キャンプでお湯を沸かす方法は「ヤカンを使う」もしくは「鍋で代用する」があります。
しかし、ヤカンはお湯しか沸かせないし、鍋で沸かすと食べ物の臭いが移ったりします。
そこで、ヤカンの代わりにステンレス製のボトルでお湯を沸かしてみました。
細長いステンレス製のボトルはキャンプ用ストーブに載せると不安定になりますが、風防とペグで倒れない方法を紹介します。
キャンプでお湯を沸かす方法は「ヤカンを使う」もしくは「鍋で代用する」があります。
しかし、ヤカンはお湯しか沸かせないし、鍋で沸かすと食べ物の臭いが移ったりします。
そこで、ヤカンの代わりにステンレス製のボトルでお湯を沸かしてみました。
細長いステンレス製のボトルはキャンプ用ストーブに載せると不安定になりますが、風防とペグで倒れない方法を紹介します。
荷物を軽量化するならヤカンと水筒を兼用すると良いですね。
最近は軽量なステンレス製ボトルも販売されていますので、おススメです。
このボトルはステンレス製で1リットルの容量があります。
シングルウォールの水筒なので焚き火やストーブの熱源で、お湯を沸かすことも出来ます。
ただ、1Lサイズのボトルは細長い形状なのでストーブのゴトクにのせると不安定になるのが難点です。
ボトルの底面が小さいと、ゴトクの上に載せても…
少しの振動で、すぐにボトルが倒れてしまいます。
ボトルの中が熱湯だと大変危険です。
ボトルをストーブに載せた時に不安定になる場合は、百均のステンレス製の調理網(クックネット)を使います。
クックネットは普通に焼き網としても使えるので便利です。
ゴトクの上にクックネットを敷き、その上にボトルを載せます。
すると、ボトルが自立します。
同様に底面の小さなシェラカップも載せる事ができます。
安定感は増しましたが、まだ不安が残ります。
ボトルが沸騰した振動やテーブルの傾きで倒れる危険性がありますね。
この風防は百均の焼きそばプレートで自作したアイテムです。
風が強い時は、この風防が活躍します。
アルミ製なので、CB缶(ガスボンベ)に巻き付けておけば持ち運びする時に邪魔になりません。
今回は、この風防を『ボトル転倒防止スタビライザー』として使います。
まずは、風防を円筒形にします。
そして、風防をダブルクリップで固定します。
25mmのダブルクリップを使っています。
ダブルクリップが等間隔になるように4か所を固定します。
そして、下の写真のように20センチの丸棒アルミペグを風防の上にのせます。
ダブルクリップの内側にペグが当たるように載せます。
「井の字」になるようにペグを重ねていきます。
ペグを互い違いに重ねて「井の字」になりました。
この「井の字」の中にボトルが入るイメージです。
焼き網にも等間隔になるように4か所にダブルクリップを取り付けます。
そして、焼き網の上に先ほど取り付けた風防を載せます。
あとは、ボトルを4本のペグの間に入れます。
これで『ボトル転倒防止スタビライザー』の完成です。
実際にボトルをストーブに載せてお湯を沸かしてみます。
安定感があります。
風防の底部分は焼き網に取り付けたダブルクリップで滑らないようにしています。
ストーブの熱は風防の中にも取り込まれる為、ボトルの側面からも加熱することができます。
上から見ると4本のペグがボトルをしっかりと支えている事が分かります。
1リットルのお湯が沸きました。
当たり前ですが、お湯を沸かしたボトルを素手で持つと火傷をします。
必ず断熱性のある手袋を着用しましょう。
もしくは「鍋つかみ」を使います。
鍋つかみに隙間があるものは、ボトルを持ち上げた時に滑り落ちる可能性があるので危険です。
ちなみに今回使用しているのは百均のポットグリッパーです。
しっかりとボトルを掴む事が出来ています。
1リットルサイズのボトルは、1L用のティーバッグを入れると簡単にお茶を作ることが出来ます。
お湯が冷めるのを待てば、今度は水筒として使えるのです。
シングルウォール構造なのでボトルを触れば、冷めたかどうかは分かります。
百均のボトルカバーを使えば保冷&汚れ防止にもなります。
保温用に使うとボトルの中が熱湯だという事に気付かずにヤケドをする可能性があるので保冷専用にする方が良いでしょう。
また、ボトルが焚き火で煤だらけになってもボトルカバーに入れておけば、荷物を汚す心配はありません。
1リットルの容量があれば、ボトルを「湯たんぽ」としても活用できるのでおススメです。
ご参考までに。
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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
キャンプ生活で起こる様々な問題やトラブル、ちょっとした工夫で快適なアウトドア生活が送れるアイデアなど、このページがお役に立てることができれば幸いです。
なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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