一斗缶を使った自作のロケットストーブ

一人旅を楽しむ

一斗缶のサイズにこだわって、出来る限りコンパクトな二重構造のロケットストーブを製作してみました。

ロケットストーブを作り始めた頃はミルク缶や針金、灰など、すべて廃材を使って作っていました。

しかし耐久性が悪く、すぐにロケットストーブの高温で穴が開いてしまい使い物にならない状態になりました。

なので、部材代はかかりますが耐久性のあるものを使って長くロケットストーブを使えるようにしています。

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使用する一斗缶は、牡蠣が詰められていたものが蓋がありシンプルで最適です。

煙突はお好みの長さのものを購入して色々なバリエーションで設置が可能です。

一斗缶ロケットストーブの製作材料

一斗缶ロケットストーブを製作するに当たって以下のものが必要です。

【ロケットストーブ本体の製作材料】

●一斗缶:2ヶ
●φ120mm L字煙突(直角曲がり):2ヶ
●φ120mm用のパイプバンド:2ヶ
●φ100mm用のパイプバンド:1ヶ
●ホームセンターで売っていた焼きソバ用プレート
●φ120mm 煙突直管:1ヶ
●φ100mm 煙突直管:1ヶ
●ボルトとナット:7ヶ
●パーライト:一袋

