テントを張る時に地面に打ち込む杭のことを「ペグ」と呼びます。
ペグはテントやタープを設営する際には、無くてはならないアイテムの一つです。
テントやタープにはセットの中にペグが付属していますが、ペグは消耗品なのでキャンプで何度も使っていると曲がったり、折れることがあります。
また、撤収の際にペグを無くすこともあるので、長期のキャンプ旅へ出かける時は予備ペグや丈夫なペグを揃えておくと安心です。
テントを張る時に地面に打ち込む杭のことを「ペグ」と呼びます。
ペグはテントやタープを設営する際には、無くてはならないアイテムの一つです。
テントやタープにはセットの中にペグが付属していますが、ペグは消耗品なのでキャンプで何度も使っていると曲がったり、折れることがあります。
また、撤収の際にペグを無くすこともあるので、長期のキャンプ旅へ出かける時は予備ペグや丈夫なペグを揃えておくと安心です。
ペグには様々な種類があります。棒の断面やヘッドの形状、長さ、材質の種類など、地面のコンディションによっても適するペグに違いがあります。
このページでは、長期キャンプで用意しておくと便利なペグをいくつか紹介したいと思います。
昔から定番のアルミ製のペグです。
棒の断面が丸く、ヘッドの形状が?(ハテナ)の形になっていて「ピン型ペグ」とも呼ばれています。
他にも丸カン型やL字型のヘッドになっているものあります。
材質にも種類があり、価格の安いスチール製、高級なチタン製、ジュラルミン製もありますが、一番使いやすいのはアルミ製のピン型の丸ペグだと思います。
旅先でペグを無くしても、大きなホームセンターに行けば比較的に安価に入手できると思います。
ソロテントなら18~20センチ前後のペグが使いやすく、軽量なので多めに用意してもさほど邪魔になりません。
粘土質の地面ならペグの食い付きも良い。
アルミ製なので曲がりやすいのが難点ですが、他のペグを利用して曲げ戻すことも可能です。
もし、無くしてしまっても安いペグならショックが少ないのも利点です。
こちらはアルミ製のピン型ペグです。
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こちらは高強度なジュラルミン製で芯棒が平打ちされて楕円形のような形になっています。
こちらは軽量なチタニウム製のペグ。
鍛造製のペグは、とても強いです。
現在はスノーピーク社のソリッドステークを使っていますが、どんな固い地面でもペグを打ち込むことができています。
私はペグハンマーを持たない主義なので石を使ってペグを打ち込んでいるのですが、石の方が強度に負けて割れたりします。
そのおかげで、ペグのヘッドが潰れないという利点もありますね。
ただ、デメリットとしてペグが重いという事が挙げられます。本数を揃えるとかなりの重量になります。
なので、軽量化を目指すソロキャンパーなら鍛造製ペグを1~4本ほど予備で用意しておいても良いでしょう。
ちなみに私はソリッドステークを1本だけアルミ製丸ペグと一緒に入れています。
個人的には、直径の細いソリッドステークが一番使いやすいと感じています。
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平ペグは、その形状から「U字ペグ」「V字ペグ」とも呼ばれています。
表面に穴を開けて肉抜き加工することにより軽量化と摩擦抵抗を増やしたペグも最近は主流です。
表面積が広いので土に打ち込んだ時に摩擦抵抗が大きく、抜けにくい特徴があります。
逆に言うと通常の丸ペグと比べて打ち込む時に力が必要になります。固い地面には打ち込みづらい…
なので、丸ペグでは抜けやすい砂地の地面に使う方が適していると言えます。 ペグを横にして砂に埋めて使うといった方法も可能です。
ただ、ペグの表面積が広いので本数を揃えると、少々かさばるのが難点です。
私はこの平ペグも1本だけキャンプへ持参しています。
ペグとして使うのではなく、平ペグをスコップの代わりとして土を掘る時に利用しています。
あと、手の平に平ペグを当てて、丸ペグを手の力だけで打ち込む時に、防具として使っています。
粘土質の地面でも、たくさんの丸ペグを地面にさしていくと手の平が痛くなってきますが、この方法ならペグのヘッドが手の平に直接当たらないので力を入れて打ち込むことができます。
オーソドックスなU字型のペグ。
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Y字型ペグは、その名の通りペグの断面が「Y字」になっています。
百均からもY字型ペグは発売されているので、馴染みのある方は多いと思います。
ペグの形状・加工からアルミニウムでの製品が一般的なようです。
材質がアルミなので軽量で持ち運びしやすく、粘土質の地面での設営なら問題ありません。
ただ、アルミは打撃に弱いので、固い地面にハンマーで力いっぱい打ち込むような使い方をした場合、ペグのヘッドが潰れたり、曲がったりします。
軽量なので予備のペグとしては向いていると思います。
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たくさんY字型ペグを買うなら百均よりもアマゾンの方が安いかも。
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その他にも多くの種類のペグがあります。
Y字型の他にも「X字型」「V字型」、さらにネジリを加えた「スクリュー型」なども存在します。
断面の丸いペグにも釘のような形をした「ネイル型」やネイルペグを軽量化した「中空ペグ」もあります。
更にネイルペグの断面を四角くして、回転防止対策をしたペグもあります。
各アウトドアメーカーが試行錯誤して年々、新作のペグが開発されています。
ネジ型のペグなら、少々の風では抜けないでしょう。
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スノーピークが最強のペグと謳っているソリッドステークには最大で50センチの長さのペグがあります。
こんなに長いと、もはや凶器…
どちらかというとソロキャンよりファミキャン向けですね。
私はこのペグを大型犬のリードを繋ぎとめる「係留ポール」として使っています。
かなり重いペグですが、安心感が違います。
ただ、打ち込むには大きな石を探さなければならないという難点もあります。
安心の日本製鍛造ペグです。
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最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
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なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
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