キャンプ道具を吊り下げたい時にポールが1本でもあると便利ですよね。
しかし、ポールは1本だけでは自立せず、タープを張ったりスタンドを利用して立てるのが通常です。
そこで、三股ロープを使って1本のポールだけで自立させてみました。
ポールが自立すれば色々な用途に使えるようになり、重い水タンクを吊り下げてシャワーを浴びる事も可能になります。
キャンプ道具を吊り下げたい時にポールが1本でもあると便利ですよね。
しかし、ポールは1本だけでは自立せず、タープを張ったりスタンドを利用して立てるのが通常です。
そこで、三股ロープを使って1本のポールだけで自立させてみました。
ポールが自立すれば色々な用途に使えるようになり、重い水タンクを吊り下げてシャワーを浴びる事も可能になります。
自然落下式のシャワーを使う時は木に吊ったり、丈夫な柱に括り付けるのですがキャンプ場では意外にそのような場所が無いのが現実です。
この記事ではロープを使ってタープポールを自立させる方法を紹介しています。
1本のポールだけを自立させる為に使うアイテムは以下の4点になります。
もし、シャワーを使うなら、折り畳み式バケツとシャワーホースも必要です。
使用したポールは「LOGOS ロゴス アルミポール200cm」です。
素材は 6063アルミニウムで厚みは1.3mmあり、直径φ22mmと強度があります。
4本継ぎなので収納サイズが54cmとコンパクトで持ち運び易い事も利点です。
このくらいの強度があれば、重いシャワータンクをぶら下げる事が出来ます。
百均のソリッドペグを3本使います。
ペグの長さは200mmですが直径がφ9mmと太く、スチール製なのでガンガン叩いて打ち込むことができます。
もし、地面が柔らかい時は少し長いペグを使うと良いでしょう。
全長2メートルのポールを立てるなら、2.5mの二股ロープがあれば十分だと思います。
このロープも百均で販売されており、長さは5メートルでした。
ロープの両端に自在金具を取り付けて中央にループを作れば、簡単に二股ロープが出来上がります。
ポールを1本で自立させるには3か所から均等にロープで引っ張る必要があります。
そこで二股ロープに同じ長さのロープを1本追加します。
あらかじめ、このロープにもジザイを取り付けておきます。
まずは二股ロープに2.5mのロープを取り付けます。
二股ロープの中央にあるループに2.5mのロープを「もやい結び」で括り付けるだけです。
これだけで三股ロープになります。
3本のロープを均等な位置にペグダウンします。
今回は10リットルの水をぶら下げるので、しっかりとペグの根元まで打ち込みます。
そして、タープポールを垂直に立てます。
あとは、微調整しながら張り綱をピンと張れば完成です。
立てたタープポールの強度が、どのくらいあるのか実験してみます。
折り畳み式バケツの中に12リットルの水が入っています。
重量は12キロ。
バケツの取っ手にカラビナを取り付けます。
そして、そのカラビナを二股ロープの中央にあるループにも通します。
先程立てたポールを一度倒してから、ポール先端もロープのループに通します。
これで二又ロープのループには「2.5mのロープ」「カラビナ」「ポールの先端」が取り付けられた事になります。
そして、ポールの先端部分を手に持ち水の入ったバケツごと持ち上げます。
この時、ポールの接続部分より下側を持つと水の重さで接合部分やポール本体が破損する可能性があるので要注意です。
12キロの重さなのでメッチャ重いです。
腰を傷めないように肩でバケツを支えながら持ち上げるとスムーズに上がりました。
最後に重心のバランスが取れる位置でポールの角度を調整します。
このように12キロの重量物でもポールの先端なら支える事が出来ました。
ただ、私が水を持ち上げて感じたことは、人によっては持ち上げ方で腰や肩を傷める可能性がありますね。
そして、ポールの製造メーカーでは奨励されていない使い方なのでポールが破損しても文句は言えないという事ですね。
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このシャワーヘッドはコフラン社の「キャンプシャワー」から取り外したものを流用しています。
そして、シャワーヘッドにはホームセンターで購入したビニールホースを接続しています。
使い始める際はシャワーヘッドを口にくわえて少しだけ水を吸い出します。
すると、サイフォンの原理でバケツの壁を水が乗り越えるて流れ始めます。
シャワーの水が勢いよく出てきます。
ホースはダブルクリップで好きな位置に固定すると良いでしょう。
ポールの高さが2メートルでもシャワーで頭を洗う事が出来ますよ。
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このポールはランタンスタンドとしても使えます。
ランタンスタンドとして使う場合は、もっと細いポールでも問題ないと思います。
ランタンハンガーを使えば、ランタン以外に他の用途でも利用出来そうですね。
ポールの高さがあれば、ランタンの明かりで広範囲を照らすことができるので、おススメです。
今回使用したパーツは折り畳み式バケツの中に全て入れる事が出来ます。
流石にポールは長いのではみ出しますが、持ち運びに苦労することはありません。
自然落下方式の携帯シャワーを使う時はポールが自立すると便利なので、ご参考までに。
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ソロキャンプでは、雪の日の寒さや夏の太陽の暑さ、強風の怖さやそよ風の快適さ、雨の音や虫や鳥の鳴き声、肌を通して自然を実感することができます。
最近ではブッシュクラフトなど、キャンプ道具を自作して楽しむ方も増えてきました。様々なキャンプシーンで使える色々な情報を個人的な観点で綴って掲載しております。
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【ソロキャンプ】
キャンプには色々な楽しみ方があると思います。
大勢の仲間で楽しむ、宴会キャンプ
一人で、山の中や無人島にこもる、自分を見つめなおすキャンプ
キャンプ場で仲間を増やす、友達探しのキャンプ
観光を目的とし、宿泊費を浮かす為だけにする、ゲリラキャンプ
その他、キャンプ(野営)の目的は人それぞれで違いますよね。
ひとり旅でのソロキャンプの利点は誰にも邪魔される事無く、その時の状況でいつでも行き先や行動を変更したりできます。
雨が降ればテントでゴロゴロ、天気が良ければ木陰で昼寝、夜になれば焚き火で乾杯。
一人旅でキャンプを楽しみたい方に参考になればと思い、このホームページを製作いたしました。
キャンプ生活で起こる様々な問題やトラブル、ちょっとした工夫で快適なアウトドア生活が送れるアイデアなど、このページがお役に立てることができれば幸いです。
なお、一度書いた記事を再度、更新する事もしばしばあります。ページで紹介している、おすすめ商品が売り切れでリンク切れになっていることもございます。
そして、この記事を読む人によっては意見の相違もあるかと思いますが何卒ご了承願います。
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