キャンプで使う食料・調味料 - 旅先では3食必要ですので水と食糧は忘れずに

キャンプ料理で使う食材は、どんなものを用意すればよいでしょうか。

何の料理をするかによっても変わってくると思いますが、短期のキャンプなら生肉や生魚などの生鮮食品はクーラーボックスに入れて持ち運ぶと便利です。

ただ、バイク、自転車、徒歩での長期のキャンプになるとクーラーボックスを持ち運ぶ方は少数派でしょう。

昼間の移動中に旅先の名物料理などを堪能して、夜と朝だけ自炊する旅キャンパーも多いと思います。

保冷する必要のない食材を揃えておけば、もし食料品店で買い出しができなかった場合でも食べるものには困りません。

このページでは、長期のキャンプでも困らない食材選びについて紹介したいと思います。

お米は腹持ちが良く、日本人なら朝昼晩と一日3食でも飽きる人はいないでしょう。

特に自転車や徒歩で旅をするキャンパーは移動でエネルギーを消費するので、お米は重要だと思います。

オムスビにすれば、手軽にお弁当も作れます。

なお、お米を炊くときは研ぐ必要があるので水を多く使います。

炊事場で水道が使えるキャンプ地での炊飯は問題ないのですが、稀に水場が無い野営地でキャンプをすることもあります。

そんな時は、貴重な水をお米の研ぎ汁で消費するのはもったいないと感じます。

川の水で米を洗う

なので、お米を研ぐ必要が無い無洗米を使うことをおススメします。

普通のお米と比較すると少々割高ですが、簡単に炊き始める事ができるので便利です。

夜間の移動で疲れた時に、お米を研いでから炊飯するのはストレスですからね。

お米を用意する時は、自分が使う分量を計量してジプロックに小分けしておけば、炊飯時にすぐに使えるので楽になります。

無洗米を食べる

乾麺

スパゲッティーやラーメンなどの乾燥麺は、お湯を沸かして茹でるだけで食べる事ができるので手軽で便利です。

湯切り用の小さなザルがあると更に良いでしょう。

特にパスタは腹持ちが良く、しっかり食べると満腹感があります。

スパゲッティーを茹でる

インスタントの袋麺でもネギやタマゴを入れて野外で食べると、とても美味しく感じます。

チキンラーメンなどは、おやつ代わりにそのまま食べても美味しいです。

といた小麦粉にバラバラにした袋麺を入れて、薄く焼いてソースをつけて食べてもイケます。

荷物と一緒にパッキングして、乾麺が折れたとしても味に変わりはないので雑に持ち運びすることができます。

キャンプでインスタントラーメン

小麦粉

小麦粉は価格の割には、多くの量を食べる事ができるのでお得です。

小麦粉を使った手軽なキャンプ料理は「お好み焼き」しか思いつきませんが、簡単に作れます。

といた小麦粉に卵と余った食材をぶち込んで、フライパンで焼くだけで完成します。

お好みソースとマヨネーズがあれば、とても美味しい。

調味料が色々あれば、隠し味にも使えます。

小麦粉は湿気が多いとカビが発生することもあるので、ジプロックに入れて持ち運びすると良いでしょう。

キャンプで食べるお好み焼き

パン

食パン、フランスパン、ロールパン、パンには色々な種類がありますが、食パンが一番使いやすいでしょう。

パンは調理をしなくても、そのままでも食べることができる大変便利な食材です。

でも、焼いたら更に美味しい。

パンはロースターやフライパンでも焼けますが、ホットサンドメーカーがあると便利です。

フランスパンで作るフレンチトーストもおいしいです。

ホットサンド

ただ、パンは他の食材と違って型崩れします。

バッグの中に他の荷物と一緒に収納すると、ぺしゃんこになるので、バッグやザックの外にぶら下げるしかありません。

でも、ちょっと目を離したスキにカラスやネコに盗られてしまうことがあるので要注意です。

タッパーに入る大きさに切って収納してしまうのも一つの方法です。

キャンプで焼きそばパンを作る

野菜・果物

野菜は生鮮食品の中でも常温保存ができるので、持ち運びがしやすいです。

料理で良く使うのは、ニンジン、タマネギ、ジャガイモの3つだと思います。

キャンプ生活でインスタント食ばかりでは野菜不足になるので、繊維質とビタミンの多い野菜はしっかりと摂りたいところですね。

キャンプで使う野菜

野菜の中でも、生食が出来るものは手軽に食べる事ができるので、あると重宝します。

トマトやキューリ、レタスなど。マヨネーズをかけて食べれば、とても美味しい。

バナナやリンゴ、ミカンなども糖分補給には最適です。

持ち運びする時は、密閉せずに通気の良いネットなどに入れておきます。

あと、ジャガイモは直射日光に当たらないように保管します。

キャンプで食べるトマト

ソーセージ

クーラーボックスの無いキャンプ旅では、魚肉ソーセージは欠かせません。

