野営地の探し方 - キャンプ場以外でのゲリラキャンプ

キャンプ場ではない場所で、日没してからテントを設営、日の出と共にテントを撤収するゲリラキャンプ。

旅先では計画通りにいかないことが多く、夕方になっても宿泊できるキャンプ場が見つからない場合があります。

そういった場合に備えて、安全な野営地を見つけるスキルも必要になるでしょう。

このページでは、あえてキャンプ場にこだわらない野営地の探し方についてご紹介しています。

日が暮れてしまい、知らない暗い夜道を走っていると道にも迷うことも多々あります。

旅先の移動中で夜になってしまうと、「焦り」から落し物や忘れ物もしたり、不慮の事故に遭遇することも考えられますので、心に余裕を持って行動することが大事ですね。

基本的には日没と同時にテント設営、夜明けと同時にテント撤収、来た時よりも美しく、を心がけます。

キャンプ場ではない場所でテント泊をするので、法律的な問題やリスクが発生します。その点は覚悟および自己責任の上で…

何故ゲリラキャンプ

ゲリラキャンプをしなければならない状況は人それぞれに違うと思います。

キャンプをすること自体を目的とするソロキャンプも楽しいのですが、旅することを目的とするソロキャンパーは「キャンプを宿泊の手段」とする場合が多いと思います。

例えば、宿泊を予定していたキャンプ場へ夜間に到着したらテントを張る場所が無くて、近くの浜辺へ移動してゲリラキャンプをした。

またはキャンプ場が、あまりにも騒々しかったので静かな河原に移動してゲリラキャンプをした。

初めから、ゲリラキャンプができそうな場所を探してキャンプをした…等々あるでしょう。

旅人の中には、終電の終わった無人駅のホームや屋根つきのバスの待合所、神社や教会の敷地、道の駅の軒先、その他公共施設の軒先、他人の空き地などで夜を明かす方もいます。

もちろん管理をする方に了解を得ていれば、全く問題はないと思います。

でも、せっかく自分のテントがあるのなら、人目に付くような場所でストレスを感じて眠らなければならない環境より、鳥のさえずりで自然に目覚める場所の方が気持ちがいいものです。

このページでは、あえて上記以外の方法で水が確保できてテント泊ができそうな場所の探し方を紹介しています。

ゲリラキャンプで堂々と焚き火をする方はいないと思いますが、火を扱う場合はキャンプ用ストーブで痕跡を残さず、人目に付かないように最小限で行えば通報されることもないでしょう。

何故ゲリラキャンプ

海水浴場を探す

シーズン中の海水浴場はどこも賑やかで、夏の間だけ駐車場も有料、キャンプ場も有料のところが多いです。

そして、夜になれば発電機がうなり始め、カラオケ大会が始まったりすることもあります。

やっと静かになったと思ったら、夜中に窓全開で大音響のカーステレオを響かせている若者たちが花火大会を始めたりと…

そんな夏の海水浴場もオフシーズンともなれば一転して利用客はほとんどいなくなります。

シャワー設備が止められている場所も多いですがトイレ周辺は水の確保が可能な場合があります。

海水浴場には小さな公園が併設している事も多いので野営地としては、ねらい目です。

施錠されていないシャワールームや更衣室があれば、台風などの非常時には避難することもできるでしょう。

シーズンオフの海水浴場でキャンプ

【海水浴場で考えられるトラブル】

●海岸によっては潮位差が大きく、寝ている内に潮が満ちてきてテントに波が被ってしまう事がありますので要注意。 明るいうちに満潮時に流れ着いた草やゴミの位置を確認しておくこと。

●波が当たらない高台でも岸壁が波によってえぐられている事があります。 台風時に地面ごと海岸線が崩落してテントを流されてしまったキャンパーさんがいましたので要注意。(そのテントの持ち主は宿に避難していたので無事でした。)

●冬場は北向き、夏場は南向きに開けた見晴らしの良い海岸は海から吹いてくる風が強烈です。 台風並みの突風が吹きつけてテントやタープのポールが破損してしまう事がありますので要注意。なるべく、防風林のそばでのテント設営が望ましい。

