キャンプで使うランタン - 旅先で役立つ道具の選別ポイントを紹介します

夜のテントサイトを明るく照らす、ランタン。

ヘッドライトの他にも明るいランタンがあると、無人になった夜のキャンプ場では心強く感じますよね。

最近はスマホやデジカメを使う機会が増えてきたので、モバイル電源としても使えるLEDランタンが重宝します。

そして、加圧式のランタンを使えば冬のキャンプでも暖かく、あの騒々しい燃焼音に安心感を覚えたりします。 また、夏にシトロネラのキャンドルランタンを使えば、雰囲気をづくりだけでなく虫除け効果も期待できます。

ランタンの燃料にガス、灯油、ガソリンを使う場合は調理用ストーブの燃料と兼用することで荷物を減らすことができます。

必ずしもランタンがソロキャンプに必要だとは言えませんが、個人的にソロキャンプで使って便利だと思ったランタンを紹介したいと思います。

LEDタイプ

LEDタイプのランタンには「電池式」と「充電式」があります。

充電式のランタンの多くはリチウムイオンバッテリーが内蔵されており、USBケーブルを接続するだけで充電ができます。

USB充電なら携帯電話やデジカメのケーブルと兼用することができます。

私がLEDランタンを選ぶ基準は以下になります。

①モバイルバッテリーとしても使える

ランタンを夕方から寝るまでの間に使用しても、まだ携帯電話が充電できるバッテリー容量があると便利です。

②200ルーメン以上の明るさがある

ソロキャンプでの食卓なら200ルーメン前後の明るさがあれば十分だと思います。

③小型でコンパクトなランタン

キャンプで使うなら出来るだけコンパクトなものが使いやすいでしょう。

④電球色と白色が使える

実際には白色ライトの方が明るいので、電球色で使うことは少ないです。 夏場に虫が集まってくる時は、照度を落とした電球色で使うと良い。

充電式小型LEDランタン

このタイプのLEDランタンは、アマゾンショップで各種発売されています。

ポケットにも入るコンパクトサイズで持ち運びしやすい。

初期型は白色ライトしか使えませんでしたが、現在はバージョンアップして電球色も使えるようになっています。

バッテリー容量が5200mAhあるので、夜にランタンを使った後でもスマホを充電することができて重宝しています。

4年間キャンプで使っていますが、まだまだバッテリーは元気です。

200ルーメンLEDランタン

8つ調光モードがある使いやすいLEDランタン。

こちらは、バッテリー容量が10000mAhもあるLEDランタンです。

スマホも余裕で充電できます。

コンパクトなサイズですが、金属パーツが使われているので少々重いです。

電球色LEDと白色LEDを混在した発光色で点灯させることも可能で、とても明るい。

10000mAhのLEDランタン

ルーメン数は不明ですが、私の感覚では60WタイプのLED電球と同等レベルの明るさではないかと思います。

ソロキャンプなら十分すぎる明るさです。

そして、このランタンのハンドルには三脚用のネジ穴があるのが特徴です。

タープポールに取り付けなくても、三脚を使っている方なら高い位置から照らすことができます。

60WタイプのLED電球と同等レベル

バッテリー容量、明るさ、共に申し分のないLEDランタンです。

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ヘッドライトを専用のケースに入れることで、ランタンとしても使えるようにした製品もあります。

これならランタンとヘッドライトを兼用できますね。

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灯油式

灯油を燃料として使えるランタンには2種類あります。

1つは燃料タンクの空気を圧縮して使用する「加圧式ランタン」。

ランタンを点灯させるには、燃料タンクのポンプで空気を圧縮する「ポンピング」とジェネレーター内の液体燃料を気化させる「プレヒート」という作業が必要になります。

扱いに慣れてしまえば簡単ですが、少々コツが要ります。

ランタンの取り扱いに細心の注意が必要なので長期のキャンプ旅には向いていませんが、短期のキャンプなら活躍する明るいランタンです。

現在使用しているランタンは、「コールマン ランタン286A」というモデル。

このモデルは燃料にホワイトガソリンを使用するランタンですが、ちょっとした改良で灯油で使用できるケロシン化ランタンに改造することができます。

燃焼音が大きいですが、誰もいない冬のキャンプ場では心強い存在です。

コールマン ランタン286A

改造に使用した214モデルのジェネレーターです。改造は自己責任の上で…

そして、もう一つのタイプの灯油式ランタンは「非加圧式ランタン」。

こちらは芯で灯油を吸い上げて炎を灯す方式です。

オイルランプでは、よく使われています。

有名なハリケーンランタンは、空気の循環機能を追加して明るさを高めたものになります。

加圧式と比べると明るさは劣りますが、雰囲気づくりには最適のランタンです。

非加圧式ランタン

メイド・イン・ドイツのフュアーハンド ランタン。

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燃料加圧式

加圧式ランタンには燃料に「ホワイトガソリン」を使用したモデルもあります。

キャンプ用ストーブの燃料にホワイトガソリンを使っている方なら燃料を兼用することができます。

点灯方法は灯油の加圧式と同じですが、ホワイトガソリンの方がメインテナンスがしやすいという利点があります。

精製度が高いホワイトガソリンはジェネレーター内にカーボンが溜まることが少なく、不安定な燃焼を起こしにくい。

ただ、燃料代が高いというのがデメリット。

燃料加圧式

コールマンの定番ランタンです。

ガス式

ガス式のランタンには燃料に「CB缶」を使うタイプと「OD缶」を使うタイプがあります。

ガス式のストーブを使っているなら、使っているガス缶の種類に合わせた方がよいでしょう。

マントルの空焼きが済んでいれば、スパークイグナイターでカチッと点火するだけで着火できるので大変簡単です。

ガス式はストーブもランタンも手軽なので便利です。

デメリットを挙げるとすれば、ガス缶がかさばる事ですね。

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キャンドル式

キャンドル式のランタンには、「タブキャンドル」と「UCO製キャンドル」の2種類が一般的によく使われています。

メインで使うなら明るいUCO製キャンドルが向いていますが、雰囲気作りに使うならタブキャンドルも適しています。

空き缶とタブキャンドルで作ったランタンもムードがありますからね。

昔、仏壇用の小さなロウソクを金属製のフタに入れて継ぎ足しながら使っていた時期がありました。

ある日、雑誌の上にロウソクをのせて使っていた時に、うっかり居眠りをしてしまいました。

そして、焦げ臭い匂いに気づいて目を覚ますと、何と雑誌が炎を上げて燃えているではありませんか。

慌てて、テントのメッシュドアを開けようとしたのですが、テントの中が煙で真っ白な上、寝ぼけているし、パニクっているので、ファスナーの位置が分からずヤバイ体験をしました。

何とか九死に一生を得ましたが、テントの中や自分の顔は煤で真っ黒…

キャンドルランタンを使う時には居眠りは厳禁です!

キャンドル式ランタン

真鍮製のキャンドルランタンは雰囲気抜群です。

【関連記事】

ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

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