和室で使う定番の暖房器具といえば「こたつ」を思い浮かべますよね。
そんな「こたつ」をキャンプでも暖房アイテムとして使ってみました。
わざわざ電源サイトを利用しなくても、テーブルと熱源さえあれば、どんな場所でもコタツでポカポカ気分が味わえます。
このページではスノコと百均アイテムで自作した組み立て式のコタツ用テーブルを紹介しています。
和室で使う定番の暖房器具といえば「こたつ」を思い浮かべますよね。
そんな「こたつ」をキャンプでも暖房アイテムとして使ってみました。
わざわざ電源サイトを利用しなくても、テーブルと熱源さえあれば、どんな場所でもコタツでポカポカ気分が味わえます。
このページではスノコと百均アイテムで自作した組み立て式のコタツ用テーブルを紹介しています。
桐製のスノコで自作すれば超軽量で持ち運びにも大変便利です。
そして、テントの中でコタツを使うなら燃焼物を使わない熱源がおススメ。
「こたつキャンプ」を楽しむ為には、まずはコタツ用テーブルが必要です。
そこで、組み立て式の軽量なコタツ用テーブルを作ることにします。
製作に使用した材料は以下のものになります。
使用する主な材料について説明します。
このスノコは、5年ほど前に近所のディスカウントショップで購入しました。
購入時は2枚セットで確か298円だったと思います。
スノコの素材は「桐」なので とても軽く、主に押し入れ用として使われるものです。
今回は予備の一枚を使いました。
M6のネジなら何でも構いませんが、頭の平らなトラス小ネジなら出っ張りが少ないのでおススメです。
コタツの脚を固定する為に使用します。
ドライバーが無くてもネジが空回りしないようにする為に摩擦力の大きいゴム製のワッシャーを使います。
また、強度が弱い桐の木をゴムワッシャーで保護し、ネジで傷が付くのを防止する目的もあります。
ジョイントラック用ポールはダイソーさんで購入しました。
色とサイズは各種ありますが、どれも税抜き一本100円です。
今回は39センチの長さのポールを使います。
まずはスノコをバラします。
板を固定している棒をペンチでつまんでグラグラ動かすと隙間ができるので、そこへ太めのマイナスドライバーを差し込んで開きます。
棒は接着剤で固定している場合もあるので要注意。
釘はペンチで引っこ抜いておきます。
針のように細くて危険なので、全て鉄くずゴミとして処分します。
正方形のテーブルを作るのですが、一辺の長さをどのくらいにするか迷うところです。
下にキャンプ用マットを敷くことを考えたら50センチ+αくらいが使いやすいと思います。
スノコの長さが75センチなので、25センチ分をカットします。
桐の木なのでノコギリで簡単にカットできます。
カットした2つのパーツを写真のように背中合わせにビスで固定します。
木工用ボンドで固定してもオッケーです。
この段差ができた部分はスノコの横幅に合わせています。
ただ、スノコの横幅は それぞれ微量に違います。
なので、4本のスノコ板に番号を書いておき、それぞれの幅に合わせて作ります。
4本のスノコ板の加工が終わりました。
4本まとめて手に持っても、とっても軽いです。
重量は4本合わせて419グラムしかありません。
スノコ板を直角に合わせてから、電動ドリルでビスを通す穴を開けます。
直径φ6ミリのドリル刃を使いました。
下の板も貫通させます。
桐の木は柔らかいので、すぐに穴があきます。
トラス小ネジには予めゴムワッシャーを通しておきます。
ゴムなので回り止めになります。
そして、板にトラス小ネジを差し込みます。
反対側には普通のワッシャーを通します。
ジョイントラック用ポールの先端には、高さ調整用のアジャスターがあります。
このアジャスターを外すとM6サイズのネジ穴があるのです。
そのネジ穴にトラス小ネジを差し込んで回せば、ジョイントラック用ポールはしっかりとスノコ板に固定されます。
しかし、ここで問題発生です。
桐の木が柔らかい為に、ネジを締め過ぎたり、テーブルを揺らしたりするとワッシャーが木の表面に めり込んでしまうのです。
そこで、めり込み防止対策として「丸座金」を使います。
丸座金のサイズは内径6mm×外径30mm。
中心の穴は、M6サイズのボルトが通る大きさです。
4個入りで165円(税込)でした。