一斗缶ロケットストーブの製作材料

一斗缶を切り開いて分解する

一般家庭の台所にある缶詰用缶きりを使って一斗缶を分解していきます。

一斗缶を分解:ロケットストーブ

一斗缶の底部分も切り取ります。

一斗缶を分解2:ロケットストーブ

一斗缶でヒートライザーの製作

板状に展開して広げた一斗缶を3センチほど小さく折り曲げて鉄の箱を製作します。

接合部分は鉄板用ドリルで穴をあけてボルトとナットで縦部分を3ヶ所締めています。

ヒートライザーの製作:一斗缶ロケットストーブ
ヒートライザーの製作2:一斗缶ロケットストーブ
ヒートライザーの製作3:一斗缶ロケットストーブ

底部分は4ヶ所の角(コーナー)を金切りバサミを使って切り取って折り曲げています。

そして、ここも接合部分は鉄板用ドリルで穴を空けてボルトとナットで4ヵ所を締めています。

ヒートライザーの製作4:一斗缶ロケットストーブ
ヒートライザーの製作5:一斗缶ロケットストーブ

ヒートライザー本体の完成です。

ヒートライザーの製作6:一斗缶ロケットストーブ

L字煙突をヒートライザーに取り付ける

製作したヒートライザー本体に煙突の直径と同じサイズにマジックで円を描き、下の写真のように切り込みを入れます。

ヒートライザーに煙突部材を取り付け:一斗缶ロケットストーブ

そして下の写真のように切り込みを入れた部分を内側に折り曲げてL字煙突を取り付けます。

ヒートライザーに煙突部材を取り付け2:一斗缶ロケットストーブ
ヒートライザーに煙突部材を取り付け3:一斗缶ロケットストーブ

折り曲げた部分はパイプバンドで締め込んで固定します。

ヒートライザーに煙突部材を取り付け4:一斗缶ロケットストーブ

もうひとつの一斗缶に穴を開ける

もうひとつの一斗缶にも同じように煙突の直径と同じサイズに切り込んで、今度は外側に折り曲げます。

ロケットストーブ本体にヒートライザーを取り付ける

そして、製作したヒートライザーを一斗缶の中に入れて下の写真のように取り付けます。
ここもパイプバンドで締めこみます。

ロケットストーブ本体にヒートライザーを取り付ける2

上から見ると、ヒートライザーの中と本体外側のパイプバンドは対照的な向きに取り付けられていることが分かります。

ロケットストーブ本体にヒートライザーを取り付ける3

煙突部材を延長する

このままでは、ヒートライザー内の煙突立ち上がり部分が短いのでφ120mmの煙突直管を使って延長します。

下の写真では家に余っていた煙突直管を使っています。

ヒートライザー内の煙突部分を延長する:一斗缶ロケットストーブ

ヒートライザーの上面の高さに合わせて煙突直管をカットしています。

ヒートライザー内の煙突部分を延長する2:一斗缶ロケットストーブ

ロケットストーブ排煙口の製作

排煙部分で使用する煙突管の直径はφ100mmなので、排煙口も直径φ100mmのサイズに穴をあけます。

排煙口の切り込み部分は外側に折り曲げます。

一斗缶ロケットストーブの排煙口製作

そして、煙突を容易に取り外せるように直管をカットして差込式にします。

一斗缶ロケットストーブの排煙口製作2

カットした排煙口部材を本体に取り付けます。

ここもパイプバンドで締めこみます。

排煙口部材は内側にはみ出ないようにしています。

一斗缶ロケットストーブの排煙口製作3
一斗缶ロケットストーブの排煙口製作4

ヒートライザーに断熱材を入れる

ヒートライザーの断熱材を充填していきます。

断熱材に灰を使っている方も多いですが、とても重くなるのでバーミキュライトかパーライトを使うのが良いと思います。

今回はとっても軽量なパーライトを使っています。

ヒートライザーに断熱材を入れる:一斗缶ロケットストーブ

煙突や鉄板の接合部分に隙間があるときは、スチールウールを使って隙間を埋めます。
隙間があると断熱材がこぼれて落ちてしまいますので…

ヒートライザーに断熱材を入れる2:一斗缶ロケットストーブ

断熱材の充填完了です。

ヒートライザーに断熱材を入れる3:一斗缶ロケットストーブ

焚口の製作

L字煙突(直角曲がり)を使って、焚口を製作します。

長い薪でも入るように下の写真のように煙突部材をグラインダーでカットします。

焚口の製作:一斗缶ロケットストーブ

焚口はハメコミ式で取り付けできます。

そして、取り外せば簡単に灰を取り出して掃除もできるので便利です。

焚口の製作2:一斗缶ロケットストーブ

一斗缶ロケットストーブの完成

ロケットストーブにホームセンターで売っていた焼きソバ用プレートを被せれば完成です。

ロケットストーブに焼きソバ用プレートを被せる
ロケットストーブに焼きソバ用プレートを被せる2

初めは小枝や紙などの燃え易いものをストーブに入れて点火します。

ヒートライザーが蓄熱できていない時は炎が焚口の中へ吸い込まれないので、しばらくはうちわを使って空気を送りこみます。

そして、炎がストーブ内に引き込まれ始めたら大きな薪を投入してゆきます。

一斗缶ロケットストーブ3

一斗缶表面のコーティング塗装が焼けてストーブ全体から煙が出始め、独特の臭いが漂ってきます。

一斗缶ロケットストーブ4

ステンレス素材も虹色に焼けて変色を始めます。

一斗缶ロケットストーブ5

天板として使っている焼きそばプレートの鉄板も焼けてきました。

一斗缶ロケットストーブ6

炎が安定する頃には、一斗缶の表面全体から出ていた煙が収まってきます。

一斗缶ロケットストーブ7

ロケットストーブ内で完全燃焼していると、ほとんど煙突からは煙が出なくなります。

一斗缶ロケットストーブ8

このロケットストーブだとやかんや鍋が煤で真っ黒になることはありませんので安心です♪

一斗缶ロケットストーブ9

後日、一斗缶にピッタリなサイズのバーベキュー鉄板を近くのホームセンターで見つけました。30cm×30cmと書かれていますが、実際には少し縦長の形状です。

一斗缶ロケットストーブにぴったりサイズのバーベキュープレート

サイズがギリギリなので一斗缶によっては、合わないものもあるかもしれません。

短辺側は一斗缶のサイズにギリギリはまっていますが、長辺側はコピー用紙一枚分の厚さくらいの隙間があるような感じです。

一斗缶ロケットストーブのフタ代わりに

まあ、ロケットストーブが燃焼している時はまったく気にならないレベルなので、かなり気に入っています。

トライアルで見つけた一斗缶ロケットストーブのフタ

私が購入したものと同じバーベキュー鉄板かどうかは未確認ですが、こちらの商品が良く似ていました。

一斗缶のフタを使う場合

ロケットストーブにそのまま一斗缶のフタを被せて使用した場合、しばらくは大丈夫ですが次第に内側からボロボロになって最後には穴があいてしまいます。

一斗缶のフタ:ロケットストーブ

一斗缶のフタを使う場合は、裏側に鉄板で補強をすれば長持ちします。

下の写真は、ボロボロになった焼きソバプレートをグラインダーで切り抜いてフタの内側にボルトで取り付けています。

一斗缶のフタ2:ロケットストーブ

ロケットストーブで調理する場合は、一斗缶のフタよりも焼きソバプレートの方が直接調理器具に熱が伝わるので効率が良いです。

一斗缶のフタ3:ロケットストーブ

フタをしてしばらくすると、表面のコーティング塗装が焼けて煙が出てきます。

一斗缶のフタ4:ロケットストーブ

煙が収まってきてからもどんどんロケットストーブを燃やしていると、フタの色が下の写真のように変色してきます。

一斗缶のフタ5:ロケットストーブ

一斗缶ロケットストーブの耐熱塗装

ロケットストーブの耐久性を上げる為に、耐熱塗料スプレーで塗装してみました。

耐熱塗料は熱を加え硬化させる時に煙が出ますので、換気のよい場所でロケットストーブに点火します。

一斗缶ロケットストーブ
一斗缶ロケットストーブの耐熱塗装2

フタの部分はかなりの高温になり、やかんを乗せたりするとすぐに塗装がはげてしまいますが、耐久性は格段にアップします。

一斗缶ロケットストーブの耐熱塗装3

実際の使用風景はこんな感じです。

ソロキャンプで使える一斗缶ロケットストーブ
一斗缶ロケットストーブを使って雪中キャンプ
一斗缶を使った自作のロケットストーブ
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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

キャンプ生活で起こる様々な問題やトラブル、ちょっとした工夫で快適なアウトドア生活が送れるアイデアなど、このページがお役に立てることができれば幸いです。

なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。

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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

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