テントやタープを張る際にアルミの丸ペグをハンマーで地面に打ち付けていると、たまに曲がってしまうことがあります。
ペグは消耗品という考えで新しいものに買い替えても良いかも知れませんが、曲がってしまっただけなら又曲げ直せばもう一度使えるようになります。
しかし、曲がったペグを手の力だけで曲げ戻すのは容易ではありません。
そこで、百均のあるアイテムを使用します。
テントやタープを張る際にアルミの丸ペグをハンマーで地面に打ち付けていると、たまに曲がってしまうことがあります。
ペグは消耗品という考えで新しいものに買い替えても良いかも知れませんが、曲がってしまっただけなら又曲げ直せばもう一度使えるようになります。
しかし、曲がったペグを手の力だけで曲げ戻すのは容易ではありません。
そこで、百均のあるアイテムを使用します。
それは持ち手が木柄のハンマーとスチール製の穴あきペグです。
このページでは、百均のハンマーとスチールペグを使ってアルミペグを修理する方法を紹介したいと思います。
長さが18~20センチのアルミニウム製の丸ペグです。
価格が安く、アルミ製の割には丈夫です。
軽量なのでキャンプに複数本持って行っても、さほど邪魔にもなりません。
ただ、固い地面で使用すると曲がってしまうというデメリットがあります。
ハンマーで固い地面にアルミペグを打ち付けると…
ペグのヘッドが潰れたり、曲がったりすることがあります。
曲がったアルミ製ペグの曲げ戻しに使うアイテムはハンマーとペグになります。
その昔に購入した百均のゴムハンマーと現行でも販売されている百均のスチールペグです。
この「ラバーハンマー M」は現在販売されていないようですが、木柄のハンマーなら何でも構いません。
この二つのアイテムを使えば修理は簡単です。
まずはハンマーの柄にペグが通る大きさの穴をあけます。
このハンマーには最初から穴があいていましたが、少し小さかったので穴のサイズを広げます。
穴あけに使用するのは直径φ6.5mmのドリル刃です。
修理するペグの直径より0.5mmほど大きい穴の方が作業が楽になります。
穴を大きくしたらアルミ製の丸ペグを通すことが出来るようになりました。
次にスチール製ペグの穴のフチを丸くする加工をします。
その際に丸棒ヤスリを使います。
ペグ穴のフチが角ばっていると、スチールペグの穴にアルミペグを差し込んで曲げた時にアルミペグの表面に付くキズが深くなります。
フチを丸く加工することでキズを最小限に抑えることができます。
少しだけですがR(アール)加工をしています。
ペグ穴の上下両面にR加工をしました。
曲がったペグの修理方法はいたって簡単です。
ハンマーにあけた穴にアルミペグを差し込んでから、体重をかけて地面の方向に曲げ戻すだけ。
ハンマーの頭を足で踏んでおけば、グラつかずに作業ができます。
一気に曲げ戻さずに何度かに分けてジワジワと曲げると失敗がないと思います。
アルミ製ペグのヘッド(頭)部分以外の曲がりなら、この方法で簡単に修理が可能です。
次に穴あきスチールペグを使った修理方法です。
アルミペグをスチールペグの穴に差し込み、更にハンマーの穴にも入れます。
そして、手で曲げ戻した時と同様に体重をかけて地面の方向に曲げ戻すだけです。
テコの原理を使っているので、それほど力は要りません。
ただ、逆に力が入り過ぎてしまうので曲げ戻し過ぎないようにセーブする必要があります。
アルミペグのヘッド(頭)が潰れた場合は、下の写真のようにスチールペグの穴とハンマーの穴で固定して。
ジワジワと曲げ戻します。
ここも曲げ戻し過ぎないように注意します。
ヘッドの付け根が曲がった場合も同様にして曲げ戻します。
これで、曲がってしまったアルミニウム製のテントペグが元通りになりました。
スチール製ペグの穴を削ってR加工をしていても、アルミペグの表面には多少のキズが付いてしまいます。
曲げ戻しの作業をすると、どうしてもピンポイントで力が加わるので仕方がありませんね。
曲げ戻す度にキズが増えてしまいます。
そこで、アルミ缶で作ったプロテクターでペグを保護します。
アルミ製の空き缶を適当なサイズにカットします。
そのアルミ缶の切れ端を筒状にしてアルミペグに巻いてから曲げ戻し作業をします。
これで、キズ防止になるでしょう。
今まで、この方法で曲がったアルミペグを何度も修理してきましたが折れたことは一度もありませんでした。
しかし、今回は撮影の為に必要以上にアルミペグの曲げ戻しを繰り返していると、とうとう折れてしまいました…
やはり、アルミペグって折れるんですね。
折れたアルミニウム製ペグの断面です。
二つに折れたペグのどちらかが長い場合は、長い方のパーツに新たなヘッドを作って再利用するという方法もあります。
ペグの長さは短くなりましたが、シートの押さえ用などに利用できると思います。
もし、曲がってしまって廃棄する予定のアルミペグがあれば曲げ戻しにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
アルミ製のペグは複数本セットで買うのがお得。
ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
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その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
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一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
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そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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