車中泊でソロキャンプ - テントが無くても車中泊で快適にキャンプ旅を楽しむ方法

ソロキャンプをやってみたいけど、道具を揃えるのには出費を抑えたい。

そんな方には、テント泊ではなく「車中泊」がおススメ。

車中泊なら高額なテントやシュラフ、マットなどのキャンプ道具を買い揃える必要はありませんからね。

そして、自宅で使っている家庭用品もキャンプ道具に流用することが可能です。

ただ、家庭で使っている道具はどれも重くてかさ張る物ばかりなので、ソロキャンプを続けるなら自分が必要とするキャンプ道具を一つずつ揃えていく必要があります。

お気に入りのキャンプ道具を見つけるのもソロキャンプの楽しみの内の一つです。

車中泊の利点・欠点

車中泊でキャンプする場合のメリットを挙げてみました。

    利点
  • テントが必要ない
  • 時間を有意義に使える
  • 夜遅く到着しても安心
  • 朝早くに出発できる
  • 危険から身を守れる
  • 防犯面で安心

テントが不必要なので荷物を減らせる

高価なテントを購入する必要がないので、ソロキャンプへのハードルが下がります。

テントはキャンプ道具の中でもサイズが大きく重量のあるアイテムです。

テントが必要なければ荷物を減らせるので、車内の就寝場所を広く取ることができます。

フルフラットに出来る車内ならマットも必要なく、晩春から初秋にかけてのキャンプの場合は家で使っている毛布でも問題なく就寝できるでしょう。

時間を有意義に使える

「テントの設営や撤収」「夜露で濡れたテントの乾燥」「キャンプ道具の積み下ろし」これらの時間が省けるので、時間を有意義に使うことができます。

就寝時は車中泊で、それ以外の時間をタープの下で過ごすスタイルもおススメです。

タープの下にリビングスペースを設置すれば、強い日差しや雨・夜露などを避けることができます。

テント泊の場合は雨天時のテント設営・撤収に苦労しますが、タープなら濡れていても無造作に畳んで助手席や後部座席の足元につっこんでおいても問題ないでしょう。

移動先でタープを張れば、すぐに乾きますからね。

夜遅く到着しても安心

夜遅くキャンプ場に到着しても、暗闇の中でバタバタとテントを設営する必要がないので、焦らずに済みます。

朝早くに出発できる

極端な話、車なら朝起きて片付けをしなくても、すぐに次の場所へ移動が出来ます。

危険から身を守れる

車の中なので猪(イノシシ)や熊(クマ)などの危険動物、雷雨、積雪などの悪天候と遭遇しても安心です。

防犯面で安心

車を施錠すれば、犯罪の被害に遭う確率も少なくなります。

防犯面でも安心できます。

ソロキャンプで車中泊

次に車中泊のデメリットを挙げてみました。

    欠点
  • 自動車の騒音がうるさい
  • 車内が結露する
  • 大自然感が薄れる
  • 車内の改造が必要
  • 風で車内が揺れる
  • 職務質問されやすい

