一般的にタープを張る時は2本のタープポールを使います。
ポール無しでも立木を利用すればタープは張れますが、初めて利用するキャンプ場だと木があるかどうかも分かりませんよね。
ミニマム装備のキャンプ旅ではポールも減らして少しでも荷物を軽くしたいところです。
そこで本記事では1本のポールと二股のロープを使ってタープを張る方法を紹介します。
一般的にタープを張る時は2本のタープポールを使います。
ポール無しでも立木を利用すればタープは張れますが、初めて利用するキャンプ場だと木があるかどうかも分かりませんよね。
ミニマム装備のキャンプ旅ではポールも減らして少しでも荷物を軽くしたいところです。
そこで本記事では1本のポールと二股のロープを使ってタープを張る方法を紹介します。
ポール1本でタープを張る場合は、テントの屋根がポール代わりにタープを支えます。
タープポール1本持ちなら、それほど荷物の邪魔にはならないでしょう。
通常はタープを張る際に2本以上のタープポールを使用します。
オートキャンプならポールが複数本あっても荷物の持ち運びに苦労しませんが、積載能力の限られたバイクや自転車移動ではポールをたくさん持って行くことはできません。
ならば、1本のポールでタープを張れば良いのです。
私が愛用しているタープポールは「アライテント コンパクトタープポール」です。
このタープポールは150cmタイプと200cmタイプの2種類が販売されており、釣り竿のように収納ができるので大変コンパクトになります。
実はこのポール、2種類ともパイプ直径が同じなので組み合わせることによって10センチ間隔で長さを調整することが可能なのです。
私は180cmになるように組み合わせて使っています。
使用するタープはスクエア型の「オリガミタープ 4.5×3」です。
タープのサイズは3メートル×4.5メートルとソロキャンプに使うには大きなタープです。
こんな大きなタープでもポール一本で張ることができます。
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タープの他に用意するものは、二股のロープを2組。
このロープはポール側とテント側に使います。
使用するテントはビッグアグネス社のアメリカンサイズの3人用テントです。
ソロキャンプではドーム型テントと小型タープの組み合わせが多いと思います。
まずは、テントの後部に二股のロープをペグダウンします。
ペグダウンするのは2か所です。
ロープとタープの接続部分がテントの後方に少しかかる位置にします。
なるべくロープは、目いっぱい長めにしておきます。
そして、テントの前方に二股のロープを掛けたポールを立ててペグダウンします。
次にタープの四隅をロープで張ります。
これで、ほぼ完成です。
テント後方に張ったロープが長いほど、テントの屋根に負荷がかかりません。
ロープを二股にすることで、左右の揺れにも強くなります。
また、タープのガイラインループに直接ペグを打って地面に固定すれば強風でもタープのバタつきが少なくなります。
テントの屋根がポールの代わりにタープを支えています。
もっと小型のタープならテントの屋根に少し掛かるくらいで張ると良いでしょう。
タープポール2本を使って家の切妻屋根のような形にする張り方が『Aフレーム張り』です。
そして、この『Aフレーム変形張り』は背後のポールが1本無い状態でタープのガイラインループを地面に直接ペグダウンします。
インナーテントが完全にタープで覆われているので、フライシートをする必要が無いという利点があります。
ポール以外は、全ての張り綱を使わずにタープのループを直接ペグダウンしているので強風にも強いです。
4.5m×4.5mのタープの大きさがあれば3人用テントでも完全に覆う事が可能です。
ただ、背後からの強風には強いのですが、正面からの突風には弱いというデメリットがあります。
こちらは、土手の斜面に張り綱をペグダウンしているので1本のタープポールだけでもタープを高く張る事が出来ています。
背後のフェンスを利用してもタープを高く張ることが可能です。
スクエア型タープの対角線上のコーナーに2本のポールを立てる張り方が『ウィングタープ張り』です。
そのウィングタープ張りの背後のポールが1本無い状態で地面に直接ペグダウンした形が『ダイヤモンド張り』と呼ばれています。
タープの開口部が広く、見晴らしが良いのが利点です。
この張り方は更に両サイドの三角部分を折り曲げています。
ただ、前面を覆っているタープの面積が狭いので雨と風に弱いのがデメリットです。
タープポールが1本しかない場合は、タープの張り方が限られてしまいます。
そんな時は、落ちている木の枝でタープポールを作ります。
真っすぐの木の枝は滅多に見つからないのですが、川沿いや海沿いのキャンプ地なら見つかる事もあります。
タープポールを忘れてしまっても、木の枝が見つかればタープを張る事ができますからね。
形の良い枝なら枝先をランタンハンガーとしても使えます。
林間の木々を利用すれば、長いタープポールが無くてもタープを高い位置に張ることが出来ますよ。
もし、三脚があればタープポールの代わりに使っても良いでしょう。
タープ一本張りは、慣れると簡単ですので軽量化キャンプにはおススメです。
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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
キャンプ生活で起こる様々な問題やトラブル、ちょっとした工夫で快適なアウトドア生活が送れるアイデアなど、このページがお役に立てることができれば幸いです。
なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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