耐火レンガを使った一斗缶ロケットストーブの作り方

一人旅を楽しむ

一斗缶で製作したロケットストーブを毎日のように使っていると、燃焼筒の煙突部材に穴が空いてしまうことがよくありませんか?

煙突部材の耐熱温度は約700℃らしいのですが、燃焼筒の高温には耐え切れず、使用頻度にもよりますが3~6ヶ月ほどで蛇腹部分に穴が空き、断熱材の砂が焚口へこぼれ落ちてきます。

その都度、作り直すのも面倒になってきたので耐火煉瓦を使って燃焼筒を作ってみました。

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このページでは、携帯性よりも耐久性を考慮して、耐熱レンガを使った一斗缶ロケットストーブの作り方を紹介しています。

はっきり言ってレンガなので、めちゃくちゃ重たいです。

でも、耐久性は抜群でメインテナンスも簡単です。

そして、レンガなので、火が消えてもしばらくは余熱で暖かいです。

ロケットストーブの劣化

下の写真はステンレス部材を使ったロケットストーブを酷使した過程の様子です。

初めのうちは、ピカピカできれい。

新品のロケットストーブ
きれいなロケットストーブ内部

でも3か月後にはボロボロになりました。

ボロボロのロケットストーブ
ロケットストーブに穴が空く

耐火レンガを使った一斗缶ロケットストーブの製作材料

耐火レンガを使った一斗缶ロケットストーブを製作するに当たって以下のものが必要です。

【製作材料】

●一斗缶:1ヶ
●耐熱レンガ:10ヶ
●φ120mm L字煙突(直角曲がり):1ヶ
●φ120mm用のパイプバンド:1ヶ
●φ100mm 煙突直管:1ヶ
●φ100mm用のパイプバンド:1ヶ
●ホームセンターで売っていた焼きソバ用プレート

ロケットストーブ製作材料の耐火レンガ
ロケットストーブ製作材料の一斗缶

一斗缶、L字煙突の加工

まず、L字煙突をグラインダーで写真のようにカットします。

L字煙突は煙突直管を差し込んで延長できるようになっていますので、片側の直径が小さく作られています。

カットする側は反対側の直径が大きい方になります。

L字煙突をグラインダーでカットする:ロケットストーブ

カットした円筒部分のパーツを一斗缶の穴を空けた部分に取り付けてパイプバンドで固定します。

その際に、パイプバンドをあまり強く締め付けると煙突のカシメ部分が外れて壊れてしまいますので、程ほどに…

L字煙突のパーツを一斗缶に取り付け:ロケットストーブ
L字煙突のパーツを一斗缶に取り付け:ロケットストーブ

そして、反対面の排気側も同じように製作します。

吸気側:ロケットストーブ
排気側:ロケットストーブ

耐熱レンガを一斗缶に入るサイズにカットする

耐熱レンガの長辺は230mmあるので、そのままでは一斗缶の中に入れたときに隙間がなくなります。

なので、一回りほど小さくなるようにグラインダーでカットしています。

耐熱煉瓦を一斗缶に入るサイズにカットする:ロケットストーブ

耐熱レンガを削って加工する

耐熱レンガを丸く切り抜くには、まず振動ドリルで曲線に沿って穴を空けてゆきます。

耐熱煉瓦に穴を空ける:一斗缶ロケットストーブ

そして、徐々に穴を大きく崩してから衝撃を与えるとボロっとレンガが欠けます。

その時に衝撃を与えすぎて、違うところが折れてしまわないように注意します。

耐熱煉瓦に穴を空ける2:一斗缶ロケットストーブ

あとは、グラインダーを使ってレンガを少しづつ削り取って綺麗に形を整えてゆきます。

耐熱煉瓦を削り取る:一斗缶ロケットストーブ

ロケットストーブ燃焼筒の最上部のブロック部分です。

焚口の直径とレンガの燃焼筒直径は同じくらいにしないと火力が上がらないので要注意です。

燃焼筒の直径がφ120mmの場合は燃焼筒と一斗缶の内側との隙間を15mmくらいに開けたときが一番火力が強くなりました。

耐熱煉瓦を削り取る2:一斗缶ロケットストーブ

耐熱レンガの各パーツを組み付ける

一斗缶の中に入れる耐熱レンガのパーツは全部で10個です。

耐熱レンガのパーツをロケットストーブに組み付ける

一番底のパーツ部分

耐熱レンガのパーツをロケットストーブに組み付ける2

燃焼筒の中心部分

焚口直径と燃焼筒直径は同じにしてあります。

耐熱レンガのパーツをロケットストーブに組み付ける3

すべて、組み上がると下の写真のようになります。

耐熱レンガのパーツをロケットストーブに組み付ける4

耐熱レンガの各パーツを一斗缶の中にセッティング

耐熱レンガの各パーツを一斗缶の中にセットすると下の写真のようになります。

耐火モルタルなどは使わず、レンガ同士を接着していませんがロケットストーブの火力の勢いはとても強いです。

このまま接着していない方がメインテナンスや掃除もしやすいです。

そして、なにより耐火レンガバージョンのロケットストーブはメチャクチャ重たいのでレンガを取り出してからでないと持ち上げて移動することが困難です…

耐熱レンガのパーツを一斗缶の中にセットする2:ロケットストーブ

真上からの写真。

耐熱レンガのパーツを一斗缶の中にセットする2:ロケットストーブ
耐熱レンガのパーツを一斗缶の中にセットする3:ロケットストーブ

耐熱レンガなので、耐久性が格段にアップしました。

耐熱レンガのパーツを一斗缶の中にセットする4:ロケットストーブ

その後の改良部分

【レンガの合わせ目】

後日、2段目のレンガを作り直してカット部分に改良を加えてみました。

2段目のレンガパーツは吸い込まれた空気と炎が直接当たる場所なので、合わせ目を入り組んだ形にして蓄熱性を向上させてみました。

そして、炎が滑らかに噴出すようにする為にレンガパーツ最上段の円形部分内側もすり鉢状に削りました。

耐熱レンガのカット部分改良

少し、空気の吸い込み力が増したような気がします。

耐熱レンガのカット部分改良2
耐熱レンガのロケットストーブ:すり鉢状に削る

【燃焼筒のスリム化】

ロケットストーブの燃焼筒と外壁間の体積を少し増やすことにより、排煙能力がアップし空気を多く取り込めるのではないかと思ったので燃焼筒を削ってスリムにしてみました。

耐熱レンガのロケットストーブ:燃焼筒のカット

グラインダーディスクのラインに合わせて最下段のレンガ以外のコーナー部分を削っています。

耐熱レンガのロケットストーブ:燃焼筒のカット
耐熱レンガのロケットストーブ:燃焼筒のカット

その結果、吸い込み力が一段とパワーアップしていままでにない火力になりました。
排煙と吸気のバランスの微妙な調整で火力が変わってしまうようです。

ついでに一斗缶の耐久性を上げる為に、スプレー式の耐熱塗料で再塗装をしてきれいになりました。

耐熱レンガのロケットストーブ:耐熱塗装
耐熱レンガのロケットストーブ:燃焼筒をセットする
耐火レンガを使った一斗缶ロケットストーブの作り方
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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
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キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

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