春のキャンプで必要な持ち物【必需品】寒さ・花粉・強風・雨対策のアイテム

暖かい春の行楽シーズンがやってくると、『久しぶりにキャンプをしよう!』と考える方が増えてくると思います。

ただ、春の天気は変わりやすいのでキャンプの持ち物選びに迷うことがあります。

日中は汗ばむ陽気でも夜の寒さで震えたり、強風・雨・花粉・虫にも対策が必要になりますからね。

そこで、このページでは個人的に春のキャンプで持って行って良かったと思ったアイテムを紹介します。

キャンプの必需品は人によって それぞれ違うと思います。

ここではキャンプで一年を通して使うアイテム以外に春に必要だと思う持ち物をシチュエーション別にピックアップしています。

寒さ対策のアイテム

春のキャンプで使う必需品

春は一年で最も寒暖差がある季節です。

昼間は半袖で過ごせるような陽気でも夜になると放射冷却現象で急激に冷え込みます。

昼と夜の温度差が10℃以上になることもあり、山間部では霜が降りることもあります。

なので、春だからと言って防寒対策を怠ると眠れなかったり、風邪をひいたりすることもあるので要注意です。

春のキャンプで必要だと思う防寒アイテムを以下に挙げてみます。

    防寒対策の道具
  • 防寒着
  • 冬用のシュラフ
  • もしくは予備の寝袋
  • 毛布
  • 低温下でも使えるストーブ

防寒着は真冬に着用していたものを用意すると良いでしょう。

風が強い屋外では気温より体感温度が低く感じますからね。

そして、就寝時には冬用のシュラフがあると安心ですが無い場合は予備のシュラフもしくは厚手の毛布やコタツ布団を重ねて使うことで寒さ対策になります。

もし、地面からの冷えを感じた時は毛布をキャンプマットに重ねて使うと「床冷え」を防ぐことが出来ます。

春のキャンプは防寒対策が必須

そして、寒い夜の食事は暖かい鍋やスープ料理を作って暖まると良いでしょう。

低温下でも炎が安定するストーブを用意しておくと安心です。

ガス式シングルバーナーなら低温時でも使えるパワーガス缶を用意したり、氷点下でも火力が落ちないガソリン式のキャンプ用ストーブもおススメです。

春先の氷点下でも着火するガソリン式ストーブ

以前、四国のキャンプ場で4月にキャンプをしたことがありました。

海沿いでは桜が満開でしたが、ここは標高が600メートルほどあったので桜の木々は まだツボミの状態でした。

四国のキャンプ場で4月にキャンプ

そして翌朝、目が覚めると何と雪が積もっていました…

まさか、雪が積もるなんて思ってもおらず、その日は一日中雪が降っていたのでキャンプ場に足止めされたのでした。

4月1日に積雪キャンプ

もし、積雪で車がスタックしても毛布があればタイヤに挟んで脱出することも可能だと思います。

ただ、雪でスタックするような状況ならスタッドレスタイヤかタイヤチェーンも必要ですが…

キャンプで毛布が活躍

花粉症対策のアイテム

スギ花粉の多いキャンプ場

春になると花粉症に悩まされる方は多いと思います。

私もスギ、ヒノキ、イネ科の花粉で症状が出るので3月~6月くらいまで花粉症で悩まされています。

キャンプの出発前に症状が出なかったりすると、常備薬を忘れてしまうことがあるので花粉症対策に持っていくアイテムを以下に挙げてみました。

    花粉症対策のアイテム
  • マスク
  • 点鼻薬
  • 目薬

以前はドラッグストアで薬を購入していたのですが、今は病院で花粉症の薬を処方されています。

私には病院の薬が体に合っているようで、どんなに花粉が多いキャンプ場へ行っても点鼻薬と目薬で症状が出なくなりました。

楽しいキャンプも花粉症で目や鼻が痒いと、つらいですからね。

春キャンプには花粉症の点鼻薬が必須のアイテム

雨対策のアイテム

春キャンプは雨も多い

『さっきまで青空が広がっていたと思ったら急に大雨が降り出した!』

この季節は天気が変わりやすいので春雨対策も必要になります。

もし、昨年から一度もキャンプをしていない場合はテントの防水性能をチェックする必要があるかも知れません。

テントの防水生地が加水分解を起こしていたり、シームテープが剥がれていることもあります。

テントやタープは使っていなくても防水生地の劣化は進みますからね。

そんな時に備えてブルーシートを1枚用意しておくと良いでしょう。

    雨対策のアイテム
  • レインウエア
  • 長靴
  • ブルーシート

ブルーシートがあれば、テントのフライシートが雨漏りした際はタープ代わりに雨避け として使えます。

そして、テントの床が浸水した時はフロア面積より少し大きめのシートを使ってバスタブのような形にしてテントの中に敷いて対策します。

テントの中にブルーシートを敷く際はフロア面積より少し大きめのシートを使ってバスタブのような形にします。

春の雨は冷たいので体を濡らさない雨具の用意も必要です。

ブルーシートが春のキャンプに役立つ

強風対策のアイテム

春キャンプの突風対策

春一番のような突風が吹くのも この季節です。

強風対策は風除けがある茂みや岩陰にテントを設営するのが一番良いと思います。

もし風が強くて危険を感じた時は、タープを撤収してテントの張り綱を増やすと良いでしょう。

その際に長いペグを使うのも一つの方法ですが、もし強風に煽られて重量のあるペグが抜けて空中へ飛んでしまうと大変危険です。

出来るだけ短いペグを複数の張り綱で補強するのが良いと思います。

    強風対策のアイテム
  • 予備のロープ
  • 予備のペグ

私は強風が吹いている時はタープをフルクローズにして風が吹き込まないように対策をしています。

それでも危険を感じた際は、すぐにタープを撤収するようにしています。

タープをフルクローズにして強風対策

虫対策のアイテム

春の虫よけ対策

春になると虫も姿を現します。

ただ、昼間に半袖姿になることがあっても一日を通して冬服を着ているので虫の被害は あまりないと思います。

用意するのは蚊取り線香と痒み止め薬くらいで良いでしょう。

    虫対策のアイテム
  • 蚊取り線香
  • 痒み止め薬

蚊に刺されることは少ないですが、夜にテントの中に入ってこられると『プ~ン、プ~ン』とうるさいですからね。

このように春キャンプでは意外とハプニングが多いので事前に対策をしておくと安心だと思います。

どうぞ春キャンプの持ち物選びの参考にしてみて下さい。

春キャンプで蚊に刺されたら痒み止めを

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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

春のキャンプで必要な持ち物【必需品】寒さ・花粉・強風・雨対策のアイテム
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