イワタニのジュニアコンパクトバーナーって五徳の形状が特殊なので、四角いクッカーや小さな鍋底のシェラカップをのせると滑りやすいのが欠点なんですよね。
そこで、バーナー本体の五徳内側にフィットする補助ゴトクを作ってみました。
製作材料は針金ハンガー1本のみ。
このページでは百均の針金ハンガーを使ってイワタニ ジュニアバーナー用の補助ゴトクを作る方法を紹介します。
イワタニのジュニアコンパクトバーナーって五徳の形状が特殊なので、四角いクッカーや小さな鍋底のシェラカップをのせると滑りやすいのが欠点なんですよね。
そこで、バーナー本体の五徳内側にフィットする補助ゴトクを作ってみました。
製作材料は針金ハンガー1本のみ。
このページでは百均の針金ハンガーを使ってイワタニ ジュニアバーナー用の補助ゴトクを作る方法を紹介します。
捨てるつもりの錆びかけた針金ハンガーを使えば、材料費は0円です。
もちろん、FORE WINDSのコンパクトキャンプストーブ(FW-CS01-JP)にもフィットしますよ。
製作に使う材料は針金ハンガー1本のみです。
もし、ご家庭に針金ハンガーが無い場合は100均で購入すると良いでしょう。
10本セットで110円(税込)で売っているので大変リーズナブルです。
※2024年12月の情報
そして、針金を加工する際には以下の工具が必要になります。
まずは針金ハンガーをペンチでカットして1本に伸ばします。
ハンガーの針金は樹脂被膜で覆われているのでカッターで削って剥がしておきます。
切れ込みを入れると、スムーズに樹脂被膜が取れる場合もあります。
針金ハンガーが一本の針金になりました。
折り曲げる寸法を以下のサイズで一辺の区切りとして、合計で4辺を1つの針金に記入します。
10mm + 15mm + 35mm + 15mm + 10mm + 10mm (一辺)
最後の折り曲げ部分の長さは調整用に 20mm にしたので、使用する針金の長さは約40センチになります。
作業時には怪我をしないように手袋を着用をしましょう。
針金はペンチ1本だけでも綺麗に曲げる事はできますが、もっと直角に加工したい場合は2本のペンチもしくはバイスを使っても良いでしょう。
ペンチで曲げる時に角度を微調整しながら4辺を作ります。
そして、最後の部分は折り曲げずに そのままにしておきます。
実際にシングルバーナーに製作したゴトクを乗せてみると…
少し衝撃を与えただけでゴトクが回転して滑り落ちてしまいます。
そこで、最後の折り曲げ部分はマジックペンで記した箇所よりも少し短く折り曲げてバーナー本体の五徳の内側に収まるようにします。
5ミリほど内側に曲げます。
そして、バーナー本体の五徳台座に収まるサイズで針金をカットすれば完成です。
これで製作した補助ゴトクが回転して滑り落ちることなく収まりました。
シングルバーナー本体の五徳に自作の補助ゴトクが綺麗にハマっています。
補助ゴトクを指でつまんで回転させてみてもバーナー本体が一緒に回ってしまうほどフィットしています。
真上から見ると針金ゴトクの調整用曲げ部分がバーナー五徳の内側に収まっているのが良く分かりますね。
早速、補助ゴトクを取り付けた状態でシェラカップをのせてみます。
この状態でジュニアバーナーに振動を与えてみましたが、シェラカップは滑り落ちませんでした。
シェラカップを下から見ると補助ゴトクが鍋底にしっかりと のっている事が分かります。
次に四角い1.5合サイズのメスティンをのせてみます。
こちらは、のせる位置にもよりますが不安定になる場合もあります。
メスティンをのせる定位置を決めて使えば安定感はありますね。
バーナーカップの縁より少し外側に補助ゴトクがあるので火力の妨げにもならないと思います。
補助ゴトクの一部分に少し焼き色がつく程度ですね。
あと、針金ハンガーの耐久性についても問題ないと思います。
というのも、15年前に針金ハンガーで製作したトランギアの自作ゴトクが今でも現役で活躍しているので耐久性は実証済みなのです。
この補助ゴトクは折り畳むことは出来ないのでサイズは このままです。
しかし、重量は9グラムと超軽量です。
ジュニアバーナーを折り畳んだ状態でも取り付けることが出来るので収納場所には困りません。
ただ、収納時はイグナイターの電極部分に接触させないようにご注意ください。
補助ゴトクの芯材は針金なので電極に当たりそうだったらグイっと曲げてしまえば良いでしょう。
今回はイワタニのジュニアバーナー用を作りましたが、他のシングルバーナーでも同様の方法で作ることが出来ると思います。
あとは自分が使いやすいように形や長さを自由に変えて試してみて下さいね。
シングルバーナーの五徳からクッカーが外れたり、滑り落ちたりする問題に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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