普通のワッシャーと比較すると、かなり大きいです。
丸座金なら接地面積が広いので、しっかりネジを締めても 木の表面にめり込みません。
ジョイントラック用ポールを4本とも取り付けます。
これで、もうテーブルの形になりました。
お次は、百均で購入した自転車用のワイヤーネットを使います。
税抜き100円の商品です。
このワイヤーネットを写真のようにスノコに引っ掛ければ、コタツ用テーブルの完成です。
え!?スカスカですが…
と思われでしょうが、コタツは布団の上に天板をのせるのでこれで良いのです。
こたつ用テーブルの天板にはコンテナのフタを流用します。
このコンテナのフタには百均のスノコを使って製作したロールテーブルを取り付けています。
フタをコタツ用テーブルに載せるとイイ感じです。
こたつ布団は封筒型シュラフを流用します。
どの封筒型シュラフでもジッパーを開くと正方形に近い形になります。
暖かいコタツにするなら、コールマンのコットンシュラフがおススメです。
コタツの上に天板を載せてみました。
さほど違和感はありません。
更にカバーを掛けると雰囲気も変わります。
また、断熱&汚れ防止にもなるので一石二鳥です。
他にもサイズと柄が色々とあるようです。
コタツの熱源として使えるものは色々とありますが、ここでは電気を使わず一酸化炭素の危険がないものを挙げてみました。
携帯式の使い捨てカイロはパックで買えばお安く手に入れることができます。
使い方は簡単で良いのですが、ゴミが大量に出るのが難点。
一般的には「湯たんぽ」が使いやすいと思います。
お湯を多く入れることができる湯たんぽ なら暖かさも長続きします。
これは私が自作したキャンプ用の温水床暖房システムです。
キャンプ用のストーブを使いますが、テントやタープの外に出してチューブでお湯だけを引き込むことができるので一酸化炭素中毒の心配はありません。
ストーブが燃焼している限り、暖かさが持続するのがメリットです。
こたつ敷布団の代わりにキャンプ用マットを使います。
マットの上にコタツ用テーブルを載せるなら固いウレタンマットが良いでしょう。
私は15mm厚の極厚銀マットを使っています。
そして、コタツの熱源をテーブルの下に入れます。
写真では温水が循環するチューブを入れています。
シュラフを掛けてセット完了です。
シュラフ1枚では隙間が出来てしまう時は2枚重ねにしても良いでしょう。
そして暖かさをコタツに閉じ込める最大のポイントがあります。
それは、コタツの中にダウンシュラフを入れる事。
ダウンシュラフは蓄熱性に優れているので、寒い屋外でコタツから出たり入ったりしても熱が逃げにくくなります。
また、就寝時にはポカポカのダウンシュラフの中に入れるという利点もあります。
気温マイナス3℃、雪の降る朝です。
すでにコタツは、ぬくぬくになっています。
風向きによっては雪が降り込んできます。
あまりにも雪が激しい時はテントの中に設置しても良いでしょう。
雪中キャンプでもコタツは暖かい♪
折り畳み式の座椅子があると更に便利です。
こたつ に入って雪景色を眺めるのも楽しいです。
キャンプでコタツを楽しむ為に使用するアイテムを並べてみました。
他にも色々とありますが、湯たんぽバージョンです。
コールマンのシュラフが大きいので、ほとんどシュラフだけでコンテナがいっぱいになってしまいました。
シュラフを薄いものすれば、テーブルのフレーム以外は全てコンテナに収納することも可能です。
こちらのセットはシュラフを3シーズン用、熱源を温水暖房器に変えています。
こちらのセットならテーブルのフレーム以外は全てコンテナの中に収まります。
スッキリ収納しました。
こたつキャンプはコタツ用テーブルさえあれば、簡単に楽しむことが可能なので是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
キャンプ生活で起こる様々な問題やトラブル、ちょっとした工夫で快適なアウトドア生活が送れるアイデアなど、このページがお役に立てることができれば幸いです。
なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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