薪割り作業は重労働ですが、冬場に薪割りをすると体も暖まるし、良い運動にもなります。
でも、太い丸太はナタや斧では全く歯が立たず、ストレスが溜まる事もあるでしょう。
そんな時には太いクサビがあると便利です。
ある程度の大きさの丸太ならタガネとハンマーでも割ることができますが限度があります。
そこで、薪割り用に製作されたクサビを使って大きな丸太を割ってみる事にしました。
薪割り作業は重労働ですが、冬場に薪割りをすると体も暖まるし、良い運動にもなります。
でも、太い丸太はナタや斧では全く歯が立たず、ストレスが溜まる事もあるでしょう。
そんな時には太いクサビがあると便利です。
ある程度の大きさの丸太ならタガネとハンマーでも割ることができますが限度があります。
そこで、薪割り用に製作されたクサビを使って大きな丸太を割ってみる事にしました。
このクサビがあれば、薪割りは楽勝!…とまではいきませんが、太い木でも割る事ができます。
このページでは、ねじれクサビを使った薪割りの方法とコツをご紹介したいと思います。
このクサビはOneStepというメーカーから発売されている「ファイヤーサイド ねじり 楔 くさび」というアイテムです。
鋳造鉄で強度が高く、薪に食い込むと割れやすい「宝塔型」になっています。
【スペック】
●サイズ
全長:23cm
ヘッド:4.5cm×4.5cm
刃先:4.5cm×H2.3cm
●重量:2.6キロ
このクサビ、実際に手に取ると予想以上に重いことに驚きます。
長さもあり、武器としても使えそうなアイテムです…
名前の通りに捻じれた形状になったクサビです。
クサビには「2.5kg」と刻印されていますが、実際は2.6キログラムの重量があるようです。
誤って落として足にでも当たると大けがをしそうです。
取り扱いには要注意です。
写真では刃先が鋭いように見えますが、刃先が太く短いので木肌には食い込みにくいです。
クサビのヘッド部分は、広くて叩きやすい。
多少、ハンマーが反れても指を叩いてしまう事はないでしょう。
ヘッド部分は平らでは無く、若干丸みを帯びています。
まだ半年しか乾燥させていない太い丸太を割ってみたいと思います。
クサビの長さが23cmなので、直径は25センチオーバーの丸太です。
まだ水分の多い丸太ですが、割れるかどうかの実験です。
使用するハンマーは1.3キロなので、クサビよりも軽いです。
本来なら、もっと重いハンマーで叩く方が効果的だと思いますが、それには体力も必要です。
木の面にクサビの刃全体を当てると食い込みそうにないので、刃の角から打ち込んでいます。
でも、刃が全然入っていかないのですが…
ハンマーの打撃跡が、このようにクサビのヘッド部分に残ります。
それでも、ひたすらハンマーを打ち込むこと5分。
やっと、刃先が丸太に食い込みました。
更に、両手でハンマーを打ち込みます。
ハンマーの打撃音が高音なので、耳に響きます。
「キーン」と耳鳴りが始まったので、耳栓をしました。
やっと丸太がヒビ割れしましたが、すでに汗だくです。これは、かなり重労働…
ここからは、ディスクブレーキピストンスプレッダーを併用して薪を割っていきます。
クサビを打ち込む → 割れ目ができる → ブレーキスプレッダーで割れ目を広げる → 更にクサビを打ち込む
この作業を繰り返していきます。
ここで、丸太の皮が剥がれました。
どんどん割れ目が広がっていきます。
丸太が乾燥していないので、スジスジ状態です。
やっと大きな丸太が二つに割れました。
ここから更に丸太を小さく割っていきます。
コツが掴めてきたので、意外と刃先が入るようになってきました。
これで、丸太が四等分です。
ここで、もっとクサビの刃先をスムーズに木に食い込ませたいと思い、ノコギリで切れ込みを入れてみる事にします。
しかし、丸太が太いとノコで切るのは意外と重労働だったので却下しました。
次に試したのは、タガネを数か所に打ち込んで溝を入れる事。
これは、簡単に深い溝を作ることができます。
タガネを軽く3回ほど打ち込むだけで、クサビの刃が入る幅の溝を作る事ができます。
この溝にクサビを入れると、早く木に食い込ませることができます。
なので、最初からタガネとクサビを使えば、もっと効率的に薪割りをすることができるでしょう。
これで、丸太は8等分になりました。
大変な作業でしたが、1.3キロのセットハンマーでもクサビを使って、ここまで割ることができました。
更にタガネを使って、丸太を16等分にしました。
小さな薪を割る時は、重いクサビを使うより軽いタガネを使う方が楽に作業ができます。
さすがに、この重いクサビをキャンプへ持って行く気にはなれませんが、焚き火用の薪を作るアイテムとしては優れていると思います。
ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
キャンプ生活で起こる様々な問題やトラブル、ちょっとした工夫で快適なアウトドア生活が送れるアイデアなど、このページがお役に立てることができれば幸いです。
なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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