴをトッピングすれば、美味しいカレーライスが完成です。

美味しいカレーライスが完成

食材を蒸す

シリコーン保存袋で蒸し野菜を作ります。

水に濡らしたトウモロコシ、ニンジン、カボチャ、ブロッコリーを保存袋に入れます。

トウモロコシ、ニンジン、カボチャ、ブロッコリーを保存袋に入れる

そして、ダブルクリップで封口します。

ダブルクリップで封口

鍋の中に入れます。

シリコーン保存袋を鍋に入れる

ダブルクリップはツマミを折り畳むことができるので便利です。

フタをして30分間弱火でコトコト加熱します。

30分間弱火でコトコト加熱

お好みで塩コショウ、レモン塩などを振りかけて頂きます。

30分間加熱した場合、ブロッコリーとトウモロコシは丁度良い火加減でしたが、ニンジンはまだ固いです。

カボチャも、もう少し加熱した方が良いくらいでした。

美味しい蒸し野菜

今度は「肉まん」と「シューマイ」。

蒸し料理なら、シリコーン保存袋を完全密閉しなくても良いかも知れません。

「肉まん」と「シューマイ」を30分加熱

30分後、熱々の蒸し料理が完成です。

もし、温泉地で蒸し窯が使える環境であれば、お風呂に入っている間に食材を蒸して、風呂上がりに食べるといった使い方もできますね。

熱々の蒸し料理

食材を浸け置く

自宅で下味を付けたお肉を浸け置いたまま、キャンプ場へ持っていくこともできます。

そして、そのまま鍋に入れて「サラダチキン」などの低温調理をすることも可能です。

他にも「野菜の浅漬け」などにも使えます。

お肉などを浸け置く

完全に密閉するなら「封口バンド」、加熱調理をするなら「ダブルクリップ」と使い分けると便利です。

シリコーン保存袋は洗って何度でも繰り返し使用できるのが利点です。

完全に密閉するなら「封口バンド」

食材の密閉保存

キャンプで料理を作り過ぎた時は、シリコーン保存袋に移し替えてタッパーの代わりとして使うこともできます。

封口バンドを使えば完全密閉できるので、汁物料理も安心して保存できます。

カレーのような液体を入れて逆さまにしても、こぼれません。

カレーを入れて逆さまにしても、こぼれません

またスナック菓子をパーティー開けしてしまった際、その食べ残しを入れることもできます。

スナック菓子をパーティー開け

シリコーン保存袋は通常のジップロックと同じような使い方ができます。

湿気に弱い食材を入れる際にも便利です。

シリコーン保存袋は通常のジップロックと同じ使い方ができる

今までは「アイラップ」を使って湯煎調理をしていましたが、鍋肌に袋が当たって溶けてしまうことが度々ありました。

このシリコーン保存袋を使えば、そんな失敗も無くなるでしょう。

アイラップよりシリコン製ジップバッグが便利

ランタンシェードとして使う

シリコーン保存袋は食品を入れるだけでなく、防水袋として使う事ができます。

保存袋にスマホなどの電子機器を入れておけば、水濡れから守ってくれるので雨の日でも安心です。

また、お手持ちのヘッドライトにシリコーン保存袋を被せることでランタンシェードとして使うことも可能です。

シリコーン保存袋をランタンシェードとして使う

ヘッドライトにシリコーン保存袋を被せるだけでランタンシェードに早変わりします。

保存袋の中にヘッドライトを入れて吊り下げる事もできるので大変便利です。

使い方次第で色々と応用ができるシリコーン保存袋は、おススメです。

ランタンシェードに早変わり

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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

激安100均のシリコン保存袋 - 百円ショップ
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