キャンプ旅をする上で解決しなければならない問題の1つに「お風呂」があります。
高規格なキャンプ場を利用すれば温水シャワールームを併設している場合もありますが、通常はシャワー施設が無いキャンプ場が ほとんどです。
キャンプ場は人里離れた場所に多いので日帰り入浴施設があっても遠いんですよね。
そこで、このページではキャンプ旅で安く入浴を済ませる9つの方法を紹介します。
キャンプ旅をする上で解決しなければならない問題の1つに「お風呂」があります。
高規格なキャンプ場を利用すれば温水シャワールームを併設している場合もありますが、通常はシャワー施設が無いキャンプ場が ほとんどです。
キャンプ場は人里離れた場所に多いので日帰り入浴施設があっても遠いんですよね。
そこで、このページではキャンプ旅で安く入浴を済ませる9つの方法を紹介します。
何日もお風呂に入らなくても大丈夫と言う強者もいるでしょうが、夏場のキャンプでは一日一回は水浴びくらいは したいところです。 特に、お風呂でお化粧を落としたい女性キャンパーは多いでしょう。
また、高級なホテルの入浴料は割高なので連日利用すると懐具合が厳しくなることもありますからね。
やはり旅に出た時には天然温泉に入りたいですよね。
テントを張って食事を済ませ、一日の終わりに温泉に浸かる。 旅の疲れが一気に吹き飛びます。
湯船に浸かっていて地元の方言が聞こえてくると、遠くまで旅に来たもんだなぁと感慨深くなったりもします。
温泉街のホテルや旅館では日帰り入浴をしている所が多く、一般的には500円~1,000円ほどで利用ができます。
ただ、ホテルや旅館に併設されている温泉施設は宿泊者が優先なので、平日限定や日帰り入浴者の入浴時間が指定されているところもあります。
歴史が古い温泉街では地元の人が昔から利用している共同浴場や外湯があります。
草津温泉のように無料で利用できる共同浴場もありますが、大抵の共同浴場は100円~300円で入浴できる場合が多いので ありがたいです。
中には清掃協力金や施設維持協力金という名目で賽銭箱が置かれている所もあります。
ただ、石鹸やシャンプーは用意されていないのでタオルと一緒に持参する必要があります。
また、温泉地によっては無料で利用できる露天風呂もあったりします。
そういった露天風呂は川沿いに多く、大雨が降った日には水没してしまう場所もあります。
そして排水は そのまま川に流れるのでシャンプーが使用禁止になっていることも多いですね。
あと、河原の露天風呂は目立つ場所にあるので観光客が多いと視線が気になって日中は お風呂に入りづらいのも難点です。
あと、温泉雑誌に割引や無料で日帰り入浴ができるクーポンが付いている事があります。
ローカルな温泉雑誌が多いのですが、周辺の観光情報やキャンペーンのお得な情報が掲載されているので旅の情報収集に役立ちます。
長期旅の方なら雑誌掲載の温泉施設を数日かけて巡ることも可能なので雑誌の購入代金以上に お得になるでしょう。
キャンプ場の近くに温泉地がない場合は移動中に銭湯を利用すると便利です。
銭湯は人口の多い市街地にありますが一般的には350円~450円くらいの料金で入浴できます。
買い出しのついでにお風呂を済ませておけばキャンプ場に着いてから のんびりと過ごせます。
ただ、銭湯が駅前や繁華街にある場合は駐車場が無いこともあるので注意が必要です。
各都道府県には公衆浴場組合があるので同じ地域なら どこの銭湯も入浴料金が変わらない場合が多いです。
銭湯は基本的に12歳以上の大人料金、6歳以上12歳未満の子供料金、6歳未満の幼児料金と分けられています。
ただ、銭湯は石鹸やシャンプーが用意されていないのでタオルと一緒に持参する必要があります。
低料金で入浴を済ませたいならコインシャワー施設を利用すると良いでしょう。
夏場なら海水浴場やキャンプ場に併設されている事が多く、温水シャワーでも一般的には100円~300円で利用ができます。
お金を機械に入れると一回、1分間~10分間の利用ができます。
通常のコインシャワー施設なら温水シャワーの吐出時間が3~5分間の場合が多いです。
最近はコイン式シャワールームが併設された、高速道路のパーキングやサービスエリアが増えています。 道の駅に併設されているコインシャワーもあります。
高速道路のコインシャワーは一回200円で10分間も温水が出ます。
一般的なコインシャワーなら、ストップボタンが付いているので途中でシャワーの温水を止める事ができます。
その間はタイマーにカウントされないので時間を気にせずに、ゆっくりと体を洗う事ができます。
多分、男性の方なら3分もお湯が出れば十分な時間だと思います。
子供がいる方なら、一緒に入ってシャワーを浴びれば一度に済ませる事も可能です。
あと、温水シャワー施設には色々あります。
ある道の駅では温水シャワールームが一室200円で30分間利用できたり、100円の利用料金で時間無制限に温水シャワーを使えるキャンプ場もありました。
そして、100円玉を一枚だけ機械に投入すると連続7分間温水が出続けるコインシャワー施設もありました。
このシャワーにはストップボタンが無いので7分間で全てを終わらせようと思うと、かなり忙しかったです。
まあ、ゆっくり浴びたい人は追加で100円を投入すれば良いだけの話ですが…
