秋キャンプの【寒さ】はアイテムを重ねて対策! - 高価な冬装備が無くても暖かい

秋になると晴れの日が続き、キャンプにはベストなシーズンになります。

ただ、日中と夜間との寒暖差が激しいので寒さ対策は必須です。

この季節になると『もう来年の春までキャンプには行かない』という方も出てきます。

高価な冬装備を揃えるのは大変ですからね。

そこで、この記事では冬装備を買い揃えなくても家にあるギアを重ねる事で寒さ対策ができる方法を紹介します。

標高が高い場所にあるキャンプ場だと寒くて眠れない事もあります。

でも頑張れば、雪が積もる季節まで安価に寒さ対策が出来ますよ。

マットを重ねる

寒さ対策として、まずはキャンプマットを重ねます。

秋晴れの夜に放射冷却現象が起きますよね。

それは地面から熱が放出して冷えていることを指しています。

その為、冷えた地面が薄いキャンプマットを通して体温を奪い、寒くなるのです。

そんな時は、マットを重ねることで断熱効果を高めることが出来ます。

重ねるマットは一般的に売られている8ミリ厚の安価な銀マットでも多少の効果は期待できますが、マットの厚みは最低でも15ミリはあると安心です。

キャンプマットを重ねる

エアマット+ウレタンマットでも問題ありません。

エアマット+ウレタンマットでも問題ない

エアマット 25mm+ウレタンマット 20mm で合計45ミリの厚さのマットになりました。

この厚さのキャンプマットなら冬キャンプでも過ごすことが出来ます。

他にもテントの下に敷くグランドシートやテントの中に敷くインナーシートを重ねて敷くことでも断熱効果は更に高まります。

合計45ミリの厚さのマットになりました

毛布を重ねる

3シーズン用のシュラフしか持っていないのであれば、家庭で使っている毛布を重ねると良いでしょう。

封筒型の薄いシュラフは春や秋には動きやすくて快適です。

しかし、体とシュラフ生地の空間が多いので暖かい空気が抜けやすいというデメリットがあります。

封筒型の薄いシュラフは寒い

使用するのは、薄手の毛布でも構わないと思います。

薄い毛布ならマミータイプのシュラフでも中に入れて使えますし、コンパクトに折り畳むことも出来ます。

薄い毛布ならコンパクトに折り畳むことが出来る

まずは、毛布を縦半分に折ってシュラフの中に入れます。

そして、足元の毛布は少し折り返します。

足元が二重になっていると暖かいですからね。

毛布を縦半分に折り畳みシュラフの中に入れる

袋状になった毛布の間に入っても良いし、毛布の下に入っても暖かいです。

これで寒いようなら厚手の毛布に変えるという選択肢もあります。

折り畳んだ毛布の間に入っても良いし、毛布の下に入っても暖かい

衣類を重ねる

晩秋は夕方から急に冷え込みます。

昼間は半袖姿で汗ばむ気温でも夜になると薄手のジャケットでも過ごせないほど寒くなることもあります。

そんな時は、インナーウエア―を重ね着すると良いでしょう。

ヒートテックに代表されるような吸湿発熱素材の下着やインナーダウンパンツなどを重ねて着用すると暖かいです。

寒い時はインナーウエア―を重ね着する

夕方から出来るだけ体が冷えないようにすることもポイントです。

インナーウエアなら重ね着しても目立ちませんよ。

インナーウエアなら重ね着しても目立ちません

靴下を重ねる

就寝時に足元が冷えるようなら厚手の靴下を重ね履きすると良いでしょう。

靴を履くとキツく感じるくらいの厚い靴下でも就寝時に履くなら問題ありませんからね。

足元が冷えるようなら厚手の靴下を重ね履きすると良い

ただ、足先が完全に冷え切ってしまってから靴下を履いても効果はありません。

足元を温めてから靴下を重ね履きするのがポイントです。

足元を温めてから靴下を重ね履きするのがポイント

ヤカンを火に重ねる

焚火をするならヤカンやクッカーを火にかけておきます。

お湯があれば、暖かい飲み物を飲んだり、ステンレス製ボトルやペットボトルにお湯を入れるて即席の『湯たんぽ』を作ることが出来ます。

湯たんぽを予めシュラフの中に入れておけば、就寝時にとっても暖かいです。

ハンゴウを火にかけてお湯を沸かす

あと、ボトルにはタオルを巻いて火傷をしないように気を付けましょう。

眠っている時に低温ヤケドになりやすいですからね。

ボトルにはタオルを巻いて火傷をしないように注意

春秋アイテムを重ねる事に加えて暖房器具を使うことで、雪が降る季節まで対応できると思います。

ただ、荷物が増えるというのがデメリットなんですよね。

冬装備のキャンプギアは価格が高いので、寒いキャンプを経験してから購入を検討すると良いでしょう。

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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

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