ホタルを見ながら、蛍鑑賞キャンプ

初夏の梅雨が始まる頃。

夜でも蒸し暑くなり、不快指数の上がるキャンプ季節の到来ですが、美しい川では幻想的なホタル鑑賞の季節でもあります。

ホタルは初夏から夏にかけて日本の美しい川に出没します。

タイミングが良ければ、キャンプ場で美しいホタルの乱舞を見ながら過ごすこともできるでしょう。

今、ホタルは絶滅の危機の状態にありますので子孫を残してもらう為にも持ち帰らないで見るだけにしておきましょう。

テントサイトで照明を暗くしてホタルを眺めながら過ごすのはとっても幻想的ですよ。

このページでは、ホタル鑑賞のできるキャンプ場探しや注意点をまとめてみました。

ホタルの出没する時期

ホタルの出現する期間はとても短いので、事前に下調べが必要です。

可能であれば、夜にキャンプ場へ下見に行って確認をしておくとホタルに出会う確率が高くなります。

しかし、タイミングを合わせてキャンプをしても当日の夜に気温が下がってしまうとホタルが活動しなくなる事があります。

「あ~、ホタルが一匹も見れなかった」と残念な結果になることもしばしば…

源氏蛍(ゲンジボタル)であれば5月下~6月下ごろ、平家蛍(ヘイケボタル)であれば6月下~8月頃まで見ることができます。

そして、ホタルは日没してから約2時間後の夜20時頃になると沢のあちこちで光を放ちながら乱舞を始めます。

曇っていて湿度が高く蒸し暑い、風のない夜が狙い目です。

蛍の乱舞するホタルキャンプ

ホタル鑑賞のできるキャンプ場

ホタルは綺麗な川に生息しています。

日本の清流は標高の高い場所に多いので、そのような場所にあるキャンプ場だと夜になると急に気温が下がる事があります。

夜間に肌寒いと感じるような場所では、ホタルの出没する確率が下がります。

ホタルが出没する条件としては、標高が高くなく、夜になっても急激に温度が下がらない場所で静かな環境。

そして、美しい川のそばにあるキャンプ場。

でも、ホタルが現れると言われているキャンプ場でもホタルの出現時期を外してしまうとホタルを見ることはできません。

またホタルが見れなかった場合、あまりにも期待をしすぎてガッカリすることもあります。

なので、ホタルが見れたらラッキーというように考え方を変えてキャンプをする方が良いでしょう。

乳待坊公園いこいの広場キャンプ場でホタル キャンプ

ほたる祭り

ホタル観賞スポットと言われる場所では「ほたる祭り」が開催されている事があります。

「祭り」と言っても「どんちゃん騒ぎ」ではなく、ホタルの鑑賞スポットとは少し離れた場所で屋台や静かなクラシックコンサートなどの催し物が行われていたりします。

街灯の照明も消して、ホタルを驚かせないような配慮がされている場所が多いです。

キャンプ場の近くでホタルまつりが開催されていれば、ラッキーですね。

タイミングが合えばコンサートを聴いたり、屋台の美味しい食材も楽しめるでしょう。

ホタル鑑賞しながらキャンプして祭りも楽しむ

虫除けスプレーが必需品

ホタルが現れる小川は、流れが緩やかで綺麗なところです。

そういった場所には、蚊やブヨなどの害虫も多くいます。

暗闇でホタル見物をするので蚊の標的になることは間違い無いでしょう。

なので、虫除けスプレーでしっかりと防虫対策をしてからホタル鑑賞をすることをお勧めします。

注意点として、蚊取り線香はホタルにも害を及ぼす恐れがあるのでホタルに近づけないように心がけたいですね。

ホタルに蚊取り線香は要注意

マムシに注意

ホタルが生息している川には他にも沢山の生き物が生活しています。

ヘビの餌となるカエルや昆虫なども生息しています。

暗い茂みで、うっかりとヘビを踏みつけてしまう可能性もあります。

特に毒蛇のマムシだったら大変です。

なるべく茂みなどには近づかないようにした方が無難です。

特にホタルを追いかけて遊ぶ小さなお子さんには注意が必要です。

ホタル観賞でマムシに注意

夜間の照明

足元を照らす為に懐中電灯は必要ですが、ホタルは敏感ですので過度の照明やカメラのフラッシュは厳禁です。

なるべく、灯かりは足元だけを照らすように心がけたいですね。

そして、炊事棟の電灯は明るいのでホタルの出没する時間帯はなるべく消灯しておくとホタルの明かりをより楽しむことができると思います。

ホタルを驚かせないように足元だけを照らす

テントの外にホタルが飛んできたので、中に入れてみました。

テントの中で光るホタルを見つめていると何故か不思議な気分になります。

ホタルの灯りって幻想的です。

テントの中で光るホタル

ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

ホタルを見ながら、蛍鑑賞キャンプ
この記事が気に入ったら「シェアをお願いします!

キャンプ生活で起こる様々な問題やトラブル、ちょっとした工夫で快適なアウトドア生活が送れるアイデアなど、このページがお役に立てることができれば幸いです。

なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。

【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。