自動車の騒音がうるさい

駐車場で車中泊をする場合、他人のエンジン音やドアの開閉音が聞こえてくるので騒々しいです。

また、キャンプ場のテントサイト内で車中泊をする場合は、自分の出す騒音が他人に迷惑をかけることもあります。

テントの中にいると外の音が良く聞こえます。

なるべく、車のエンジン音、ドアの開閉音、オーディオ音声を出さないような配慮が必要です。

車内が結露する

窓を閉め切って眠ると、外気との温度差で必ず窓ガラスの内側が結露して濡れます。

ほんの少し窓を開けて就寝すると結露が緩和されます。

大自然感が薄れる

車内で眠っていると外の音が聞こえないので、大自然の中で眠っているという感覚が薄れます。

安全な場所なら窓を開けて車内で蚊帳を吊るという方法もあります。

車内の改造が必要

車内で快適に眠るためには、車内をフラットにする対策や改造が必要になります。

狭い車内で長時間過ごすとエコノミークラス症候群になることもあります。

風で車内が揺れる

風の強い日は、車がすごく揺れることがあります。

地震と錯覚して目を覚ますことがあります。

職務質問されやすい

管理人がいない無料のキャンプ場で車中泊をしていると職務質問をされることがあります。

犯罪者と疑われて、夜中に根掘り葉掘り質問されるので鬱陶しいです。

キャンプで車中泊をする利点と欠点

ソロキャンプで初心者が揃える道具のページでも詳しく紹介していますが、家庭用品や百均のアイテムを活用すれば、他のキャンプ道具の大半は揃います。

例えば、どこの家庭でも使っている「カセットコンロ」を持参すれば台所の鍋やフライパンでの調理も可能です。

また、安価なハンゴウやクッカーなどの調理器具を購入して、キャンプ場にあるカマドを使って焚火で調理するのも楽しいでしょう。

普段使っている「自宅の食器(割れにくい)」を持って行ったり、押し入れの中にある「収納ボックス」をテーブルとして使う事もできます。

そう考えると意外とキャンプ道具が揃ってしまいますね。

車中泊でタープを張る

車中泊での作業

テント泊の場合は必要ありませんが車中泊では必要な作業があります。

それは「車内の目隠し」。

テントの場合は入口を閉めてしまえば、外部からテントの中は見えないのでプライベート空間を確保できますが、車の場合はドアを閉めても車内は丸見えです。

夜間に車内で明かりを点けているとスモークガラスの窓でも車内の様子が外から、はっきりと分かります。

特に女性の方なら気になるところでしょう。

手軽に窓の目隠しをする方法としては、使い古したバスタオルがおすすめです。

両手でバスタオルを押さえてから足で窓の開閉ハンドルを回すというハイレベルな技術が必要ですが、慣れると簡単。

助手席と運転席、後部座席の左右と合わせて4枚あれば開閉窓は目隠しができます。

ただ、パワーウィンドウに安全装置(挟み込み防止機能)が付属している車は、この技が出来ません。 その際は、黒色の薄いゴミ袋を利用すると良いでしょう。

バスタオルで目隠しをして車中泊

あと開閉窓以外は挟み込みができないので、百均で売っている強力なネオジウム磁石を使って、ゴミ袋かタオルで目隠しします。

フロントガラス用のサンシェードも100円ショップで売っています。

薄くてペラペラですが、コンパクトになるので収納場所には困りません。

百均のサンシェードで目隠しをして車中泊

就寝スペースの確保

車の中で眠るためには、人間が寝転がれるスペースを確保しなければなりません。

そのためには、車内のキャンプ道具を整理する必要があります。

キャンプ道具を平たく積載する

車の走行中はキャンプ道具の荷崩れを防ぐために平たく積載していると思いますが、就寝時は、それらの道具を一か所にまとめて積み上げて就寝場所を確保する必要があります。

エブリイで車中泊

キャンプ道具を安定した状態で積み上げるには、積み重ねが可能なフタ付きの収納ボックスが便利。

堅牢なイスにもなるRVボックスや折り畳みのできるようなタイプも便利ですが、車内の就寝スペースを確保するには積み重ねが可能なフタ付きのコンテナボックスを使うのがベスト。

