林間の立木を利用してタープを張る場合は必要ありませんが、それ以外の場所でタープを設営するにはタープポールが必須です。
一般的には2本のポールを使ってタープを張る事が多いのですが、ポールを1本だけ使用してもタープを張ることができます。
メインポール1本でタープの高さを出し、反対側は地面にペグダウンするだけで雨や日差しを防ぐ一人分のスペースは確保できます。
またタープポールは、使用するタープのサイズや設営時の風力、風向きなどにも考慮して強度のあるポールを選ぶ必要があります。
林間の立木を利用してタープを張る場合は必要ありませんが、それ以外の場所でタープを設営するにはタープポールが必須です。
一般的には2本のポールを使ってタープを張る事が多いのですが、ポールを1本だけ使用してもタープを張ることができます。
メインポール1本でタープの高さを出し、反対側は地面にペグダウンするだけで雨や日差しを防ぐ一人分のスペースは確保できます。
またタープポールは、使用するタープのサイズや設営時の風力、風向きなどにも考慮して強度のあるポールを選ぶ必要があります。
ポールの強度が高くなるほどパイプ直径や板厚が増えて重くなります。逆に軽量で持ち運びしやすいポールほど、強風時は簡単に折れたり曲がったりします。
このページではタープを張る時に必要なタープポールの種類について紹介したいと思います。
入れ子収納式のタープポールは、一本の筒の中に全てのパーツが収納される構造なので、とてもコンパクトになります。
釣り竿のようにスライドして伸ばせるものや、独立したパーツ同士を接続するモデルがあります。
上部のパイプほど直径が細くなって強度が落ちるので、パイプ同士が重なる面積を増やしたり、接続する本数を減らして収納サイズを長くしたポールもあります。
パイプ同士が重なる面積を増やした場合は重量が増えてしまうので、カーボンファイバーを使って軽量化した商品もあります。
私が現在メインで使用しているポールは「アライテント コンパクトポール200cm」です。
#7001ジュラルミン製で重量が270gと軽く、収納サイズも50cmなのでザックのサイドストラップに取り付けても邪魔になりません。。
このポールの特徴として、とにかく組み立て方法が分かりづらい。
ポールに記載された数字と三角形のマーク同士を合わせて差し込むと接続されるようになっていますが、暗い時に設営すると組み立て方が分からなくなります。
このポールの直径は下からφ21mm、φ19mm、φ17mm、φ15mm、φ13mmの5つの太さのパイプに分かれています。
それぞれのアルミパイプの片方のみにカシメ(4か所)があるので、「パイプのカシメ側」の中に「パイプのカシメ無し側」を差し込むといったように覚えておくと暗闇の中でも設営が出来ます。
ポールを収納する際は、逆の要領で「パイプのカシメ側」を「パイプのカシメ無し側」の中に入れます。
使い始めの頃は、組み立てる度に頭がこんがらがっていましたが、慣れると使い勝手はとても良いです。
またアライテント コンパクトポールには150cmのモデルもあり、こちらは収納サイズが41cmと非常にコンパクトになっています。
実は150cmのポールと200cmポールはパイプの直径が同サイズなのです。
なので、組み合わせ次第では10cm単位で150cm~200cmの範囲でポールの長さを調節できます。
例えば、上段2本を150cmのモデル(パイプ長41cm)、下段3本を200cmのモデル(パイプ長50cm)に組み合わせることで180センチのポール長で使用が可能になります。
200cmタープの上段のパイプは細長くて、見るからに強度が弱そうですが、短いパイプに変えることで強度が格段に上がります。
上記の組み合わせで180センチの長さにしたポールをヒルバーグタープ20の変形A型張りで使用していますが、今のところは強風下でも問題ありません。
アライテントのコンパクトポールは150cmと200cmを組み合わせることで、利便性がアップします。
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こちらは、釣り竿タイプで軽量・コンパクトなカーボン製ポール。
ジョイント方式はテントのフレームポールやタープポールでは一般的によく使われています。
パイプの片側がパイプの内径サイズと同径で小さくなっており、パイプ同士を連結して組み立てます。
通常はパイプの中にショックコードと呼ばれるゴムひもが入っていて、簡単に素早くポールの連結ができるようになっています。
しかし、ジョイント式のポールの中にはパイプの長さを組み合わせて使用できるモデルもあり、そのようなタープポールにはショックコードが使われていません。
このポールは「LOGOS ロゴス アルミポール200cm」です。
ポールの直径がφ22mmもあるので強いです。
以前使っていたモンベル アルミ ミニタープポール165(直径φ14.5mm)は強風で簡単にポールが折れてしまいましたが、このポールなら安心です。
収納サイズは54cmですが、許容範囲でしょう。
重量が500gと少々重いポールですが、バイクや自動車移動なら問題ないと思います。
大きなタープで使っても、歪がなくて安心できます。
それでも、強風時のタープ設営に不安がある場合は「スノーピーク ウイングポール」を使うと良いでしょう。
スノーピークが「史上最強のタープポール」と謳っているだけあり、とにかく強風に強いです。
ポールの直径はφ30mm、素材のアルミ板厚は1.5mmという高スペックです。
ウイングポール240なら、ポールの収納サイズが60cmなので3本使用ならソロキャンプでも持ち運びに苦労しません。
スノーピーク ウイングポールのパイプには、長さが60cmと70cmの2種類があります。
パイプの中にショックコードが入っていないので、組み合わせて自由な長さで使う事も可能です。
パイプ同士を接続する際はプッシュボタン式でカチッとロックできます。
少々重いタープポールですが、2メートル前後の長さで使用するなら最強でしょう。
直径が約20mmのロゴスのタープポール。
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重いタープポールですが、強風でも安心して使用できます。
タープポールのパーツを組み替えることなく、ポールの長さが調整できるスライド伸縮式のポールがあります。
ジョイント方式のポールの先端パーツに長さ調節機能が加えられており、ポールの接地面が沈んだり、高さを調節したい時にポールの長さが微調整できるようになっています。
このタープポールは「MSR アジャスタブル ポール 5フィート」です。
ポールの直径はφ16mmですが、重量が280gと軽量です。
パイプ径が少々細いので不安ですが、強風時では使用を控えるかタープの方向を変えるなどの対応をすれば、問題ないでしょう。
ポールの長さ調節は130cm~152cmの範囲なので、テントの入口にタープを低く張るといった使い方に限定されます。
この重量なら、自転車のキャンプ旅でも邪魔にはならないでしょう。
MSRのレッドカラーが目を引きます。
タープポールは現地で自作するといった方法もあります。
林間サイトなら、落ち枝を拾って来て製作しても良いし、海岸のサイトなら流木が利用できます。
立木の多い林間キャンプ場を限定して利用すれば、タープポールは必要ありませんし、形の良い枝があればタープポールを製作しても良いでしょう。
タープポールを使わない場合は、荷物の軽量化ができますからね。
下のリンク先では小さなカッターノコギリを使ってタープポールを製作する方法を紹介していますので、ご参考までに。
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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
キャンプ生活で起こる様々な問題やトラブル、ちょっとした工夫で快適なアウトドア生活が送れるアイデアなど、このページがお役に立てることができれば幸いです。
なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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