旅先でお風呂が見つからない場合は日帰り入浴できる福祉センターを探すという手もあります。
スマホに「地域名」「福祉センター」「入浴」とワードを入力して検索すると見つける事ができる場合があります。
福祉センターは福利厚生の為に作られた施設なので低料金で入浴できることが多いです。
平日なら利用者が少ないので、のんびりと湯舟に浸かることができるでしょう。
安い施設だとシャンプー付きで200円~300円で入浴ができる場合があります。
ただ、地方自治体が管理をしているので土曜・日曜もしくは月曜日が定休日だったり、営業時間が短い場合があります。
老人福祉センターの浴場になると15時には終了してしまう場合もあり、通常でも20時までの営業が多いですね。
入浴施設の代わりに温水プールを利用するという方法もあります。
ゴミ処理場の排熱を利用した温水プールや温泉水を引き込んだ施設もあります。
一般的には利用料金が500円前後の場合が多いですが、ある原子力発電所に併設された温水プールでは無料で利用できました。
温水プールは冬でも営業している事が多く、ジャグジー風呂やサウナ室、内湯が併設してある場合もあります。
冬場は暖房が効いていますがプールの水温が低いので しっかり泳いで運動しないと寒くなります。
水泳は全身運動なので旅先でのストレスの発散にもなるでしょう。
ただ、プールを利用する際には「スイミングキャップ」と「競泳用水着」が必要なので事前に準備をしておきましょう。
場所によっては有料レンタルもあります。
体育館にはトレーニングルームを併設していることが多く、通常は運動した後に温水シャワールームが利用できます。
体育館によっては「トレーニング室」とか「体育室」とか呼ばれたりすることもあります。
特に小さな市町村の市民体育館は安く利用できる事が多かったです。 シャワールームの利用が別料金の施設もありましたが一般的には100円~300円ほどの利用料金でした。
ある市民体育館のトレーニングルームでは県外在住者でも無料で利用ができたこともありました。
バイクや車でのソロキャンプでは自転車旅と比べて体力を使う事が少なく、雨の日が続いたりすると旅先でストレスが溜まる事が多いですよね。
そんな時は、トレーニングルームのマシーンを使って一時間ほど運動して温水シャワーを浴びればスッキリとした気分で又、旅を続ける事ができます。
体育館の中にはキッズルームや巨大な遊具施設を併設している所もあるので、子供のいる方でも楽しめたりします。
家族と一緒にバドミントンや卓球なども楽しめますよ。
あと、体育館のトレーニングルームを利用する時は室内用の運動靴が必要になります。
ホームセンターやディスカウントショップへ行けば下の写真のような軽量なシューズが900円前後で売られています。 靴底がEVA素材のシューズなら軽量なのでバイク旅でも邪魔にはならないと思います。
なお、トレーニングルームで運動目的でのシャワールームの利用はマナー違反にはなりませんので、しっかり運動してからシャワーを利用すると良いでしょう。
お風呂などに一銭も使いたくないという旅人ならば、夏限定ですが海水浴場の無料シャワーを使うという手もあります。
屋外に設置されている冷水シャワーなら冬でも利用できる場合もありますが、さすがに沖縄の石垣島でも12月に冷水シャワーを浴びた時は寒かったですね。
ちなみに、海水浴期間が過ぎるとシャワールームは施錠されてしまう事が多いです。
これも夏限定の方法ですが綺麗な沢の上流で水浴びをするという方法があります。
沢の上流なら水遊びスポットが たくさんあります。
上流の澄んだ川で泳いだ場合は川臭さが無いのが利点です。
更衣室が設置されている場所なら女性の方でも安心して着替える事ができるでしょう。
特に四国の上流域はどこも綺麗でしたね。徳島県にある水質日本一の穴吹川を始め、数多くの清流が流れています。
ただ、上流の水は超冷たいので胸まで浸かるには少々勇気が要ります!
でも体もクールダウンできるので一石二鳥ですよ。
最後に自作のシャワールームを使うという方法があります。
充電式シャワーを使った温水シャワールームのページで詳しく紹介していますが、キャンプ場に即席シャワールーム設置すれば お風呂の事を気にしなくても済むようになります。
荷物の限られたバイク旅の場合でも、沸かしたお湯と電動ポンプ式シャワーと折り畳み式のバケツさえあれば木陰やポールを利用して温水シャワーを浴びる事も可能です。
また、冷水シャワールームに温水シャワーセットを持ち込むという方法もあります。
このように旅先で事前にお風呂情報を調べておくことが長旅を楽しく続けるコツだと思います。
ここで紹介したお風呂情報では極端な方法もありますが、どうぞ参考までに。
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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
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なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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