破損したテントポールを交換修理 - テントフレームを3本継から4本継へ

見晴らしの良い場所でキャンプをすると、強風でテントフレームが曲がったり、折れたりする事が稀にあります。

テントの設営時には問題がなくても、お風呂や買物に出かけている間に突風が吹く場合もあるでしょう。

突風で張り綱を固定しているペグが抜けてフライシートがバタつくと、フレームに大きな負荷がかかります。

このような状態が長時間続いてしまうと、ポールが変形してしまいます。 最悪の場合はポールが折れてしまうこともあります。

今回はアマゾンで売られていた汎用のテントフレームを使って、曲がってしまったポールの交換修理をしてみました。

修理するフレームは交換する汎用テントポールと直径と長さが違うのですが、ある工夫をして対応しています。

曲がったテントフレーム

以前、キャンプ場で連泊している際、昼間に観光へ出かけて夕方に戻ってくるとテントが変形していた事がありました。

どうやら、出掛けている間に通り雨が降ったらしく、強い突風も吹いていたとの事。

地面が柔らかかったこともあり、ペグが数本抜けていました。

そして、テントフレームは見事に90度の角度で曲がってしまいました。

その時は、ソリッドステークのペグ穴を利用して何とかポールを折らないように少しずつ曲げ戻して応急処置をして凌いだのでした。

強風でテントフレームが曲がった

今回は変形したポールの交換修理を行います。

曲がってしまったテントフレーム

格安テントフレーム

現在、私が使っているテントは「ビッグアグネス ジャックラビット SL3」。

テントフレームのポール直径が9mmなのですが、一般的に発売されている安い汎用テントポールの直径は8.5mmのものが多い。

ポールの長さや直径も違いますが、何とか工夫すれば修理できるのでは無いかと思い、購入してみました。

「テントフレーム アルミ合金中空ポール(7001-T6)」

・サイズ
 使用時:約4.04m(11本繋ぎ)
 収納時:約39.7cm
・直径:約φ8.5mm
・重量: 約 265g
・カラー:ゴールド

購入時の価格は1,650円でした。

代替品の格安テントフレーム

テントフレームの比較

購入した汎用テントフレームとは明らかに長さが違います。

ジャックラビットのテントポールの長さは510mm。

汎用テントフレームのポールの長さは397mm。

ジャックラビットの3本継ぎで構成されているパーツを4本継ぎに変更して長さを合わせて対応したいと思います。

既存のテントフレームとの比較

そして、パイプの直径も違います。

左が汎用テントフレーム(φ8.5mm)、右がジャックラビットのテントフレーム(φ9mm)。

パイプ直径の違い

0.5mmの違いならば、工夫すれば何とかなりそうです。

テントポール0.5mmの違い

テントフレームを切断

まずは、汎用のテントフレームのポールを20mmほど切断します。

以前ダイソーで売っていたパイプカッターを使っています。

最後にカットするポールは現物合わせをして長さを調整。

パイプを切断した後はバリが残らないように、丸ヤスリと平ヤスリを使って仕上げています。

テントフレームをパイプカッターで切断

そして、ショックコードを通せば完成です。

ポールを繋げて伸ばした長さは同じですが、収納サイズが格段にコンパクトになりました。

重量も若干軽くなっているような気がします。

ポールにショックコードを通せば修理完了

汎用テントフレームの先端部分は、そのままジャックラビットのテントに使えそうです。

テントフレームの先端部分の違い

アルミテープを使う

テントフレームの樹脂パーツとの接合部分は、9mmの直径のパイプに合うように設計されています。

一見すると綺麗にハマっているように見えます。

テントフレームの樹脂パーツ

パイプの直径が9mmの場合は、キッチリと穴に差し込むことができます。 ほとんど隙間がありません。

パイプの直径が9mmの場合

しかし、パイプの直径が8.5mmになると差込み穴に少し隙間が空きます。

パイプの直径が8.5mmの場合

そこで、ポールの差込み部分にアルミテープを巻いてみました。

テントポールにアルミテープを巻く

アルミテープならば普通のテープと比べて固いので、すぐにへたる事もないでしょう。

これで、ポールとの接合部分のガタツキは無くなりました。

テントポール接合部分のガタツキは解消

修理後にテント設営

交換修理したテントフレームを使って、実際にテントを設営してみます。

交換修理したテントフレーム

ポールが4本継ぎになったので、以前と比べて曲げる力が若干強くなったような気がします。

でも、ほとんど気にならないレベルです。

テントフレームの一部分を交換修理

テント本体を吊り下げても、全く問題なし。

テント本体を吊り下げても全く問題ない

後は、強風の時にも耐えることが出来るかどうかですね。

強風にも耐えることが出来るかどうか

3本継ぎから4本継ぎなったので収納時は少しだけ手間がかかっていますが、慣れるとそれほど気にならないでしょう。

またテントフレームが折れても、まだ汎用テントフレームのポールが残っているので、次回もこの方法で修理することができますね。

意外と上手く修理できたので、ご参考までに。

テントフレームの交換修理を安く済ませる

ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

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