ストーブ用の自作ヒーターアタッチメント - 百均のアイテムで作る方法

冬キャンプを快適に楽しむ為には暖房器具が必要になると思います。

最近はタープの中に石油ストーブや薪ストーブを持ち込んでいる方をよく見かけるようになりました。

ただ、各アウトドアメーカーから発売されている小型石油ストーブや折り畳み式の薪ストーブは価格が高いものばかりですよね。

そこで、安価な百均アイテムを使ってストーブの上に載せるだけで使えるストーブ用のヒーター アタッチメントを自作してみました。

タンク一体型のストーブで使う場合はタンクの過熱による火災の危険があるので、ここではタンク分離型のストーブの使用を奨励しています。

輻射熱防止のヒーターガードも製作してみましたので、ご参考にどうぞ。

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製作材料

今回、ストーブ ヒーターアタッチメントを製作する為に使った材料は以下のものになります。

材料はすべて百円ショップのダイソーさんで揃います。

    製作材料
  • ステンレスカトラリーラック:1ヶ
  • ブリキプランター:1ヶ
  • ハリガネ:1巻き
  • M6サイズ ナベネジ長さ10mm:4ヶ
  • ステンレスアルミ皿:1ヶ
ストーブヒーターの製作材料

メインの燃焼筒として使用する材料は調理器具が置かれているコーナーで販売されていた「ステンレス カトラリーラック」です。

こちらは、200円(税抜)で販売されていましたが、厚みのあるステンレス鋼で耐久性がありそうな感じです。

サイズは直径φ100mm、高さは120mm。

他の材料は全て100円(税抜)以下で揃います。

ステンレスカトラリーラック

適度な間隔で小さな穴が全体的にあいており、横方向の放熱が期待できそうです。

ヒーターの放熱も期待できそうです

そして、燃焼筒のインナー部分に利用するのはブリキプランターです。

正式名称は「ブリキプランター ラウンド パンチング」となっています。

こちらも全体に穴があいています。

この材質はブリキ(スズをメッキした鉄板)になっています。

燃焼筒のインナーにブリキプランター

蓄熱コイルを作る

まずは、細い針金を使って蓄熱コイルを作ります。

直径φ15mmの木棒に針金をグルグルと巻いていきます。

巻き始めにクランプで針金を固定するとスムーズに巻くことができます。

蓄熱コイルを作る

とりあえず、15センチほど密にハリガネを巻いてみました。

針金は太くなるほど巻きにくくなるので、細い針金を使った方が良いでしょう。

15センチほど密にハリガネを巻く

これでスプリング状の蓄熱コイルが完成です。

スプリング状のコイル

製作した蓄熱コイルをステンレスカトラリーラックの中に入れます。

コイルの反発力だけで筒の中で固定された状態になっており、反対に向けても落ちてきません。

でも、もうちょっと巻き数を増やしても良いかも…

このドーナツ状になったコイルで上昇してきた熱を蓄熱する効果を狙っています。

ドーナツ状になったコイル

ブリキプランターを加工

次に燃焼筒のインナー部材に使うブリキプランターを加工します。

このブリキプランター上部の最大直径はステンレスカトラリーラックの内部直径より大きいので、スッポリと中に入りません。

ヒーターの内部直径より大きい

そこで、ブリキプランター上部を金切りバサミでカットして直径を小さくします。

薄いブリキ素材なので簡単に切ることができます。

簡単に切れる薄いブリキ素材

ブリキプランターの穴ひとつ分だけカットしましたが、入らなかったので更に少しカットしました。

更に少しカット

金切りバサミでカットした後の切り口は鋭利になっているので、触らないように注意してください。

私はうっかり触ってしまい、指を切ってしまいました。

鋭利なブリキの切り口

これで、カトラリーラックの中にブリキプランターがスッポリと入りました。

ブリキプランターは紙コップのようなテーパー状態になっているので、先ほど入れた蓄熱コイルの中心にフィットするような形になります。

あくまでも私の計算ですが、「ストーブの上昇熱がブリキプランターの底に集中し、その熱が蓄熱コイルに滞留してカトラリーラックの穴から横方向に放熱する。」と予想しています。

