紅葉を楽しむキャンプ(もみじ狩りキャンプ)

秋が深まってくると害虫がいなくなり、昼夜の寒暖差がだんだんと大きくなってきます。

就寝時には、それなりの寒さ対策が必要ですがキャンプを愛する人たちにとっては最高の季節です。

紅葉で真っ赤に染まった山々を見ながらキャンプで一日を過ごす。

この時期の焚き火が一番心地良く暖かさ感じる事ができますよね。 そして焼き芋や栗など、秋の味覚を楽しむのも秋キャンプの醍醐味のひとつです。

秋のキャンプでは晴天に恵まれることが多いので、海、山ともに最高のロケーションでキャンプを楽しめますよ。

このページでは、紅葉が見れるキャンプ場探しや楽しみ方についてご紹介したいと思います。

紅葉キャンプの時期

紅葉が始まる時期は地域や標高により様々です。

東日本の山は10月前半、西日本の山は10月後半から見ごろを迎えますが、平野部ではそれより一ヶ月ほど遅い紅葉になります。

花見を楽しむキャンプと同じく、時期を逃してしまうと紅葉どころか葉っぱが一枚もない状態に落葉してしましますので十分に下調べしてから行くことをおすすめします。

観光協会や自治体のホームページには紅葉情報が掲載されている場合も多いのでチェックしてみてはいかがでしょうか?

紅葉を見ながらキャンプ

紅葉鑑賞のできるキャンプ場

まず、キャンプ地で紅葉を楽しむためには、紅葉をする木が現地に生えていなければなりませんね。

紅葉の名所は渓谷沿いや標高の高い場所に多く、キャンプ場も近くにあったりします。

この時期は日帰りで紅葉狩りに訪れる方や登山客が多く、キャンプ場も混雑している事があります。

晩秋の山でのキャンプは冷え込むので、しっかりと防寒対策もしておいた方が良いでしょう。

紅葉の見れるキャンプ場

また、海沿いの低地のキャンプ場でもたくさんのハゼノキが真っ赤に紅葉しているのを見かけることがあります。

防風林として松などの針葉樹が植えられている事が多いですが、低地でも自然繁殖するハゼノキの紅葉を見ながらのキャンプも格別です。

浜辺のキャンプ場の場合、夏には海水浴とセットで楽しむファミリーキャンパーが多いですが秋になると利用客がいなくなるので貸切状態で楽しむ事もできます。

そして、低地のキャンプでは高地のように急激に冷え込む事がないのでキャンプ装備を少なくすることができます。

紅葉キャンプ

防寒対策は必須

シルバーウィークの連休ではそれほど冷え込むことはありませんが、晩秋のキャンプでは放射冷却現象で明け方はとても気温が下がります。

山間のキャンプ場では氷点下になることもありますので、しっかりとした防寒対策が必要です。 オールシーズン用のシュラフと防寒着は用意しておいた方が良いでしょう。

でも、秋の冷え込んだ朝には雲海が見れることがあって感動したこともありました。

逆に昼間はとても陽射しが強く夏のような気温になることもあるのでタープもあった方が良いと思います。

体調を崩し易いので、暴飲・暴食は控えた方が良いかも知れませんね。

さんごまるとキャンプ場の紅葉

薪には困らない

秋のキャンプ場には良く乾燥している落ち木が沢山ある事が多いです。

夏の間にキャンプ場の管理人さんがテントサイトに茂った木々の間伐をして炊事棟の傍らに置いてあったりします。

太い木はなかなか乾燥しませんが、細い木々は早く乾燥するので焚きつけにはちょうど良い薪になります。

テントサイトは乾燥した落ち葉に埋もれて地面がフカフカで眠る時は気持ちよかったりもします。

落ち葉で埋もれたキャンプ場

春から夏にかけてはこのような落ち葉、特に湿った落ち葉のある場所はダニの住みかになっている事が多いのですが、気温が一気に下がる秋にはダニがほとんどいなくなるので安心してキャンプができます。

あと、空気が乾燥しているので火の後始末には十分気をつけましょう。

紅葉のきれいなキャンプ場

焚き火が心地よい

秋の焚き火が季節的に一番快適で、炎のありがたみを心地よく感じるのではないでしょうか。

夏の焚き火では、暑くて汗だくになり、汗に集まってきた蚊やブヨに刺される事が多く不快な思いをします。

逆に冬の場合は防寒着から露出している顔や手だけが暖かく、背中がすごく寒かったりします。 暖を取ろうと焚き火の炎に近寄ると、火の粉がジャケットやズボンに飛んできて穴だらけになったりします。

春の場合は雨が多く、乾燥した薪がなかなか見つからないこともしばしば…

なので、焚き火をするベストシーズンは晴れの多い秋になります。

そして、焚き火で調理する美味しい食材もたくさんありますね。

秋の食材と言えば、定番の焼き芋やクリ。 里芋、鍋料理の具材として山菜やキノコ類、海鮮類では秋刀魚や鮭、そして梨、柿なんかも美味しいです♪

冷え込んだ夜でも暖かい料理を食べながら、焚き火を囲んで会話も弾むことでしょう。

秋のキャンプで焚き火

秋の味覚、栗ひろい

秋のキャンプ場では、秋の味覚である新鮮な栗があちこちに落ちている事があります。

山に落ちているのはイガグリなので、栗を取り出すには素手では痛くてちょっと無理。

焚き火をされる方でしたらトングを持参されていると思うので、トングで栗を取り出すのが一番簡単です。

大人も子供と一緒に楽しめる栗拾いで、甘くて美味しい栗ををたくさんゲットして秋の味覚を堪能してみてはいかがでしょうか。

炭火で焼き栗、ダッチオーブンでゆで栗、飯盒で栗ご飯、栗シチューなども美味しそうですね。

秋のキャンプで栗ひろい

あと、キャンプ場の近くに栗農家の方の敷地が隣接しているかもしれないので、栗泥棒と間違われないように事前に確認した方が良いでしょう。

秋のキャンプで栗ごはん

秋祭りとキャンプ

秋には日本各地でお祭りが開催されています。

秋祭りの日と絡めてキャンプの計画を立てると楽しいですね。

新米、栗、松茸、果物などの農産物、カニ、サンマ、鮭などの水産物の収穫に合わせたグルメイベント、フェスなどの音楽イベントなど目白押しです。

特に夜間に開催されるお祭りは見物した後に長時間かけて自宅に帰るのはかなりの疲労感があります。

でも、近くでキャンプとなれば時間を気にすることなく夜遅くまでお祭りを楽しむことができます。

キャンプ場に戻ってからも屋台の食材をおつまみに焚火に酔いしれても楽しいでしょう。

秋祭りとキャンプ

ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

紅葉を楽しむキャンプ(もみじ狩りキャンプ)
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大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

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