テントのフレームポールに入っているゴム紐が伸びてしまうとフレームを組み立てる時に時間が掛かるようになりますよね。
そのまま放っておくとゴム紐(ショックコード)が切れてしまうこともあります。
そんな時は百均のアウトドア用ゴムで交換するのがおススメです。
このページではテントポールのゴム紐を安価な100均ゴムで交換する方法を紹介します。
テントのフレームポールに入っているゴム紐が伸びてしまうとフレームを組み立てる時に時間が掛かるようになりますよね。
そのまま放っておくとゴム紐(ショックコード)が切れてしまうこともあります。
そんな時は百均のアウトドア用ゴムで交換するのがおススメです。
このページではテントポールのゴム紐を安価な100均ゴムで交換する方法を紹介します。
テントフレーム専用のショックコードも売ってますが意外と価格が高いんですよね。
でも、百円ショップのゴム紐なら お安く交換修理ができるのです。
テントフレームのショックコードは比較的に短時間で劣化するパーツです。
今回修理するテントフレームのショックコードは2017年から使い始めて約7年目が経過したものです。
上の写真のようにゴム紐の一部が切れて外被の生地だけで繋がっている状態でした。
今回はショックコードの交換修理に百円ショップの「アウトドア用ゴム」を使います。
2.5メートルの長さ入りで110円(税込)と大変お安い。
素材にカーボンが配合された天然ゴムが使用されているので耐久性も良いと思われます。
そして、太さもショックコードと同じ直径φ3ミリの太さでした。
通常、1本のフレームポールに対して7~8割の長さのショックコードを使います。
なので、2.5メートルのゴム紐で修理する場合は使用できるポールの長さは 2.5m÷0.7= 3.6m もしくは2.5m÷0.8= 3.1m になります。
ただ、ポール両端の結び目に使う長さをプラスすると実際に使えるポール長は最大で3.3メートルが限界でしょう。
今回修理するテントポールは YY字型(ダブルY型)なので5本+1本のフレームポールで構成されています。
なので、2.5メートルのゴム紐で2本のショックコードを交換修理できる計算なので、アウトドア用ゴムを3個購入しました。
修理費用は330円とリーズナブルです。
ゴム紐をカットした後は末端をライターで焼いて解れないようにしておきます。
テントポールの末端にはエンドプラグというパーツが取り付けられています。
このエンドプラグの外し方は取付方式によって変わってきます。
ポールの端に小さな窪みがある場合は回転式になっている可能性があります。
このタイプのエンドプラグは指でつまんで回転させることで外すことが出来ます。
ショックコードの取付箇所がフックになっていれば取り外しも簡単です。
こちらの丸いエンドプラグも回転式になっています。
強固に固定されている場合はウエス等の布でエンドプラグを保護してペンチでつまんで回転させて外すと良いでしょう。
こちらは押し込み式のエンドプラグになっています。
裏側から細い棒などを押し込んで外します。
ショックコードはエンドプラグのフックに固定されています。
樹脂製の押し込み式エンドプラグもあります。
このタイプのエンドプラグは火ばさみ のように半分に分割してショックコードを取り外します。
エンドプラグの取り外しにはペンチが必要になる場合があるので用意しておきましょう。
詳しい手順を説明します。
まずは挿入口のエンドプラグを取り外して中に入っている古いショックコードを引き出します。
そして、ショックコードの端から20センチほどの箇所にダブルクリップを固定します。
ショックコードをクリップで固定しておけば、ゴムが収縮してポールの中に入ってしまうのを防止できますからね。
そして、古いショックコードに取り付けてあったエンドプラグを新しいゴム紐に付け替えます。
次に古いショックコードと新しいゴム紐をセロテープで しっかりと固定します。
ポイントとして新しいゴム紐の端をテープで押さえるように固定します。
そうすることで、ゴム紐をポールに通す時に引っ掛かりを軽減できます。
もし、途中でポール内にゴム紐が引っ掛かったら無理に引っ張らずに反対側からゴム紐を押し込みながらジワジワと引き抜くと良いでしょう。
そして、取出口のエンドプラグを外してゴム紐を引っ張って通します。
ゴム紐を最後まで通したら挿入口のエンドプラグを取り付けます。
ちなみにゴム紐は「もやい結び」で取り付けています。
挿入口のエンドプラグをしっかりと取り付けました。
今度は新しく通したゴム紐をポールから引き出して端から20センチほどの箇所をダブルクリップで固定します。
そして、ショックコードを連結していたセロテープを外して新しいゴム紐にエンドプラグを付け替えます。
最後に新しいゴム紐を固定していたクリップを外して取出口のエンドプラグを取り付けたら交換修理は完了です。
他の箇所も同様の方法で交換修理をしますが、エンドプラグを取り付ける時にゴム紐のループを大きくした方が良い場合もあります。
接続パーツにループの結び目があると…
パイプを挿入する時に結び目に引っ掛かりやすくなるからです。
なので、ループの結び目は交換前のショックコードと同じ状態にするのが良いでしょう。
これでショックコードの交換修理は完了です。
伸びた古いショックコードはゴミ箱行きですね。
ショックコードのテンションが強くなったおかげでテントフレームの組み立てが楽になりました。
百均のアウトドア用ゴムは意外と使い道が多いので一つ持っておくと何かと役に立ちます。
ショックコードの交換修理は初心者でも簡単に出来ます。
テントポールのサイズが合えば百均のアウトドア用ゴムでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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