ストーブの燃焼筒の製作

ヒーターハンガーを製作

ヒーターハンガーはブリキプランターから取り外した取っ手を再利用して製作します。

取っ手の素材はアルミなので扱いやすい。

ブリキプランターの取っ手

ペンチを使ってクネクネと折り曲げて、下の写真のような形に加工します。

ペンチを使ってクネクネと折り曲げる

ちょっと、短いヒーターハンガーですが消火した後に手袋をはめて使うには十分だと思います。

この自作ハンガーはカトラリーラック底部の穴の幅に合わせています。

自作のヒーターハンガー

燃焼筒のインナーを固定

先ほど製作した燃焼筒の中にあるブリキプランターは固定されていないので衝撃を与えるとズレてきます。

なので、ネジを使って固定します。

使用したネジはM6サイズで長さは10ミリ。

このネジ(ボルトとセット4個入)はホームセンターで購入してきました。購入時の価格は98円(税込)でした。

ロケットストーブ本体にヒートライザーを取り付ける

カトラリーラックにあけられている穴はM6サイズネジとピッタリ合います。

M6サイズネジとピッタリ

ナットとワッシャをカトラリーラックの内側にしているので、外から見ても違和感無くスッキリとしました。

外観をもっとスッキリさせたければ、極低頭のナベネジを使っても良いでしょう。

ボルト類はネットショップでも売っていますが、やはりホームセンターなどで現物を確認してから購入した方が良いと思います。

燃焼筒の内側

燃焼筒の空焼き

製作したストーブ ヒーターアタッチメントを実際に使ってみたいと思います。

そして、使用する液体燃焼式のストーブはオプティマス NOVAプラスです。

このストーブはノズルのジェット交換無しで様々な種類の石油系燃料が使用できるマルチフューエルストーブです。

燃料にコストパフォーマンスの優れた灯油が使えるので長時間の使用でも燃料代が気になりません。

バーナー部分と燃料タンクが長い燃料パイプで繋がれているので、ストーブの輻射熱が燃料タンクに伝わりにくい構造になっているのも良いところです。

オプティマス NOVAプラス

自作したヒーターアタッチメントをストーブの上に載せると、すぐに煙が上がってきました。

おそらく、これは内側にあるブリキプランターの錆止め剤が燃えているのではないかと思われます。

そして、外側のカトラリーラックの方はと言うと。

次第にステンレス素材が熱で変色してきました。

ステンレスが次第に変色

カトラリーラックにあけられた穴越しから内側にあるブリキプランターが高温で真っ赤に変色しているのが見えます。

予想どおり、自作のストーブヒーターはかなり暖かい。

横方向にも熱が伝わってきます。

ブリキプランターが高温で真っ赤に変色

そのまま30分ほど燃焼させていると、テーブルの天板がとても熱くなっている事に気づきました。ストーブの真下は熱くて触れないほどになっています。

バーナー熱の上昇気流をヒーターで抑制しているせいなのか、下側にも輻射熱が伝わっているようです。

この状態で長時間の使用をすると、燃料ホースやゴムパッキンが熱によって悪影響を及ぼしそうですね。

下側にも輻射熱が伝わる

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自作の遮熱板を使う

ストーブからの輻射熱を防止するために遮熱板を作ってみました。

使用する材料は「アルミ丸皿 8枚入り」。

百均の紙コップなどが置いてあるコーナーにあります。

作り方は以下のリンク先で紹介していますので、詳細を知りたい方はご覧ください。

ダブルクリップを挟んで位置決め

使い捨てのアルミ皿が大活躍です。

自作した輻射熱防止ガードを使う

火力が上がって15分ほど経過すると、ヒーターアタッチメントの下部は熱で真っ赤になっています。

ストーブヒーターの下部は熱で真っ赤

この状態で自作の輻射熱防止ガードの下に手を入れてみましたが、全く熱くありません。

燃料ホースの方も熱の影響は無いようです。

これで5~6時間使っても問題無いようなら雪中キャンプでも活躍してくれるでしょう。

燃料ホースも熱くない

上部の熱を拡散

今回製作したヒーターアタッチメントは、天板の面積が広いので上にコッヘルや小さなヤカンを載せることもできます。

そして、上から逃げる熱を横方向に拡散できれば更に暖かくなるのではないかと思い、折りたたみ蒸し器を使ってみることにしました。

この蒸し器も百円ショップのダイソーさんで購入できますが、価格は250円(税抜)です。

ダイソーの折り畳み式の蒸し器

最初は、傘の様にヒーターに被せてみましたが、上部から逃げる熱量は変化ありませんでした。

なので、反対向きに載せてみました。

ストーブヒーターに

これが正解です。

手の平をヒーターの上部に近づけても以前のようには熱く感じません。

蒸し器の穴からも熱気が上に抜けていると思いますが、ヒーターの間に隙間があるので空気が横方向へも流れているようです。

ヒーターの上部が熱くない

ただ、蒸し器の3本の脚がヒーターの天板ギリギリの幅で載っているので少しの振動で落ちる危険があります。

蒸し器を使う場合は、改良の余地がありそうですね。

自作のストーブヒーター完成

あと、ヒーターアタッチメントは熱々になっているので取り扱いには十分注意してください。

不安定な場所での使用は控えた方が良いでしょう。

そして、タープ内で使用する時は一酸化炭素警報機の設置も忘れずに。

熱々のストーブヒーター

他にも飲料水のアルミ缶を使って製作したファンも熱の拡散効果がありました。

製作方法は以下のリンク先で詳しく解説していますので、ご興味があればご覧ください。

ヒーターアタッチメント用ファン

収納時

最後にストーブ ヒーターアタッチメントを収納します。

表面はステンレス鋼なので、すぐに温度が下がると思いますが安全の為に十分に冷えてから行なった方が良いでしょう。

ストーブヒーターの収納

折り畳み式蒸し器を開いて、そのの上に自作したヒーターアタッチメントを置きます。

折り畳み式蒸し器の上にヒーターアタッチメントを置く

そして、蒸し器を畳むと、とってもコンパクトになります。

蒸し器は焚火台としても使えるので、一石二鳥ですね。

意外と簡単に自作できるストーブヒーターの紹介でした。

ストーブヒーターの収納

芸術的なデザインのヒーターアタッチメントも販売されています。

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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

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大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
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その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

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