魚肉ソーセージは常温で保存ができるので便利です。

お肉の代わりに野菜と一緒に炒めたりしても美味しく食べれます。 表面をカリカリに焼けば更においしい。

お腹がすいた時には、おやつ代わりにそのまま食べる事もできますしね。

型崩れすることもないので、持ち運びにも便利です。

キャンプでソーセージを使う

対して、ウインナーは冷蔵保存です。

一日で食べきることが必要ですが、魚肉ソーセージよりは美味しいでしょう。

炭火で焼いても、フライパンで焼いてもイケます。

焼きウインナー

調味料・酒

調理をするなら調味料は必需品です。

粉末調味料ならば。
・塩コショウ
・砂糖(スティックタイプでも可)
・だしの素
・七味唐辛子
・粉末やきそばソース
「調味料の代用品として」
・うどんスープの素
・わかめスープの素

液体調味料ならば。
・醤油
・味噌
・酢
・サラダ油
・マヨネーズ
「調味料の代用品として」
・即席みそ汁

この他にも、焼き肉のタレやソースなどもあると便利ですが、クーラーボックスへ入れて冷蔵が必要です。

日本酒やワインを飲むなら、料理にも使えます。

キャンプで使う調味料

少量の調味料をキャンプへ持って行くなら、チューブ入りのワサビやショウガの空容器を調味料ケースとして流用すると便利です。

ワサビのチューブが調味料入れ

チューブの口が小さいので調味料を入れるのに苦労しますが、醤油を入れても漏れた事は無かったです。 なお、容器によっては漏れる可能性があるかも知れません。

容器がしっかりしているので、破損も少ないと思います。

粉末調味料の保管はそれほど問題ありませんが、液体調味料は荷物の中で漏れたりすると大変なので念のためにジプロックに入れておくと良いでしょう。

醤油を入れても漏れない

あと、マヨネーズは油の代用品としても使えます。

少々焦げた臭いはしますが、油とタマゴから作られているので問題ないでしょう。

マヨネーズは開封したら要冷蔵と言われています。

しかし以前、私は真夏以外の長旅で一か月以上は常温でマヨネーズを使ったことがありますが、何も体調を崩すことはありませんでした。

まあ、人によって違うかも知れませんが…

マヨネーズは油の代用品

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缶詰・レトルト

缶詰やレトルトの食材は時短料理にはかかせません。

レトルトカレーやレトルトパスタソースなど、かけるだけで料理が完成します。 「ふりかけ」なども同じですね。

ゼリー飲料やソフトクッキーなども疲れた時は、すぐに食べる事ができるので便利です。

また、アルファ化米のような非常食を常備しておけば疲れた時や体調が悪い時には大変助かります。

レトルトカレーのキャンプ料理

缶詰もそのまま食べることができますが、火を通すと更に美味しいです。

ご飯を炊いている時にクッカーの上にのせておけば、熱が通るのでご飯が炊けると同時に熱々の缶詰料理が出来上がります。

他にもお湯を注ぐだけで作れる、アルファ米やコーンスープ、わかめスープなども手軽です。

おやつタイムには、紅茶のティーパックや生姜湯などもあると便利です。

レトルト食材はアルミパウチに入っているものが多いので、どこにでも保管ができます。

缶詰料理

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生肉・生魚・生卵

肉や魚は、買ってきて新鮮な内に食べるのが美味しい。

保冷剤入りのクーラーボックスがあれば、2~3日は保存も可能です。

とれたての刺身をつまみに、酒を飲んでも最高でしょう。

炭火で焼き肉

他にも牛乳やヨーグルト。チーズなどの乳製品も冷蔵保存が必要です。

夏場でなければ、スライスチーズは常温でも保存できないこともありませんが、品質は変わる恐れがあります。

あと、生卵も冷蔵保存が必要だと思ってしまいますが、常温でも保存が可能です。

お店では常温で売られてますからね。

一度冷やした卵は結露しやすく、卵の表面から中に雑菌が侵入しやすくなるそうなので、キャンプではクーラーボックスに入れずに常温で保存するのが良さそうです。

心配なら、ゆで卵にして食べると良いでしょう。

ゆで卵

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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

キャンプで使う食料・調味料 - 旅先では3食必要ですので水と食糧は忘れずに
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