フタ付きのコンテナボックスなら雨の日に車の外に出しておいても、荷物が濡れる心配もありません。

車内の隅に積み上げておくことも可能です。

コンテナボックスを積み上げて就寝スペースを確保

コンテナボックスを置くスペースすら確保できない乗用車タイプの場合は、助手席の足元にキャンプ道具を入れてしまうと便利です。

ソロキャンプの場合は助手席が空いていると思うので、大きなバッグに荷物を詰め込んで移動時もそのまま荷物置き場として利用しても良いでしょう。

ただ、車の移動時にはガス缶や缶ジュースなどがブレーキペダルの下へ転がり込むことが無いようしないと大変危険です。

あと、眠るときに貴重品などはダッシュボードの上に並べておくと、イザという時に素早く行動が起こせます。

助手席の足元にキャンプ道具を詰め込む

車中泊で眠るには車内をフラットにする必要がありますが、乗用車の場合は運転席と助手席のシートを倒してもフルフラットにはなりません。

後部座席で横になっても足を伸ばして眠る事ができないので、かなりのストレスになります。

そのような状態で長時間、同じ姿勢でいると、肺塞栓症(エコノミークラス症候群)のような重大な病気になる可能性もありますので、それなりの工夫が必要です。

狭い車内で車中泊をする

積み重ね式のコンテナをテーブルとして使うと便利です。

焚火での調理

オートサイトのキャンプ場では、サイトにバーベキューテーブルが設置されているところもあります。

バーベキューテーブルがあれば、炭と焼き網を用意して簡単に野外調理を楽しむことができます。

もしくは、流木や落ち枝を拾って来て、焚き火料理をしても良いでしょう。

一般的なキャンプ場であれば、屋根付きの炊事場があるので、雨の日でもカマド料理をする事もできます。

このように、カマドを利用することで高価なキャンプ用コンロを購入しなくても済むのです。

バーベキューテーブルで調理する

自分で釣った魚を焚き火で焼いて食べるのは、格別の美味しさだと思います。

ソロキャンプで焼き魚

車中泊には軽バン(ワゴン車)が最適

では、車内で快適に眠る為にはどんな自動車が適しているのでしょうか。

車中泊をするならキャンピングカーのような室内空間の広い車が理想的です。

しかし、山奥にあるキャンプ場までの狭い道路を走行したり維持費を考えると現実的ではないでしょう。

ソロキャンプで使うならコンパクトで車内が広く、狭い道でも小回りが利くワゴンタイプの軽自動車がおススメです。

車中泊には軽バン(ワゴン車)が最適

現在、日本で発売されている軽バンは以下の通り。

    スズキ
  • エブリイ
  • エブリイワゴン

エンジンは運転席・助手席の下にあります。

    ホンダ
  • N-VAN
  • N-BOX

エンジンはボンネットにあります。

    ダイハツ
  • ハイゼット
  • ウェイク
  • アトレー

エンジンは運転席・助手席の下にあります。

    トヨタ
  • ピクシス バン(ハイゼットベース)
  • ピクシス メガ(ウェイクベース)

ダイハツとトヨタは関連会社なのでベース車両はダイハツ車になりますね。

    スバル
  • サンバー(ハイゼットベース)

スバルのベース車両はダイハツ車です。

    日産
  • クリッパー(エブリイベース)

日産のベース車両はスズキ車です。

    マツダ
  • スクラム(エブリイベース)

日産のベース車両はスズキ車です。

    三菱
  • ミニキャブ(エブリイベース)
  • タウンボックス(エブリイワゴンベース)
  • ミニキャブ ミーブ(電気自動車)

三菱のベース車両はスズキ車と一部ミニキャブです。

と言うことはダイハツ系、スズキ系、ホンダ系の三択に絞られますね。

私が「車中泊に最適な軽ワゴン車」を選ぶ基準を挙げるとしたら以下の通り。

①室内空間が広いハイルーフ

ハイルーフのワゴン車なら室内空間が広いので、雨の日でも車内で自炊も可能です。

②シートを倒してもフルフラットになる

運転中、眠たくなった時に荷物室に移動してマットを敷かなくても、毛布を被ってすぐに眠れる。

③明るい色の車体が涼しい

黒っぽい色の車は、夏は太陽の熱で車内温度がとても高くなります。

エンジンの熱で車体も熱くなっているので車内で眠ると汗だくになります。

④エンジンルームの点検口の場所

エンジンルームの点検口が荷物室にあると、メインテナンスの度に荷物を降ろす必要があります。

荷室に自作の棚を作っている場合は、全て取り外す必要があるので面倒です。

⑤助手席が前に倒れる

雨の日に車を降りずに後部座席へ移動する際には大変便利です。

車中泊で便利なアイテム

ソロキャンプで車中泊する時にあると便利なグッズを紹介したいと思います。

【夏の季節】

蚊帳(モスキートネット)

テントの場合は出入口がメッシュ生地になっているので夏場は風が通り抜けて涼しいですが、車中泊の場合は窓を開けても網戸にはなりません。

そういう場合はテントの中に蚊帳を吊ると夏の夜でも快適に眠る事ができます。

夏の車中泊では蚊帳が便利

【冬の季節】

12V用の電気毛布

冬の夜は寒いので、電気毛布を利用するという方法があります。

12Vを家庭用の100Vに変換するインバーターがあれば家で使っている電気毛布を持ち込むこともできますが、12Vで使える電気毛布も発売されています。

とっても暖かくて快適なのですが、かなりの電気を消費します。

サブバッテリーを用意するかエンジンをかけた状態でしか使用はできませんが、眠る前にシュラフに入れておけば寒い冬の夜でも暖かく眠る事ができます。

12Vで使える電気毛布

ポータブル電源

車でキャンプをする場合は、キャンピングカーのサブバッテリーのように予備電源を積載することもできます。

スマホが必需品になった世の中では、ポータブル電源があると何かと便利です。

こちらのページでは、廃バッテリーを利用した自作のポータブル電源をご紹介しています。

【関連記事】

ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。

最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。

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【ソロキャンプ】

キャンプには色々な楽しみ方があると思います。

大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ

その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。

ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。

雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。

一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。

車中泊でソロキャンプ - テントが無くても車中泊で快適にキャンプ旅を楽しむ方法
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