太い薪を割る場合、キャンプ用のナタや斧では歯が立たない事がありますよね。
そんな時はタガネとセットハンマー(石頭ハンマー)を使うと節のある木や太い木を簡単に割ることができます。
軽量な細いタガネや小さな金槌を使うとタガネが折れたり、薪を割るのに時間がかかったりしますので太いタガネとセットハンマーを使用することをおすすめします。
鉈や手斧と比較するとタガネはコンパクトなのでスペースを取りません。
太い薪を割る場合、キャンプ用のナタや斧では歯が立たない事がありますよね。
そんな時はタガネとセットハンマー(石頭ハンマー)を使うと節のある木や太い木を簡単に割ることができます。
軽量な細いタガネや小さな金槌を使うとタガネが折れたり、薪を割るのに時間がかかったりしますので太いタガネとセットハンマーを使用することをおすすめします。
鉈や手斧と比較するとタガネはコンパクトなのでスペースを取りません。
ハンマーもペグ打ち用と兼用で使う事でキャンプの荷物を減らすこともでき、持ち運びも楽になります。
今回、薪割り用に使用したタガネは太さ25mmサイズのものです。
商品名は「ビッグマン Bigman 平タガネ 25mm TG-25」。
ずっしりとした重量感があり、強度もあるスチール製の平タガネです。
サイズ:25mm×220mm、日本製。
そして、そのタガネを3年近く使っていると下の写真のような状態になりました。
サビサビです。
タガネの頭が、かなり潰れてしまいましたが、まだまだ現役で活躍しています。
あと、細いタガネを使用した場合、下の写真のように薪に食い込む途中でポッキリと折れてしまう事があります。
なので、なるべく太いタガネを使う方が安心です。
こうなってしまうと木の中で折れてしまった先端を取り除くのにも苦労しますからね。
新しく薪割り用に追加でタガネを購入してみました。
今回入手したタガネは「TRUSCO トラスコ 平タガネ THT25」です。
実測重量が600gなので、このタガネも ずっしりと重い。
購入時の価格は税込み560円でした。
タガネの刃先も尖っています。
サイズ:25mm×215mm、台湾製。
ビッグマン TG-25と並べて比較してみました。
スペック表ではTG-25の方が全長は5mm長いはずですが、打撃でタガネが潰れてしまっているのでトラスコ THT25の方が長くなっています。
タガネの直径は、僅かにビッグマン TG-25の方が大きいようです。
このタガネも使用する過程で、打撃部分が潰れてくるでしょう。
使用感などは、使ってみてから後日追記したいと思います。
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タガネだけでは薪を割ることができませんのでハンマーも必要になります。
ハンマーの種類もたくさんありますが、通常のハンマーよりも大きく1~2kgほどの重量があるセットハンマーがおすすめ。
職人さんが石割りやハツリ作業などで使っているハンマーで石頭ハンマー、セットウハンマーとも呼ばれています。
テントサイトの上で薪割りをする場合は、ハンマーの打撃の力が薪に伝わりづらいので切り株や木材などの土台が必要です。
なるべくコンクリートの地面がある炊事棟やアスファルト面などで薪割りをする方が効率的です。
保護メガネを着用してから薪の中央にタガネを当てます。
そして、ハンマーで打撃を続けていくと。
次第に薪が割れてきます。
更に打撃を加え続けるとパッカリ割れます。
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薪の節が入り組んでいてタガネでもなかなか割れなかったり、タガネ自体が割れ目から取れなくなってしまった場合はある道具を使うと簡単に割ることができます。
その道具とはバイクや自動車のブレーキ整備で使うディスクブレーキピストンスプレッダーです。
薪の割れ目にこの道具を入れます。入りづらい場合はハンマーで軽く叩き込みます。
ブレーキスプレッダーのハンドルを回していくとジワジワと割れ目が広がっていきます。
最後はパッカリと割れます。
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3年間乾燥させた大きな丸太をタガネとセットハンマーを使って割ってみたいと思います。
今回は地面がアスファルトなので、打撃の威力が薪に伝わりやすい。
まずは、丸太の端っこから割ってゆきます。
ある程度、タガネで薪が割れてきたらピストンスプレッダーを使って割れ目を広げる。
丸太が良く乾燥していれば、パッカリと割れます。
タガネで割る → ピストンスプレッダーで割れ目を広げる → 薪が綺麗に割れる
この工程を繰り返せば、意外と簡単にタガネで薪を割ることが出来ます。
ただ作業に慣れた頃に怪我をする事があるので、十分に気を付けてください。
私の場合、ハンマーで自分の指を叩いてしまったことがありました。 セットハンマーで叩くとかなり痛い…
焚き火台で焚き火をする際は、それほど小さく薪を割る必要はありませんが、小型の薪ストーブで使用する際は薪を小さくする必要があるかと思います。
タガネとハンマーさえあれば薪のサイズを揃える事も楽になります。
最後に、タガネで薪割りをする場合は安全の為にメガネやゴーグルの着用をお勧めします。
顔と薪の距離が近いので、打撃した時の衝撃で鉄の欠片や木片が目に飛んでくる事が想定されるからです。
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最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
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一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
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なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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