ソロキャンプの魅力は誰にも邪魔されない自由な時間が過ごせること。
愉しみ方次第では、その時間を退屈と感じてしまったり、やりたいことが多すぎて時間が足りない場合もあるでしょう。
大自然の中で趣味に没頭したり、非日常の妄想にふけるのも良いと思います。
特に旅キャンプの場合はスマホだけに情報を頼らず、旅人からも情報を得ると意外な楽しみ方を発見することもあります。
ソロキャンプの魅力は誰にも邪魔されない自由な時間が過ごせること。
愉しみ方次第では、その時間を退屈と感じてしまったり、やりたいことが多すぎて時間が足りない場合もあるでしょう。
大自然の中で趣味に没頭したり、非日常の妄想にふけるのも良いと思います。
特に旅キャンプの場合はスマホだけに情報を頼らず、旅人からも情報を得ると意外な楽しみ方を発見することもあります。
友人や知人に「一人旅でキャンプへ行く」と言うと、周りから『みんなで行く方が楽しくない?』『寂しくない?』…
なんて、言われる事があります。
確かに気の合った仲間同士でワイワイ騒ぐキャンプも楽しいですが、ひとりでのキャンプは又、別の楽しみがあります。
そんなソロキャンプでの楽しみ方についてまとめてみました。
キャンプ地では衣・食・住に関する事以外は何もせず、自分のペースで一日を過ごすという楽しみ方もあります。
お腹がすいたら食事を作り、薪集めやキャンプ道具のメインテナンス、快適なキャンプレイアウト作りなども楽しい作業です。
そんな贅沢な時間の過ごし方もおススメです。
冬の寒い朝には、太陽がテントを暖めてくれるまでシュラフに潜り込んで朝寝坊をするのも良し。
夏の暑い日には海や川の冷たい水で体を冷やすのも、とても気持ちが良いものです。
流星群が現れるタイミングに合わせてキャンプをするなら、満天の星空の下、流れ星をたくさん見れることもあります。
焚き火を眺めながらほろ酔い加減で眠くなるまで過ごす…
腕時計を外し、携帯電話の電源も切る。キャンプ地が圏外ならば、なおさら良いでしょう。
日本全国どこでも携帯電話が繋がるようになりましたが、田舎の山間部にあるキャンプ場では未だに圏外の場所もあります。
私は日本の離島でのキャンプが大好きです。
橋で繋がっていない離島では町の雑踏や車の騒音もありません。
時折、波の音やフェリーの汽笛が聞こえてくるくらいです。
波打ち際で流木を拾って薪集めしたり、魚を釣ったりして過ごすのも楽しいです。
家庭を持たれている方でしたら、ファミリーキャンプ以外でも、たまには「パパだけキャンプ」で時を忘れてみるのも楽しいと思いますよ。
ひとり旅でキャンプをする場合、仕事や学校の休日を利用する、又は仕事を辞めて長期放浪のキャンプ旅へ出るという方もいるでしょう。
日ごろは忙しい仕事や家事に追われ、様々なメディア・SNSなどの膨大な情報に流されがちですよね。
何もしないソロキャンプで非日常を過ごすことで、何か新しいヒラメキや発見に気づくこともあります。
ソロキャンプの間に心のリセットをして自分の目標を立て直すのも良い機会ではないでしょうか。
キャンプ地で自分の趣味に没頭するのも楽しいです。
ソロキャンプでは自由に使える「ひとり時間」がたくさんあるので、有意義な時間が過ごせると思います。
釣り好きの人であれば釣りの仕掛け作りに没頭するのも良いでしょう。
夏であれば海に潜ってモリやヤスで魚を突くという方法もあります。
釣ってきた魚をキャンプの食糧にすれば、食費も浮いて荷物も減らせるので一石二鳥です。
その代わり、ボウズで終わってしまうと白飯だけを食べる事になりますが…
森のキャンプでは山菜や栗拾いなども可能です。ただし、クマには要注意。
読書好きな人であれば、日ごろ落ち着いて家で読めない小説や漫画などを読みふけるのも良いでしょう。
トレッキングや林道巡りが好きな人はキャンプ地周辺の野山を徒歩やバイクで回るのも楽しい。
キャンプ場に落ちている石や枝を使ってキャンプ道具を作るブッシュクラフトなどをして過ごすのもスキルアップになります。
ブッシュクラフトの合間に筋トレなどをすれば体力作りにもなります。
テントサイトから眺める風景画や漫画を描くのも良さそう。
誰もいない場所では音楽鑑賞や楽器の練習をするもの良いでしょう。
九州以外の山間キャンプ場ではクマ避けにもなります。
ただ注意点として、他にキャンパーさんが滞在している場所での楽器演奏や音楽鑑賞は静かに過ごしたいキャンパーさんの迷惑になるので避けなければなりません。
雨のキャンプでは、テントの中で映画鑑賞などをしても面白いです。
遮音性の高いヘッドフォンを使用すれば、映画の世界にタップリと浸れるでしょう。
