モバイルバッテリー JM2 - 20000mAHの容量があれば旅先の電源補給は安心

容量が20000mAhで235gの軽量さが売りのモバイルバッテリーです。

無名のメーカー品なので誇大広告もあると思いますが、安かったので購入しました。

一見するとスマホと見間違えるほど光沢感があり、スタイリッシュなデザインです。

USB-Cタイプのケーブルで充電と給電ができるメリットがあります。

この記事では、モバイルバッテリー JM2の利点と欠点について紹介します。

モバイルバッテリーは消耗品と割り切れば、セールになった安価な商品を使うというのも一つの選択肢だと思います。

安いモバイルバッテリーを検討する時は、悪いレビューも参考にすると良いでしょう。

モバイルバッテリー

このモバイルバッテリーの商品名は「Power Bank JM2」です。

パッケージにはメーカー名の記載はありませんが、本体の裏側に小さく記載されています。

バッテリー容量が20000mAhもあるのに重量が235gと軽い、というのがセールスポイント。

一般的には2500円前後で販売されていましたが、PayPayフリマの激安販売品&割引クーポンを併用して1,000円未満で購入しました。

購入価格が安ければ、ハズレを引いても諦めが付きますからね。

【スペック】

容 量:20000mAh
バッテリー:リチウムイオン充電池
カラー:ブラック
寸 法:(約)145mm×69mmx 16mm
重 量:235g
入 力
 Micro USB:DC 5V / 3A
 Type-C:DC 5V / 3A
出 力
 Micro USB:DC 5V / 3A
 Type-C:DC 5V / 3A
 Type-A:DC 5V / 4.5A
付属品:Micro USB ケーブル
生産国:中国

スペックは本体に記載してありました。

最大出力は22.5Wとの事ですが、どうも怪しい?

モバイルバッテリー JM2

急速充電も対応のようです。

急速充電も対応のモバイルバッテリー JM2

商品詳細

商品は新品のスマホのように薄いビニール袋に入って丁寧に梱包されていました。

付属品は「Micro USB ケーブル」と「取り扱い説明書」。

新品のスマホのように薄いビニール袋に入っていた

テカテカに光ってます。

まるでガラスコーティングされたスマホのようです。

ガラスコーティングされたスマホのようなモバイルバッテリー

裏面はマット仕上げ。

裏面はマット仕上げ

上面にはType-Aのポートが2ヶとType-Cのポートが1ヶあります。

上面にはType-Aのポートが2ヶとType-Cのポートが1ヶある

そして、側面には電源ボタン。

ディスプレイを表示させる為?

側面には電源ボタン

反対の側面にはMicro USB(Type-B)のポートがあります。

反対の側面にはMicro USB(Type-B)のポートがある

サイズ感

シャープのスマホ、「AQUOS sense3」と並べて大きさを比較してみます。

このスマホの大きさは 145mm×69mm なので、モバイルバッテリーと大きさが ほぼ変わりません。

ん~、一目見ただけではモバイルバッテリーだと分からない。

シャープ sense3と大きさが変わらないモバイルバッテリー

2台を重ねると、モバイルバッテリーの方が厚みがある事が良く分かります。

重ねてみると厚みは、モバイルバッテリーの方がある

これだけ、薄ければ持ち運びにも便利です。

これだけ、薄ければ持ち運びにも便利

そして重量を実測してみると227グラムでした。

カタログ値よりも軽いですね。

227グラムのモバイルバッテリー

タイプB・Cで充電

モバイルバッテリーを充電します。

商品を開封した段階のバッテリー残量は77%でした。

まずは付属していた Type-B のケーブルで充電を行います。

流れている電流を計測すると2.02Aでした。

Type-B のケーブルで充電を行う

ケーブルは短いですが太いです。

ケーブルは短いですが太い

モバイルバッテリーを充電している時は残量計が点滅します。

モバイルバッテリーを充電している時は残量計が点滅する

そして次は Type-C のケーブルで充電を行います。

次は Type-C のケーブルで充電を行う

Type-C のケーブルが使える電子機器の給電ポートは抜き差しに安心感があります。

というのも Type-B の給電ポートは接触不良を起こしやすく、充電が出来なくて使えなくなった電子機器がいくつもあるからです。

Type-C のケーブル端子は丈夫なので長く使えますからね。

Type-C のケーブルが使える電子機器は給電ポートの抜き差しに安心感がある

Type-C のケーブルに流れる電流は2.34Aでした。

こちらは急速充電をしているのでモバイルバッテリーの残量表示の横に緑色のイナズママークが現れます。

Type-C のケーブルに流れる電流は2.34A

充電が完了すると点滅から点灯に変わります。

充電が完了すると点滅から点灯に変わる

タイプAで給電

今度は残量100%のモバイルバッテリーからスマートフォンへ給電をします。

まずは、Type-A to C のケーブル。

スペック表ではType-Aの最大出力は22.5Wになっています。

残量100%のモバイルバッテリーからスマートフォンへ給電する

スマホへ流れる電流を計ってみると1.4Aでした。

バッテリーの充電時に比べると少々遅い。

スマホへ流れる電流を計ってみると1.4A

アプリでも確認してみましたが、同じようなアンペア数でした。

高速充電に対応したケーブルが必要ですね。

アプリでも確認してみましたが、同じようなアンペア数

タイプCで給電

次に、Type-C to C のケーブルを使います。

スペック表ではType-Cの最大出力は20Wになっています。

使用したのは「eMarker」が内蔵された最大出力5Aのケーブル。

Type-C to C のケーブルを使う

両端がType-Cのケーブルはスマホ同士の充電も出来るので便利です。

両端がType-Cのケーブルはスマホ同士の充電も出来るので便利

アプリでスマホに流れる電流を計測すると2.08Aでした。

Type-C to C のケーブルを使えば、そこそこ給電が早いことが分かりました。

このケーブルでは急速充電をするので残量表示の横に緑色のイナズママークが現れます。

ただ、充電は早いのですが発熱のロスが多い為かバッテリーの容量が低速時より多く減るような気がします。

アプリでスマホに流れる電流を計測すると2.08A

バッテリー容量

スマホのバッテリー(4000mAh)が切れた状態から100%になるまでモバイルバッテリーで給電(低速充電)をしました。

そして、充電が完了するとモバイルバッテリーの残量は100%から52%まで減りました。

ということは単純に考えるとモバイルバッテリーの48%分(9,600mAh)で4000mAhしか給電できなかったことになりますよね?

実はこれには訳があります。

バッテリーの電圧は3.7Vなので20000mAhの出力容量がある場合、3.7V×20000mAh=74Whの電力容量になります。

ところが、スマホに給電をする場合は5Vまで昇圧する必要があるので74Whの電力容量を出すためには74Wh÷5V=14800mAhの出力容量になってしまいます。

この時点で26%もロスしています。

他にも「モバイルバッテリー内の保護機能」「スマホ内の保護機能」の消費電力や「充電ケーブルの抵抗」「ポート口の抵抗」の発熱ロスなどもあるでしょう。

それらを合わせると30~50%分のロスが発生するらしく、仮に20000mAhの出力容量があってもロスを差し引くとスマホには14000~10000mAhくらいの電力容量しか充電できない計算になります。

少々ロスの多いモバイルバッテリーと思えば納得できますね。

バッテリー容量に疑問が残る

その後、自転車走行中にアスファルト地面に落としてしまい、更に自転車に踏まれて壊れてしまいました。

残量表示がおかしくなってしまったので、残念ながら廃棄することにしました…

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