キャンプで使う修理道具セット - トラブルが発生した時に頼りになるメインテナンスセット

「強風でタープが破れた」「火の粉でウェアに穴があいた」「テントポールが折れた」など、キャンプをしていると色々なトラブルに遭遇することがあります。

修理に必要なものを買い出しに行きたくても、市街地から遠く離れた場所でキャンプをしている場合は諦めるしかありません。

でも修理道具を用意しておけば、簡単な補修なら自分で対応することができます。

では、あると便利な修理道具は何でしょうか?

同じキャンプでも、登山、バイク、自転車、旅のスタイルによっても修理に必要なものは変わってくるでしょう。 また使用するストーブやマットなどのキャンプ用品の種類によっても用意するメインテナンスキットが必要です。

このページでは、今までの経験からキャンプ旅で必要と感じた修理道具をいくつか紹介したいと思います。

裁縫道具

キャンプ道具の中で一番出番が多いのは裁縫道具ではないでしょうか。

針と糸さえあれば、布地のものが破れたり、穴があいてしまった場合でも、すぐに縫い合わせて修理をすることができます。

蚊取り線香で溶けてしまったテントのメッシュドアの穴の修理をしたり、強風で引きちぎれてしまったタープのガイラインループの修理などにも活躍しました。

バッグやウエストポーチのベルトの付け根がほつれた時に縫い直した事もありましたね。

あと、裁縫道具と一緒にゴム紐もあると便利。

ゴム紐はテントフレームのショックコードとしても使えますが、衣類のドローコードや輪ゴムとしても使えます。

キャンプの裁縫道具

糸はコットンとポリエステルの2種類を用意しています。

色は無難な白と黒を入れています。

キャンプ場で仮修理をして、家に帰ってから生地に合った色の糸で本修理すれば良いでしょう。

針と木綿とポリエステル

針と糸を入れるケースとして、以前はカメラフイルムのケースを使っていましたが、現在はセリアで購入した調味料ケースを使っています。

大小2個セット100円(税抜)でお安く、調味料入れ以外の用途でも重宝しています。

縫い針入れに調味料ケースが最適

粘着テープ

粘着テープもあると便利です。

使用頻度が高い、ビニールテープ、両面テープ、布テープをいつも持参しています。

レインウエアに穴があいてしまった時は、応急処置としてビニールテープを丸く切って穴を塞ぐことができます。

もしくは、ビニール袋に両面テープを貼りつけて丸く切り抜き、そのパッチを穴に貼っても修理できます。

ダウンジャケットに穴があいてしまった時には、そのままにしておくと羽毛が散乱して大変な事になりますからね。

沖縄でキャンプしていた時にはアリがテントの底に穴をあけて入ってきたこともありましたが、こんな時にもテープがあると便利でした。

他にもテントフレームが折れた時に修理用スリーブを固定したり、縫い合わせた場所に貼り付けてシームテープとしても使えます。

キャンプで使う粘着テープ

しかし、粘着テープをそのままの状態で持って行くと、かさばって邪魔になります。

そこで必要な分量だけ、プラスティックケースに巻いてしまいます。

プラスティックケースに粘着テープを巻く

先程の裁縫ケースにビニールテープと両面テープを巻き取りました。

これでコンパクトに収納ができます。

ビニールテープと両面テープを巻き取る

布テープの方は、大小2個セットの大きい方のボトルに巻いています。

修理で使うなら、このくらいで十分でしょう。

布テープもボトルに巻く

マッチ

キャンプ道具を修理する時には、火を使うこともあります。

例えば、針金を熱してプラスティックを溶かして穴をあけたり、化繊のベルトやロープの切断面を溶かして、ほつれを防止したりします。

ライターはキャンプ用ストーブとセットで別に用意していますが、氷点下でも着火できるマッチもあると便利です。

氷点下でも着火できるマッチ

マッチは、先ほど布テープを巻いたケースの中に入れています。

長時間、火を使って何かを熱する時にはロウソクも一緒に入れておくと便利です。

必要分量のマッチを使う

防水マッチだと更に便利です。

結束バンド

結束バンドもあると便利。

例えば、バックルのツメが折れてしまった時には結束バンドを使ってベルトを固定することができるでしょう。

キャンプ道具の修理ではあまり使いませんでしたが、旅先では自転車やバイク、自動車の細々した修理に使うことが多かったです。

簡単に締め上げて強力に固定ができるので、インシュロックを数本用意しておくと何かと役に立ちます。

夜間や雨天でトラブルに遭遇した時には、結束バンドの方がロープよりも手早く確実に固定ができると思います。

キャンプで使う結束バンド

そして、結束バンドと一緒に用意しておくと便利なのが「ビニールタイ」です。

よく電気製品のコードをまとめている皮膜付きのハリガネです。

このビニールタイを使って何かを修理する時には、外側の皮膜を火で燃やして中の細い針金を使います。

折り畳み傘などの小物アイテムが破損した際の修理に使います。

太い針金は簡単に手に入りますが、細い針金が欲しい時には意外と見つからないので個人的に必要だと感じています。

ビニールタイ

切断工具

ロープやベルト、布を切断する時にはハサミやカッターナイフが必要です。

写真に写っているカッターナイフには鋸刃を装着しているので、木を加工してキャンプ道具を作ることもできます。

カッターナイフとしても使えるので大変便利です。

旅で使うカッターナイフとハサミ

筆記用具

筆記用具もあると便利です。

メモ書きはもちろんですが、修理するものにマジックで印を付けたりできます。

写真に写っているペンはシャーペン、黒ボールペン、赤ボールペンがひとつにセットになったマルチペンです。

筆記用具があれば、旅先で手紙を書くこともできます。 でも、今はスマホの時代なので手紙を書く人なんていないのでしょうね。

筆記用具

この他にも、エアーマットを使うなら穴あき修理用ホットボンドやガソリンストーブを使うならメンテナンスキットも必要です。

以前、伊豆大島でキャンプした際に暴風雨に遭遇し、テントのフレームが2本同時に折れてしまった事がありました。 テントポールが2本も折れてしまうとどうしようもありませんが、ポールを修理するスリーブは1本だけでも用意しておくと安心です。

バイクや自転車の長期キャンプではタイヤチューブなどの消耗品も事前に用意しておくと急な出費を抑えることができます。

旅で使う修理セット

パッキングする際は、カッターナイフやハサミが他のキャンプ道具を傷つける恐れがあるので固めの収納ケースに入れた方が良いでしょう。

私の独断と偏見で必要な修理道具を紹介しましたが、ご参考までに。

修理道具は破損防止の為に固めの収納ケースに入れた方が良い

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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

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