事前にポータブル電源などを用意しておけば、バッテリー残量を気にすることもありません。
無料Wi-Fiの使える環境のキャンプ場ならば、お気に入りの動画を思う存分見る事もできます。
こちらのリンク先で自作のポータブルバッテリーの作り方を紹介していますのでご参考までに。
一日中をキャンプ場で過ごしていると、夜にやることが無くなって時間を持て余すこともあるでしょう。
携帯電話の電波やインターネットも使えない時は以下の過ごし方もおススメです。
旅キャンプの時は、手帳に日記をつけると思い出に残ります。
最近はスマホにも手帳の機能が付いていますが、バッテリー切れになることもあるので予備の小さな手帳も携帯しておくと便利です。
思いついたことや覚え書き、忘れ物をしたキャンプ道具などを記録しておくと次回のキャンプの際に役立ちます。
旅先で訪れた場所やキャンプの出来事などを思い出してメモをしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
テントの中で地図やガイドブックを見ながら次回のキャンプ計画を立てるのも楽しいです。
旅の途中なら翌日に利用するキャンプ場の情報や走行ルートを調べたりしても良いでしょう。
ストーブやランタンの調子が悪い時は、時間に余裕のある夜の内に修理しておくのも良いです。
テントの中なら細かい分解作業をしても部品を無くさなくて済みますからね。
明るい内に薪を集めておいて夜は焚き火を楽しむのも良いでしょう。
ついでに夕食作りで発生した生ゴミも灰になるまで燃やし尽くしておけば、ゴミも処分することができます。
誰もいない森の中でソロキャンプをしていると物音や何かの気配で怖くなったりします。
心情的には耳栓をしたり、音楽をかけて気を紛らわせたいところです。
しかし、そんな時は外界と遮断せずに明かりを消して息を潜めて外の景色を眺め、周囲と一体化します。
次第に目が慣れると星明りでも動物が動く影や木々の揺らめきなど、周囲の状況が分かるようになり、自然と恐怖心は無くなります。
以前、夜空を滑空するムササビを見た時は、とても感動しました。
星を眺める他にも、テントから街明かりや雪景色を眺めたり、波音や川のせせらぎ、雨音に耳を傾けたりするもの楽しいです。
キャンプ地を宿泊のベースとして利用するのも一つの方法です。
シーカヤックで岬めぐりしながら海岸でのキャンプ、スキューバ、サーフィンのポイントを探してキャンプ旅をしている方もいます。
バイクや自転車にキャンプ道具を満載して「日本一周」や「日本縦断」をされている方をたまに見かけます。
その場合は旅が目的なので、キャンプ場を宿代わりとして利用することが多いのです。
基本的に昼間は観光や移動に時間を費やし、夜になってキャンプイン。
そして、翌日はお昼までに出発するのがルーティーンでしょう。
「日本一周なんて退職しなければ無理だ」と思われている方も多いと思いますが、仕事の休日を利用して分割日本一周をされているキャンパーさんに会ったこともありました。
日本一周でなくても九州一周や四国一周などは仕事の休日を利用しても行く事ができるのではないでしょうか。
高速道路や長距離フェリーを使えば、楽に移動距離を延ばすことも可能です。
キャンプ場を宿泊地として利用すれば、観光もキャンプも同時に楽しむことができます。
「キャンプをする時は風呂に入らない」という方もいると思いますが、長期のキャンプになると、そうはいかないでしょう。
お風呂に入るなら温泉が気持ち良いのですが、キャンプ場に温泉が併設している場所は多くありません。
しかし、キャンプ場から歩いて行ける、もしくはバイクで数分という距離にある温泉地は意外とあります。
日帰り温泉に浸かって一日を過ごすと疲れも吹き飛ぶし、旅のストレスもスッキリと解消されます。
温泉地での湯治キャンプも良いのでは。
歴史に興味があれば、「史跡めぐり」も楽しいです。
大河ドラマの舞台になった歴史的なスポットなどを巡るのも面白いです。
夜は地元の名物食材を使ってキャンプ料理を楽しんでも良いでしょう。
最近注目されているパワースポット巡りもおススメ。
日本には四季があります、同じ場所であっても春には満開の桜でお花見、秋には真っ赤な紅葉でもみじ狩りを楽しむこともできます。
自然と歴史の壮大さを実感できるキャンプ旅も素敵です。
秋になると農作物や水産物、旬の味覚でいっぱいの秋祭りが各地で開催されます。
「お祭りめぐり」も楽しいです。
踊りが中心の夏祭りはエネルギーがいっぱいで、祭りに参加すればストレスも発散できます。
