キャンプの洗い物って面倒ですよね~
焦げ付いた鍋を水につけて、食器を洗って、乾かして…
また、水が使えない野営地の場合は洗い物に苦労する事もあります。
ならば、最初から食器やクッカーを汚さなければ良いのです。
この記事では焼却が可能なクッキングシートと牛乳パックを使った洗い物なし の自炊方法を紹介します。
キャンプの洗い物って面倒ですよね~
焦げ付いた鍋を水につけて、食器を洗って、乾かして…
また、水が使えない野営地の場合は洗い物に苦労する事もあります。
ならば、最初から食器やクッカーを汚さなければ良いのです。
この記事では焼却が可能なクッキングシートと牛乳パックを使った洗い物なし の自炊方法を紹介します。
水道施設の無いキャンプ地では、クッキングシートが活躍します。
そして、牛乳パックは「マナ板」や「着火剤」としても使えますが、少し手を加える事で食器にもなるのです。
食器を汚さない方法の定番と言えば『ラップ』を使う事ですよね。
予め、食器にラップを敷いておけば食べ物で汚れることはありません。
ただ、ゴミが増えるのがデメリットです。
確かにラップは水分を通さないので便利なのですが、鍋やフライパンの調理器具に使うことが出来ません。
可能ならクッカーも汚したくない!
そこで、活躍するのが百均のクッキングペーパーです。
クッキングペーパーは、耐熱温度が250℃で水蒸気は透過するのに水や油は通さないという優れた機能があります。
携帯に便利な25センチ幅が おススメです。
そして、もう一つは牛乳パック。
牛乳パックはキャンプでは「まな板」や「着火剤」として活用できる便利なアイテムです。
今回は、牛乳パック表面の印刷ラミネートを剥がして「食器」として使います。
クッキングペーパーと牛乳パックは素材が『紙』なので、最後は焼却が出来るという事が最大のメリットです。
まずはシェラカップ用のクッキングシートを作ります。
使用するサイズは20センチです。
25センチ幅のクッキングシートなので、全体サイズは20cm×25cmになります。
対角線上にクッキングシートを折ります。
中央部分は折らずに両端に折り目を付けるのがポイントです。
そして、シェラカップの上にクッキングシートを載せます。
山折り が上になります。
山折り部分を指でつまんで三角形にしながら外側に折り曲げます。
そして、折り曲げた個所を19mmのダブルクリップで固定します。
反対側も同様にダブルクリップで固定します。
ダブルクリップのツマミは倒しておきますが、カップの内側にあるダブルクリップのツマミは取り外します。
これで、カップの見た目がスッキリしました。
クリップの位置は、お好みで変える事ができますので ご自由に。
ネット上にはメスティン用にクッキングシートの折り方を丁寧に解説したホームページが多くありますが、どうも面倒くさい。
自己流で簡単に折ってみます。
メスティン用のクッキングシートも同様に対角線を折るだけです。
こちらはクリップでは固定しません。
フタをしてクッキングシートを固定します。
フライパン用(直径φ18cm)のクッキングシートは正方形にカットしました。
こちらはフライパンから はみ出さないようにしています。
牛乳パックは、紙が重なって固い部分を予めカットしています。
ちなみに、この牛乳パックは折り易くするために表面の印刷ラミネートを剥がしています。
まずは牛乳パックを横向きにして、四等分になるように折り目を付けます。
そして、角部分を先程折り曲げた四等分の一に合わせて折り曲げます。
角部分は「折り鶴の折り方」のように折ります。
詳しくは動画でご覧ください。
紙質が固いので、折りにくいですが慣れると簡単です。
これで、大皿の完成です。
牛乳パックの「大皿」と「コップ」。
クッキングシートの「シェラカップ用敷き紙」と「メスティン用敷き紙」。
これで『洗い物なしセット』の完成です。
メスティン用敷き紙をセットして お米を炊きます。
炊き方は通常通りです。
火力が強いとクッキングシートに炎が燃え移ってしまうので要注意です。
クッキングシートは上向きに折り曲げておくと良いでしょう。
お米を炊いている間に野菜を切ります。
牛乳パックの大皿の中で野菜を切ります。
普通にマナ板としても使えます。
野菜の下準備は完成です。
お米が炊き上がりました。
ツヤツヤの御飯です。
メスティンに焦げ付きは無いようです。
そして、そのままメスティンで肉を焼きます。
肉に火が通ったら、野菜を投入します。
焼き肉のタレで味付けをして更に炒めます。
そして、水分を飛ばした後にフタをして蒸し焼き。
そして、完成です。
焼肉定食が出来ました。
牛乳パックの大皿に入れても違和感は無く、普通に美味しいです。
ダブルクリップで固定しているのでクッキングシートが動かず、御飯も食べやすいですね。
フライパンで調理してみます。
シートはフライパンからハミ出さないように正方形にカットします。
フライパンは強火で調理することが多いので引火に要注意です。
まずは目玉焼き。
焦げ付くことなく、イイ感じに出来ました。
油を敷くとスムーズに出来ます。
そのまま、鳥のモモ肉を炒めます。
鶏の油が出てきました。
鶏のモモ肉から出た美味しい油で野菜炒めを作ります。
最後に味を整えて完成です。
クッキングシートは変色していますが、破れはありませんね。
食事が終わったので、食器とクッカーの汚れをチェックします。
御飯を入れたシェラカップには全く汚れがありません。
フライパンに敷いていたクッキングシートは汚れていましたが、フライパンの中は とっても綺麗でした。
メスティンの方は残念ながら、炒め物をした時に箸でシートに穴をあけてしまったようです。
クッキングシートが破れなければ問題なかったと思います。
野菜炒めの汁がベットリと付いてしまいました…
しかし、このメスティンはフッ素加工されているのでティッシュペーパーで汚れを拭き取れば綺麗になります。
焦げ付きもありません。
あとは箸とメスティンのフタを綺麗にティッシュペーパーで拭き取れば作業終了です。
自炊で使って汚れた紙ごみは焼却します。
燃やすのは以下の紙ゴミです。
焚き火台の中に重ねて入れて、ライターで着火します。
フライパンの熱では無傷だったクッキングシートも火を付けたら簡単に燃えます。
油を含んでいるので良く燃えます。
灰になって跡形も無くなりました。
このように最初から食器やクッカーを汚さなければ洗い物はしなくて良いのです。
水が使えない場所では使える技ですので、ご参考までに。
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そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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