長期キャンプならスマホ2台持ちが安心 - モバイルバッテリーとしても使える

カーナビ、カメラ、旅の情報収集やSNS発信、一台で何でもこなすスマートフォンは今や日常生活だけでなく、キャンプでも必需品になっています。

逆を言えば、スマホ無しでは快適なキャンプができない時代です。

特に長期間のキャンプ旅に出掛ける時はスマホ2台持ちをオススメします。

メイン機を失っても予備機があれば、すぐに対処できるので安心です。

短期のキャンプなら自宅まで我慢すれば何とかなりますが、長期間や長距離移動の旅になると簡単には新しいスマホが手に入りませんからね。

予備のスマホは以前使っていたものを使っても良いし、フリマアプリで中古の格安スマホを手に入れても良いでしょう。

メリットとデメリット

2台のスマホをキャンプ旅に持って行く上でのメリットとデメリットを以下に挙げてみました。

    メリット
  • 予備機として使える
  • モバイルバッテリー代わりになる
  • 外付けストレージとして使える
  • ポケットWi-Fiの代わりになる

対してデメリットは以下の通り。

    メリット
  • 2台もあると重い
  • 2台分充電する必要がある
  • 古いスマホはバッテリー持ちが悪い

次の章では、「スマホ2台持ち」のメリットについて詳しく説明していきます。

キャンプにスマホを2台持って行く

予備機として

スマホを2台持っていれば、メインのスマホが壊れたり、紛失した時はもう一つのスマホをサブ機(予備機)として使えます。

もし、キャンプ場や旅の移動中にスマホを盗難された場合でも慌てることはありません。

すぐにWi-Fiが繋がる場所まで移動して予備機を使って紛失したスマホの位置情報を確認したり、データを消去・ロックすれば二次被害を防ぐことが出来ます。

ただ、紛失したスマホがバッテリー切れだったり、携帯電話の電波が受信出来ないほど壊れていると不可能です。

キャンプでスマホが壊れた

モバイルバッテリーとして

スマホがバッテリー切れになってもサブ機があれば心配不要です。

Android(アンドロイド)の機種なら充電ケーブルを使えば、スマホからスマホへ充電することができます。

サブ機がモバイルバッテリーとして使えるのです。

使用したケーブルはダイソーさんで購入した「USB Type-C 充電・転送ケーブル」です。

購入時の価格は300円(税抜)。

価格が高いのには訳があり、実はこのケーブルには「eMarker」が内蔵されているのです。

「eMarker」は、送電側機器(サブ機)と受電側機器(メイン機)の状況を読み取って最適な送電制御が行われるようになっています。

しかも最大100Wの充電にも対応しています。

    スペック
  • ケーブル長:1メートル
  • 転送速度:最大480Mbps(USB 2.0)
  • 対応電圧:5V~20V
  • 最大電流:5A
  • 最大電力:100W
eMarkerが内蔵された百均の充電ケーブル

このケーブルを使って充電を行うのですが、まずは接続する前にサブ機の設定をします。

サブ機に使うスマホは、OPPO A5 2020です。

スマホの設定画面に行き、OTG接続をオンにします。

    サブ機の手順
  • ①設定画面
  • ②その他の設定
  • ③OTG接続をONにする
充電する側のOTG接続をオンにする

そして、メイン機の方も設定します。

メイン機に使っている機種はアクオスsense3 SH-M12 です。

スマホの設定画面から「データ転送なし」にチェックを入れます。

    メイン機の手順
  • ①設定画面
  • ②システム
  • ③詳細設定
  • ④開発者向けオプション
  • ⑤デフォルトのUSB設定
  • ⑥データ転送なしにチェック
  • ⑦画面を消してしばらく待つ

※開発者向けオプションの出し方はグルるとすぐに出てきます。

「データ転送なし」にチェックを入れる

そして、充電ケーブルで2台のスマホを接続すればサブ機からメイン機への充電が開始されます。

もし充電が反対になる場合(メイン⇒サブ)は、一度ケーブルを抜いてからOTG接続をオフにして、再度オンにしてケーブルを繋ぎ直すと充電が開始されます。

ちなみに、この方法は他の機種では出来ない場合がありますので、その時は各自で調べてみて下さい。

スマホからスマホへ充電する

外付けストレージとして

キャンプで写真や動画を撮影しているとストレージの容量がいっぱいでデータを保存出来なくなることがあります。

通常はクラウドにデータをアップロードすればスマホの容量を空けることが出来ます。

しかし、山奥のキャンプ場では携帯電話の電波が圏外になっていることが多いのです。

圏外なのでインターネットに接続してクラウドにバックアップする事は出来ません。

そんな時は、サブ機を外付けハードディスクのように使うことでメイン機のストレージを空ける事が出来ます。

Android機種のデータのバックアップ方法は以下の通り。

    データのバックアップ方法
  • ニアバイシェアを使う
  • 内蔵マイクロSDカードを使う
  • SDカードリーダーを使う
  • 転送ケーブルを使う

転送ケーブルを使う方法は上記の【モバイルバッテリーとして】の章で紹介した設定手順と同じですが、最後にメイン機の設定を変更します。

サブ機を外付けハードディスクとして使う

メイン機の画面を上から下にスワイプするとAndroidシステムのUSB接続に関する通知が確認できます。

その通知をタップするとUSBの設定画面で「データ転送なし」にチェックが入っています。

そのチェックを「ファイル転送 / Android Auto」に入れ替えるとサブ機の方でメイン機のファイルにアクセルできるようになります。

あとは、メイン機のファイルをコピーしてサブ機の指定したフォルダにペーストするだけです。

サブ機にメイン機のデータがバックアップ出来たら、あとはメイン機のファイルを削除すればストレージが空きます。

「ファイル転送 / Android Auto」にチェックする

ポケットWi-Fiとして

メイン機のテザリング機能を使うことで、サブ機もインターネットに繋げることが出来ます。

スマホ2台持ちでは、あまり活用方法が見当たりませんが、小型のノートパソコンやタブレットを持って行った場合は活用範囲が広がります。

テザリングでパソコンをインターネットに接続して仕事をしたりブログを書いたり、タブレットの大きな画面でサブスクの動画配信で映画やドラマを見たりすることが出来ます。

このように予備のスマホやタブレットがあると何かと重宝するので、長期キャンプへ行く際はおススメです。

キャンプでテザリングで映画やドラマを見る

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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

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