テントの床を結露で濡らさない方法 - マットをテントの下に敷いて対策すれば濡れない

冬のキャンプではテントが結露で濡れやすく、乾燥に時間が掛かることがあります。

特にテントの床面が濡れてしまうと裏返して干さなければならないし、冬場は晴れていても乾きにくいですからね。

そんな時はテントの下にマットを敷くことで床面の結露を防止することが出来ます。

このページではテント床面の結露を防止する対策方法を紹介します。

インナーテントが結露で濡れるとテントに触れている寝袋も濡れてしまいます。 特にダウンシュラフの場合は内部の羽毛が濡れることで保温性能が急激に落ちることがあります。

氷点下のキャンプでは命の危険も考えられるので注意が必要です。

何故テントは結露する?

何故テントは結露する?

冬場にテントが結露する原因は以下になります。

    冬場に結露する原因
  • テント内の温度が高い
  • テント内の湿度が高い
  • 地面が凍っている

冬場はテント内で暖房を使うことが多くなるので外気温との差でテントの内側が結露します。

なので、出来るだけテント内の温度は上げないことが望ましいです。

テント内が寒くてもシュラフの中が暖かいのであれば問題ありません。

そして、地面からの冷えを防ぐためには断熱性の高いマットを使います。

マットから体温が逃げやすい状態だと地面との接触部分で結露しやすくなりますからね。

そこで、次の項ではテント床面の結露を防止する設営方法を詳しく解説します。

グランドシートを敷く

グランドシートを敷く

まずは凍った地面にグランドシートを敷きます。

グランドシートはテントの床面を保護する目的と地面からの湿気を防ぐ目的があります。

なので、グランドシートは防水性の高い物を使用します。

マットを敷く

グランドシートの上にマットを敷く

次にグランドシートの上にマットを敷きます。

ここが通常と違うポイントです。

テントの下にマットを敷いてしまうのです。

テントを張る

雪の上にテントを設営

そして、テントを設営します。

テントの下にマットがあるので床面が盛り上がった状態になります。

インナーシートを敷く

テントの床面にインナーシートを敷けば完了

最後にテントの床面にインナーシートを敷けば完了です。

インナーシートを敷くことでテントの床面に施工されている防水加工を保護することが出来ますし、肌触りも良くなります。

おさらいすると地面からテント床面は以下のようなレイヤーになっています。

    テント床面のレイヤー
  • ④インナーシート(最上部)
  • ③テント床面
  • ②マット
  • ①グランドシート(最下部)

通常通りにテントの中にマットを敷いた場合は、体温で温かくなったマットと地面で冷えたテント床との境界面で結露が発生します。

この状態だとテントとマットが結露で濡れてしまいます。

しかし、下図のように温かいマットと冷えたグランドシートとの境界面で結露すれば濡れるのはマットとグランドシートだけになります。

グランドシートは濡れたまま畳んでも良いし、マットも陽当たりの良い場所に干しておけば撤収作業している間に乾くでしょう。

インナーテントが濡れなければ撤収作業は簡単になります。

テントの床面を結露から防止する方法

もう一枚マットを敷く

タープの後方側の中心にタープポールの先端を通す

冬用のマットを使わなくても3シーズン用のマットを2枚重ねることで氷点下のキャンプを乗り切ることも出来ます。

その場合も1枚目はテントの下に敷き、2枚目をテントの中に敷くことで重ねたマットが滑り落ちにくくなります。

要するに就寝中はテントの中よりシュラフの中が暖かいことが重要なのです。

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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

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キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
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その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

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