キャンプで使うカメラ・スマホ - 旅先で役立つ道具の選別ポイントを紹介します

旅の思い出を記録する為には、カメラは必須のアイテムだと思います。

デジカメが主流になってからは撮影した写真や動画をすぐにチェックでき、インターネットを通じて家族や友人と思い出を共有することも可能になりました。

「スマホのカメラがあるのでデジカメは必要ない」という方も多いと思います。

確かに、最近のスマホはカメラ機能が驚くほどに向上しているので、スマホだけでも十分に綺麗な写真や動画を撮ることができます。

しかし、スマホはカメラ機能だけでなく、GPSや通信で電源を使っているのでイザ写真を撮る時に電池切れになる事があります。 また、低温化では正常に機能しない場合もあります。

私の場合、ピント合わせが簡単なコンパクトデジタルカメラを中心に使って、サブカメラとしてスマホを活用しています。

このページでは主観的な観点でデジカメを選ぶポイントと現在使用しているコンデジについて紹介したいと思います。

ポケットに入るサイズ

私がコンパクトデジタルカメラを選ぶ7つのポイントとして。

①ポケットに入るサイズであること。

シャッターチャンスを逃さないためには、ポケットに入れてどこへでも持ち運べるサイズが良い。

写真の美しさを求めたり、望遠で撮影するには、やはり一眼レフのカメラが最適だと思います。

しかし、パソコンやスマホの画面で見たり、L判のサイズでプリントアウトするだけなら、最新のコンデジで十分に綺麗な写真を撮ることができます。

ポケットに入るサイズのデジカメ

防水機能

②カメラに防水機能があること。

野外で生活をするので防水機能は必須です。

防水機能があれば水没しても壊れることはありませんし、雨天での撮影や水中撮影も可能になります。

山間部でキャンプをしていると霧が発生することもあります。

霧の中にいると、何もしなくてもカメラがびっしょりと濡れてしまいますからね。

また、厳冬期のキャンプでは気温差でカメラが結露することもあります。

防水機能のあるデジカメ

F値が小さい

③F値(絞り値)が小さくレンズが明るいこと。

レンズが明るいとシャッタースピードを速くして手振れを最小限に抑えることができます。

可能ならば絞りのF値が2.8以下のものがおすすめです。

レンズの絞り値が小さくなるほど被写界深度を浅くして背景をぼかし、被写体をピンポイントで強調することもできます。

F値が小さいデジカメ

長時間露光

④長時間露光ができること。

夜景を撮影する時にはシャッターを長時間開放できるものが良い。

Bモードでシャッターが開放できるものであれば、星の軌跡や車のライトの軌跡を撮る事もできます。

長時間露光できるデジカメ

逆光モード

⑤逆光モードがある

肉眼で見て美しい景色でも、逆光だと黒つぶれして良い写真が撮れません。

カメラの撮影モードに逆光モードがあると便利です。

逆光モードのあるデジカメ

画像比率が16:9

⑥動画の画像比率が16:9に対応していてフルHD以上であること。

動画撮影時に画像比率を16:9にできれば、ユーチューブに動画をアップしても違和感がなくなります。

フルHDの解像度があれば、静止画の画質も問題ないでしょう。

画像比率が16:9のデジカメ

Wi-Fiに対応

⑦Wi-Fiに対応していること。

Wi-Fiに対応しているモデルならケーブルを接続しなくても撮影した画像をスマホやパソコンに転送することができます。

その他、マニュアルモード、絞り値優先モード、接写モード、GPSなど使用頻度が高いものは上位機種では標準で装備されているので気にすることはないでしょう。

保存データに関しても、ほとんどのデジカメはマイクロSDカードに対応しているので必要に応じでデータ容量を自分で決めることができます。

Wi-Fiに対応したデジカメ

防水デジカメ

現在、私が使用している防水コンパクトデジタルカメラは1,600万画素の「OLYMPUS デジタルカメラ STYLUS TG-4 Tough」です。

一般的な防水カメラは、防水性能を高めるためにレンズ保護を厳重にしているせいか、レンズの暗いものが多いのですが、このカメラは絞り開放値をF2.0まで開けることが可能になっています。

暗い場所でも、わずかな明かりをレンズが取り込むことができるので手ぶれを起すことも少なくなります。

ライブコンポジットモードを使えば最長で3時間もの撮影ができるので星空なども撮影できたりします。

以前使っていた「オリンパス μTOUGH-8000」よりも断然明るい。

タフさもパワーアップして、防水性能15m・防塵・耐落下衝撃2.1m・耐低温-10℃・耐荷重100kgfになっているのでキャンプには最適です。

コンテナのバックル

別売りの「OLYMPUS コンバーターアダプター CLA-T01」を購入すれば、各種カメラ用のレンズフィルターを取り付けることもできます。

何より、レンズキャップが付属しているのでレンズの汚れ防止に役立ちます。

CLA-T01はレンズキャップが付属している

ただ、このTG-4を4年半ほど使ってみて、不満な点もあります。

1つは「明るい夕陽」や「燃えさかる焚き火」を撮影する時に写真の中央に丸いゴーストが写り込むこと。

もう一つは、暗い夜景を撮影する時になかなかピントが合わないこと。

次のモデルで改良がされると嬉しいのですが…

TG-4でゴースト

現在はモデルチェンジが進んでTG-6になっています。

1,200万画素に変更になっているのですが、高感度撮影時のノイズが低減されて性能が向上しているようです。

防水スマホ

現在使っているスマホは「SHARP AQUOS sense3 lite」です。

小型でズボンの後部ポケットにも、すっぽりと入るコンパクトなスマホで持ち運びしやすい。

防水・防塵・耐衝撃機能があるので、アウトドアで使うには最適です。

防水機能はIPX5/8なので日常防水程度ですが、キャンプで使うには十分でしょう。

そして、スマホ内蔵のカメラは1,200万画素あり、F値(開放値)は2.0で明るい。

AIが被写体やシーンを検知して9つの撮影モードから自動でセレクトする機能もあります。

ただ、個人的には「オート」モードで撮影する方が使いやすい。

ピクセルサイズを大型化したイメージセンサーが採用されているので、夜間の撮影でも綺麗です。手持ちの夜間撮影はTG-4よりも映りが良い。

微妙なピント合わせは難しいですが、普通に撮影するなら十分に鮮明です。

SHARP AQUOS sense3 lite

このスマホは楽天モバイルの申し込みキャンペーンで購入したので、実質無料で手に入りました。

スマホもデジカメも年々進化していますね。

個人的な好みでデジカメをチョイスするポイントを紹介しましたが、ご参考までに。

楽天モバイルのAQUOS sense3 lite

AQUOS sense3 liteはシングルSIMなのが惜しい…

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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

キャンプで使うカメラ・携帯電話 - 旅の思い出を残す丈夫な防水デジタルカメラ
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