●漁港が隣接している場合は朝早くから漁船のエンジン爆音で目が覚めてしまう場合もあります。

●ごく稀に、駐車場付近は怖いお兄さん達のたまり場になっている場合もあるので注意しましょう。

●地震の際は津波が来る可能性があります。いつでも貴重品を持ってテントから脱出できる準備を。 北海道の地震の際に高台の道路へ避難した直後に海岸に張っていたテントを波にさらわれてしまったという方にお会いしたこともありました。

シーズンオフの海水浴場のシャワールーム

河川敷を探す

日本の河川敷は自動車で進入できる場所が少ないです。

しかし、バイクやチャリンコは車止めをすり抜けて河川敷に侵入することが可能です。

河川敷が広い公園になっていて、野球のグラウンド、テニスコートなどが整備されていれば、水を確保することもできるでしょう。

なるべく、河川敷の駐車場から離れた場所にテント設営をすると安心してキャンプができます。
ちょっと水場とトイレは遠くなりますが、安全重視で行きましょう。

たまに河川敷の大きな橋の下でテントを張っている方を見かけます。

確かに、雨に降られなくて良さそうですが、橋の下はホームレスの方がいらっしゃる場合がいて声をかけられることもあります。

このような場所では、夜中に警察の職務質問を受けて起こされたりすることも多々あります。

また、大きな河口の周辺にもゲリキャンに適した場所があったりします。

河川敷にある公園でキャンプ

【河川敷で考えられるトラブル】

●河川敷なので、雨の日は河川の氾濫の可能性があります。 下流で雨が降っていなくても上流で雨が降った場合、ダムを放流する事がありますので要注意。

●橋桁や橋脚などに、最近描かれたような形跡の難しい漢字の落書きがある場合は要注意。 そういう場所は怖いお兄さん達の集会場所になっていたりもします。

●橋の近くでテント泊していたキャンパーさんが朝に通学中の子供達に橋の上から空き缶を投げつけられた事があったそうですので要注意。

自動車が侵入可能な河川敷にある公園でキャンプ

大きなダム、湖を探す

地図に掲載されているような大きなダムや湖畔には、小さな公園が併設していることが多いです。

都市部から外れた湖畔の観光地は昼間に訪れる人が多いですが、夜になるとまったく人が来ないのでとても静かに過ごせます。

そして、悪天候の時でも増水や高波などの心配もありません。

しかし、テント泊に最適な場所ではキャンプ禁止の看板が立てられている場合があるのでご注意ください。 朝になってから看板に気付くことも…

ダム下の公園の場合は急な増水で放流する場合があります。
そのような公園には、必ず注意書きの看板がありますので、良く読んでおきましょう。

そして、ダムから更に支流へ行くと川も綺麗になり、もっと快適なキャンプ地を見つけることができる場合もあります。

支流沿いには登山者や渓流釣りを楽しむ人達のために作られた駐車場やトイレがある場合もありますので、ダムや湖の周辺を探すと意外とテントを張れそうな場所を見つけることができたりします。

ダムサイトにある無料キャンプ場

【大きなダム、湖で考えられるトラブル】

●ダム湖畔にある公園の駐車場が24時間開放されているような場所では夜中に走り屋のお兄さん達が爆音を立ててやってくることもありますので要注意。 なるべく駐車場から離れた場所での野営をおすすめします。

●ダムの上流にある携帯電話が圏外の場所では、非常時に助けを呼ぶことは不可能です。 川沿いの山中ではマムシやハブに咬まれる、クマに襲われる、イノシシ、野犬に咬まれるなどの被害に遭う可能性もあります。 夜間のテント外行動には注意が必要です。

