長年使ったテントやタープが劣化して防水性能が落ちてしまった際に自分で防水処理をする方法をご紹介いたします。
既存のシリコン防水処理剤を使ってヒルバーグ タープの防水機能が復活しました。
現在、防水処理をして2年半が経過していますが全く問題なしです。
私が使っているテントの防水処理はPUコーティングでしたが、こちらも同じ方法でシリコン防水処理をしています。
インターネットで調べると、この防水処理剤を使っている方は意外と多いですね。
長年使ったテントやタープが劣化して防水性能が落ちてしまった際に自分で防水処理をする方法をご紹介いたします。
既存のシリコン防水処理剤を使ってヒルバーグ タープの防水機能が復活しました。
現在、防水処理をして2年半が経過していますが全く問題なしです。
私が使っているテントの防水処理はPUコーティングでしたが、こちらも同じ方法でシリコン防水処理をしています。
インターネットで調べると、この防水処理剤を使っている方は意外と多いですね。
ただ、危険な液体なので防水処理作業をする時は屋外で作業をする事をお勧めします。
ある日のこと、いつものキャンプスタイルでテントを覆い隠すようにタープを張り、雨風対策を万全にしていました。
そして天気予報通り、深夜には大雨。 その雨がピークにさしかかり、テントの天井部分にポツリ、ポツリと雨音が…
ランタンの明かりをタープにかざして確認してみると、なんと雨がタープ生地から浸み出して雨漏りしていました。
ヒルバーグ タープXPは使用から9年目にしてシリコン防水機能が失われました。 まあ自分の使用状況は一般的な使用頻度と比べて、かなり酷使しているので仕方ないでしょう。
そして、テントのフロア部分からも浸水。
テントはダンロップ製 Rシリーズ 3人用ツーリングモデル。
テントのフロア部分はPUコーティングの防水処理が施されていましたが雨水が、見る見るうちにフロア生地を突き抜けて浸水してきました。
テントの使用年数は14年が経過しているので、こちらも経年劣化です。
インターネットで人気のあるテントやタープの防水処理剤を探していると「信越シリコーン POLON-T」という商品にたどりつきました。
こちらの商品は取扱注意の面で賛否両論あるようですが、試しに使ってみました。
注意事項に記載されているのは以下の通りです。
●引火性の高い液体及び蒸気
●飲み込むと有害のおそれ
●吸引すると有害
●皮膚刺激
●強い眼刺激
●発がんのおそれの疑い
●生殖能力または胎児への悪影響のおそれ
●呼吸器刺激をおこすおそれ、または昏睡およびめまいを起こすおそれ
●臓器(呼吸器、中枢神経系、肝臓、腎臓)の障害
●長期または反復暴露による臓器(中枢神経系、腎臓、肝臓)の障害
●飲み込み、気道に侵入すると生命に危険のおそれ
●水生生物に毒性
成分:トルエン、エチルベンゼン、キシレン、シリコン溶液
注意事項:火気厳禁
このPOLON-Tを使ってテントやタープの防水処理をする場合は完全防備の上、換気の良い場所で塗布し、しっかりと時間をかけて乾燥させる方が良いですね。
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POLON-Tの乾燥スピードはとても早いです。
塗ったとたんに乾燥していきますので注意して塗らないと、さっき塗った場所がどこだったか分からなくなります。
下の写真はテントフロアを3度塗りしていますので、塗った場所の色が濃くなっています。
一度塗りで試したときには、あまり防水効果がなかったので、表を3度塗り、裏を3度塗りしました。
PU防水加工が、ほとんど剥がれてしまっていたおかげで生地にしっかりと浸み込んでくれました。
このくらい生地の色が変わるまでしっかり塗ると防水機能が回復します。
ヒルバーグタープもテントと同じように生地の色が変わるまで4度塗りしました。 タープも生地から雨がボタボタと染み出るほどシリコンが薄くなっていたおかげでPOLON-Tが良く染み込みました。
ヒルバーグ タープは元々シリコーンコーティングされたナイロン生地なのでPOLON-Tとは相性が良いような印象です。
2023年2月現在、防水メンテナンスをしてから6年半が経過していますが、今のところ大雨が降っても全く問題はありません。
テントもタープもメンテナンス次第では10年以上は使えますからね。
ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
キャンプ生活で起こる様々な問題やトラブル、ちょっとした工夫で快適なアウトドア生活が送れるアイデアなど、このページがお役に立てることができれば幸いです。
なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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