中でも旅人が多く集まる青森市の「ねぶた祭り」ではお祭りに参加するキャンパーの宿泊地として臨時キャンプ場まで開設されています。
お祭り会場によっては、無料でイクラ丼や豚汁、牛乳や野菜などが振舞われているところもありますよ。
旅先で、「ご当地グルメ」を味わうのも楽しいでしょう。
日本全国には、その土地でしか味わえない「ご当地グルメ」がたくさんあります。
キャンプ場で本格的な料理をしなくても、旅先の美味しい料理や地酒を買ってきて楽しむのも一つの方法です。
必要最低限の調理器具があれば良いので、キャンプ道具を減らすこともできます。
ソロキャンプをしていると色んな人に話しかけられることも多く、新しい発見や一期一会の貴重な出会いをすることが良くあります。
昔、旅先でキャンプ場を早朝に出発する予定が、そこで知り合った旅仲間との会話が楽しすぎて、気付けば一週間も同じキャンプ場に沈没したこともありました。
キャンプの技は、キャンプをしている人から聞くのが一番身に付きますからね。
自分と同じようなスタイルのソロキャンパーに出会うこともあるでしょう。
勇気を出して声をかけてみると、キャンプの話で盛り上がり意気投合する事もよくあります。
そこから、人の輪が広がり、気付くとキャンプ場で知り合った人とお喋りして一日が終わる事も。
お隣のキャンパーさんから、おすそ分けをもらったり、反対に差し入れしたりということもあります。
旅は道連れ世は情けって言いますよね。
ただ、キャンパーの中には「誰からも話しかけて欲しくないオーラ」を出している人もいるので、その辺は空気を察して距離感を保つことも大事です。
自動車以外の乗り物で一人旅をしていると地元の方から声を掛けられることがよくあります。
公園で休憩していると地元のおばあちゃんにオムスビを頂いたり、ホームセンターの駐車場でバイクのパンク修理をしていたら冷たいスイカを頂いたこともありました。
そんな経験があると、その地域が好きになったりします。
旅先なので出会う人は知らない人ばかりです。 当然、相手も自分の事を知りません。
もう、この人とは一生出会うことがないかもしれないと思えば気軽に声を掛ける事もできたりします。
昔の話ですが、私がキャンプをしながら旅をしていた頃はキャンプ場からアルバイトへ通っている旅人がたくさんいました。
沈没組の旅人が滞在するキャンプ場では、「短期の仕事募集!三食付き」なんて貼り紙を見かける事もありました。
北海道で定番の旅のアルバイトと言えば、シャケバイというバイトがあります。
鮭のイクラ加工作業です。
バイト代は安いですが、沖縄ではサトウキビ畑での草刈りやサトウキビの収穫作業のバイトがあります。
年末になれば刈り取ったサトウキビを黒砂糖に加工する製糖工場のアルバイトもあります。
西表島の製糖工場で働いていた知り合いの女の子は1月~5月までのバイトで100万円の貯金ができたと言っていました。 その年は西表島のサトウキビが豊作で作業期間が長かったらしく、しっかりと稼ぐことができたそうです。
安宿やゲストハウスでは宿泊施設の雑用作業をするヘルパーというバイトがあります。
他にも葉タバコ、パイナップル、大根、人参、ジャガイモなどの農産品の収穫作業を補助するバイトもあります。
収穫作業は短期間で終わるので、旅先でのアルバイトには最適です。
しかし、現在はそんなアルバイトをする旅人は少なくなったようですね。
風の便りによると、季節バイト情報はキャンプ場ではなくてゲストハウスなどの安宿にあるみたいです。
もし旅先のキャンプ場で2~3日のバイトとかのお誘いがあったら、経験してみるのも良い思い出になるでしょう。
最後に、キャンプ場を撤収する際には原状復帰が鉄則です。
テントを張っていた場所には、焦げ跡、堀り跡はもちろんの事、石ひとつ残さないように心がけたいですね。
以下のリンク先では、住み込みでの短期バイトの求人情報を探すことができますよ。
冬ならスキー場でのバイトなんて楽しそうですね。
ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
キャンプ生活で起こる様々な問題やトラブル、ちょっとした工夫で快適なアウトドア生活が送れるアイデアなど、このページがお役に立てることができれば幸いです。
なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
【関連記事】
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一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。