竜門ダムキャンプ場

郊外の公園を探す

最近は市街地の中やその周辺にある公園は、夜間に駐車場を閉鎖する所が増えてきました。

24時間開放されている公園の場合、夜中にカップルや走り屋が頻繁に訪れます。

そのような場所は警察の見回りコースになっている場合が多く、夜中に職務質問を受ける場合があります。

なので、市街地から外れた田舎のような場所にある公園の方が静かで快適だったりします。

郊外にある公園は広大な敷地面積がある所が多く、駐車場から離れた場所に広場があるとなおベストです。

朝と夕方には地元の人が犬の散歩に訪れるくらいなので、あらかじめこちらから積極的に挨拶をして友好的に接しておけば不審者として通報される事もないと思います。

周囲に民家が、ちらほらとあるくらいの方が治安的にも安心です。

郊外にある公園の周囲には買い出しや日帰り入浴する場所が無い場合が多いので、あらかじめ市街地で済ませておくと良いですね。

郊外の公園でキャンプ

【郊外の公園で考えられるトラブル】

●「夜景が見える」「国道から近い」などのロケーションで24時間、駐車場が開放されている公園は夜中でも若者の乗った車が頻繁に出入りします。 夜間にテントから出て遭遇してしまうと絡まれる可能性がありますので要注意。

●夜間にカップルが多く訪れる公園は、のぞき見が趣味のおじさんが現れる事があります。 おそらくテント泊では被害がないと思いますが、暗闇で機敏に動く人影がとても不気味です。

郊外の公園でキャンプ

児童公園を探す

バイクや自動車だと宿泊地探しには、さほど困りませんがチャリダーやバックパッカーには宿泊地を探し回るのに貴重な体力を使うわけにはいきません。

ただでさえ、旅の移動に体力を使っているのですから…

旅の移動中で夕方になり、宿泊地に適した児童公園を見つける事ができたらラッキーです。

公園で遊んでいる子供達が帰るまで、ベンチで夕食の準備をしたり日記を書いたりして時間を過ごしましょう。
そして、辺りが暗くなってから公園の隅にテントを張って、一日の疲れを取ります。

その際には、必ず眠る前にテントの中を整理整頓しておくことをお勧めします。

なぜなら夜中に自然災害による津波や高潮、竜巻、落雷、そして人的による危険な出来事に遭遇した場合、パニックにならず冷静に対処して貴重品を持ち出せるようにするためです。

特にヘッドランプ、眼鏡の場所は目を閉じていてもすぐに取り出せるように場所を決めておくことが重要です。

翌朝、辺りが明るくなると同時にテントを撤収して片付けておきます。
その後で、ゆっくりと朝ごはんを食べて出発準備を整えます。

近所のお年寄りがゲートボールやラジオ体操を始める前に撤収をすれば、近隣住民に迷惑をかけることなくキャンプができると思います。

キャンプできそうな児童公園

【児童公園で考えられるトラブル】

●児童公園は住宅街の中にある場合が多いので、いつも近所の方の目が光っています。 夜にテントの前室でキャンプ用ストーブを使って自炊をしていたら警察に通報されたことがありましたので要注意。

●会社帰りの酔っ払いが公園に現れる事があります。 からまれないようにご注意を。

児童公園でゲリラキャンプ

テントを張ると危険な場所

以下の場所でテントを張ると危険な目に遭遇する可能性があるので、キャンプ行為はNGです。

●潮が満ちて波を被る恐れのある浜辺の場所。
●頭上の木の枝が強風や積雪で折れて落ちてきそうな木立の中の場所。
●地崩れが起こりそうな崖の上。
●落石や地すべりの可能性のある崖の下。
●膝下くらいまで雑草が茂っていて、マムシやハブなどの毒蛇の存在に気付きにくい場所。
●増水の可能性のある河川敷や中州。
●上流のダムが放流した場合危険な下流の川岸の場所。
●橋上から落下物の危険のある大きな橋の下、もしくは近く。
●落雷の危険のある大きな木から4メートル以内の場所。
●周りに風除けがなく突風がまともに当たる場所。
●雨が降ったときに水没する凹地の場所。
●熊出没注意の看板があるテントサイトではない場所。
●難しい漢字や毒々しい絵がスプレーで書かれているような落書きのある建物内。
●キャンプ禁止の看板が掲げられている場所。

上記のような場所でのキャンプは絶対に控えましょう。

あと基本的な事ですが、キャンプをした後は必ずゴミを持ち帰るようにします。

たとえ自分の出したゴミでなくてもテントを張った場所の周囲はきれいに清掃することを心がけてください。

テントを張る場所の注意点(危険な場所)

ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

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野営地の探し方 - キャンプ場以外でのゲリラキャンプ
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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。