キャンプ道具をザックやバッグに詰めた時、上手く収まらなくて形が凸凹になることがありますよね。
その原因は、サイズや形の違う収納袋の間にできたデッドスペースです。
そんな時はジップロックを収納袋代わりに使ってデッドスペースを無くすのがコツ。
このページではジップロック(ジッパーバッグ)を使って荷物をスッキリと収めるパッキング術を紹介します。
キャンプ道具をザックやバッグに詰めた時、上手く収まらなくて形が凸凹になることがありますよね。
その原因は、サイズや形の違う収納袋の間にできたデッドスペースです。
そんな時はジップロックを収納袋代わりに使ってデッドスペースを無くすのがコツ。
このページではジップロック(ジッパーバッグ)を使って荷物をスッキリと収めるパッキング術を紹介します。
ジップロックは商品名で、「フリーザーバッグ」や「チャック付き保存袋」「ジッパーバッグ」とも呼ばれる食品用の密閉袋です。 なので、ここからはジッパーバッグの名称を使います。
厚手のジッパーバッグは袋が透明で中身がすぐに判別でき、更に丈夫なのでキャンプ道具の収納には最適なのです。
キャンプ道具は、それぞれサイズや形の違う収納袋に入っています。
その為、ザックやバッグに荷物を詰めても、なかなか綺麗に収まらないんですよね。
更にバッグの中で隙間(デッドスペース)ができやすい円筒形の収納袋が多く使われているのも原因のひとつです。
特にザックは背中に担ぐのでパッキングの際には重量バランスも考える必要があります。
パッキングが終わったら、「なんかザックが曲がってる…?」なんてことも良くありますからね。
キャンプ道具の中で特に納まりが悪いアイテムは以下の3点でしょう。
大きな道具をコンパクトに収納できるよう、キャンプメーカーは小さな円筒形の収納袋を採用しています。 そのため、収納袋の中はギッシリと詰め込まれてパンパンの状態になっていることが多いのです。 特にダウンシュラフはパンパンに詰め込まれていますよね。
しかもパンパン状態の上、サイズが違うので収まりが悪いのも当然です。
そして、ザックは縦長の形状をしているので底部分に荷物をしっかりと詰め込んでおかないとパッキング中にザックが倒れたり、持ってきた荷物が全部入らないといったトラブルが発生します。
ザックの底部分に隙間なく荷物を詰め込むのが重要なポイントになります。
まずはザックの中に収納袋を縦向きに入れてみます。
それぞれサイズが違うので大きな収納袋を中央に入れても、端っこでもザックの中にデッドスペースが多くなります。
ザックの底も歪な形になります。
次に収納袋を横向きにして詰めてみると。
今度はザックの両端にデッドスペースが発生します。
ザックの両サイドが歪な形になってしまいました。
そこで、百均の『チャック付き整理パック』を使うことを おススメします。
このジッパーバッグ、厚手のA4サイズで耐久性が高く、しかも6枚入りで お得なのです。
百円ショップのCan☆Doで税抜き100円の価格で購入しました。
ジッパーバッグのサイズにはバリエーションがあるので、使用するザックやバッグの形に合わせて大きさを決めると良いでしょう。
私は開封口が縦方向より横方向の方が使いやすいと感じました。
各キャンプ道具を百均のジッパーバッグに詰め替えてみます。
まずはダウンシュラフから。
薄手のダウンシュラフなら このA4サイズのジッパーバッグに詰めることが出来ます。
シュラフをジッパーバッグに詰めたらジッパーの端を少し開けて上から押さえつけて空気を抜くのがポイントです。
圧縮されたダウンシュラフは、とってもコンパクトになります。
次に衣類です。
シャツ、パンツ、靴下などの下着、タオル、ウィンドブレーカー上下を詰め替えます。
こちらもジッパーバッグに入れて圧縮しました。
次はテントです。
アメリカサイズの3人用テントなので少々大きいです。
こちらもフライシートとインナーテントに分ければA4サイズのジッパーバッグに入りました。

A4サイズでも意外と入りますね。
ペグやロープ、グローブは小さなジッパーバッグに入れます。
ペグの先端がジッパーバッグの角に当たるようにしておけば破れにくくなります。
キャンプ道具をザックに詰める時は、まずロール状にしたマットをザックの内側に入れ、その中へ道具を詰める方法がおすすめです。
この方法ならザックの型崩れも防げるし、中に詰めた道具の保護にもなります。
マットをザックの中に入れると中の様子が見えないので、まずは外で試してみます。
最初に筒状にしたマットの中にシュラフを入れます。
次に衣類を入れます。
そして、ストーブとクッカーもチャック付き整理パックに収納して入れます。
クッカーは汚れやすいので小さなジッパーバッグに入れてから収納しています。
登山のパッキングだと一般的に重いアイテムは背中側の上層部に詰めますが、キャンプのパッキングは移動距離が短いのでテントを立ててから使う道具を先に収納しても良いと思います。
では、実際にザックにキャンプ道具を詰めてみました。
テントはフライシートとインナーシートを並べて詰めています。
ザックの大きさによって配置は変わりますが、私が使用している50リットルのザックだと半分に折った筒状のマットにテント、シュラフ、着替え、クッカーとストーブが収まりました。
ジッパーバッグの素材はツルツルして摩擦が少ないので荷物の出し入れがスムーズに行えます。 その為、ザック内の狭いスペースの中でも効率的にパッキングできるのが利点です。
ザックの底部分を見ても型崩れなく、綺麗に収まっていることが分かります。
次にレインウエアとザックカバーをチャック付き整理パックに収納します。
レインウエアも専用の収納袋は使いません。
衣類やシュラフと同様に空気を抜いて圧縮します。
救急セットもジッパーバッグに入れます。
こちらは小型のジッパーバッグに入れました。
筆記用具、針、糸、テープなどの補修キットもジッパーバッグに入れます。
救急セットと同じ大きさのジッパーバッグに入れました。
この3点は緊急時に取り出しやすいようにザックの雨蓋に収納します。
ザックの雨蓋が本体から取り外せるモデルは小型ポーチとしても使えるし、ザックの容量が少ない時は中に詰めてザックの型崩れを防ぐことも出来て便利です。
これでザックの中に全てのアイテムが収まりました。
あとは食料と水を入れるだけです。
雨蓋をザックの中に収納していますが、取り出して外付けにすれば容量が空くのでタープや焚き火台などを入れるスペースもできます。
ジッパーバッグはキャンプ道具専用の収納袋と比較すると耐久性が劣るデメリットがある反面、価格が安くて百円ショップに行けば入手可能というメリットがあります。
また、防水性が高いのでザックが濡れたり、雨の日にテントが浸水しても道具が濡れないという点も良いですね。
パッキングをスムーズにする厚手のジッパーバッグ、おススメです。
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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
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その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
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一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
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なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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